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メンテナンス

モーターサイクルの性能維持に必要な消耗部品の定期交換をお勧めいたします。純正部品の交換及び車両の整備はヤマハ販売店にご依頼ください。

日常点検

ブレーキパッドが摩耗して摩擦材が使用限度よりも薄くなると、ブレーキタッチの変化やベーパーロックが発生しやすくなる不具合などが起きやすくなります。そのまま使い続けると消耗が進み、摩擦材が無くなると圧力板が直接ブレーキディスクに接触し、そして、制動力が極端に落ちブレーキディスクを傷付けてしまうため、ディスクの交換が必要となります。ブレーキパッドは使用限度前に交換することが大切です。

マスターシリンダーの液面位置(サービスガイドより一部抜粋)

車体を垂直に立て、ハンドルをまっすぐにする。覗き窓に付いている目盛りの"LOWER"を下回っているようなら、ブレーキパッドの消耗とブレーキフルードの液漏れを疑った方がよい。ブレーキフルードを定期的に交換していないと液内に混入した水分で液量が増加している恐れがある。その車両の取扱説明書やサービスマニュアルに記載された間隔で、定期的にブレーキフルードの交換と液漏れのチェックを行わなければならない。また、指定された正しいブレーキフルードを使用しなければならない。

パッド残量の目視(サービスガイドより一部抜粋)

摩擦材の溝の浅さや摩擦材の薄さから交換したほうがよいことがわかる。圧力板がディスクに近くなった場合は、パッドを取り外して損傷や偏摩耗のチェックをして摩擦材の厚さを測定すること。パッドの厚みの使用限度はその車両の取扱説明書を参照すること。

定期点検項目表

一般的な定期メンテナンスと注油時期
部品 整備方法 初期 走行距離
1000km
or
1ヶ月
7000km
or
6ヶ月
13000km
or
12ヶ月
19000km
or
18ヶ月
25000km
or
24ヶ月
31000km
or
30ヶ月
フロントブレーキ
  • 動作およびブレーキフルードの量・液漏れの確認
  • 必要に応じてブレーキパッドを交換
リアブレーキ
  • 動作およびブレーキフルードの量・液漏れの確認
  • 必要に応じてブレーキパッドを交換
ブレーキホース ひび割れや損傷の確認
交換 4年ごと
ブレーキレバーピボットシャフト シリコングリスを軽く塗布
ブレーキペダルピボットシャフト リチウム石けんグリースを軽く塗布

※交換時期、点検整備方法は該当モデルの取扱説明書をご覧ください。

TIP:油圧ブレーキのメンテナンス

  • ブレーキマスターシリンダーとキャリパーを分解した後は、必ずブレーキフルードを交換してください。定期的にブレーキフルードの液量を確認し、必要に応じて追加して下さい。
  • 2年ごとにブレーキマスターシリンダーとキャリパーの内部コンポーネントを交換し、ブレーキフルードを交換してください。
  • ブレーキホースは、4年ごともしくは、ひび割れや損傷を見つけた場合はすぐに交換して下さい。

※ 油圧ブレーキの性能維持のために、上記のメンテナンスが不可欠となります。

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