横浜ベイサイドマリーナWEST区画(神奈川県横浜市)
稼働中のマリーナで、老巧化した桟橋をリニューアル
稼働中のマリーナで、老巧化した桟橋をリニューアル
開業以来16年が経過し、天然木材を使用した浮桟橋のフレームやデッキの老巧化による腐食が目立つようになり、利用者の安全と景観の向上を図るためにアルミフレーム・人工木材デッキ桟橋へのリニューアルを実施いたしました。リニューアルは既存の杭をそのまま利用し、浮桟橋のレイアウトを変更することなく、既存施設もそのまま再利用し利便性と安全性の向上を図るかたちで計画施工されました。
所在地 | 神奈川県横浜市金沢区(Google map) | 用途 | プレジャーボート用海上係留施設 |
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係留隻数 | 小型艇50隻 | 浮桟橋係留 | 鋼管杭による係留(既存杭を使用) |
係船方法 | 補助桟橋(ダブルバース) | 附帯設備 | 水道設備、フットライト(足下灯) |
供用開始 | 平成24年3月 | 事業者 | 横浜ベイサイドマリーナ株式会社 |
浮桟橋(ピアステージII)、人工木材デッキ仕様
メイン桟橋は幅3.0mのアルミフレーム大型桟橋です。桟橋デッキ(板)は、腐食がなく経年劣化が少なく、リサイクル可能な人工木材を採用し、メンテナンス費の軽減を図っています。人工木材は天然木材(ハードウッド)に比べ、濡れた時の摩擦係数が大きく、すべりにくい素材です。なお、樹脂素材により発生しやすい静電気を除去する機能も設けています。
伸縮ジョイント連結
桟橋フレームに使用されているアルミ材が熱により膨張することを考慮し、採用された連結構造です。独自の形状をしたジョイントがフレキシブルに桟橋素材の伸縮に追随します。また、見た目も良く、安全性にも優れています。
三角コーナー一体型補助桟橋(フィンガー)
安全面に配慮し、デッキ面の凹凸を排除した三角コーナー一体型の補助桟橋です。船への乗降にも十分な広さを確保するとともに、デザイン性にも優れています。
内杭式パイルガイド
杭ローラーへ指などの挟み込みを防ぐために、ローラーは桟橋内部に収納しています。桟橋の内側に杭を配置することにより、桟橋の側面を最大限活用できます。
フロート560
補助桟橋用の小型フロートです。海水の浸入がなく長期にわたり浮力を維持します。
フットライト
ローライト時にデッキを照らし利用者の安全を守ります。
救命ラダー
収納式で貝類の付着もなく、船舶の係留にも邪魔になりません。
桟橋ガード
シンプルなデザインが好評です。接触時に船と桟橋の双方をガードします。
ヤマハ発動機株式会社 マリン事業本部
国内事業推進部国内営業部営業グループ
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