本文へ進みます

使い終わったバッテリーを、地域の力に変えるには?

モビリティのバッテリーに第二の役割を。使用済み電池を地域の持続可能な電源として循環させ、環境と暮らしが調和する未来を創造する。

の背景

世界で「脱炭素化」の動きが加速する中、電動化と電池の活用による再生可能エネルギーへの期待は日々高まっています。その一方で、希少資源の使用や製造時の環境負荷、使用効率の低さなど、数多くの課題が山積しているのも現状です。

私たちが取り組むバッテリーの循環利用(バッテリーサーキュラーエコノミー:以下BCE)は、こうした課題に対する一つの解決策になり得ると考えています。このプロジェクトは、ゴルフカーや公道走行型のグリーンスローモビリティで利用したバッテリーを、地域で使いやすい形の電源として再利用することで資源の価値を最大限に引き出し、環境への負荷を減らします。

従来の「エコな活動」は、消費者に負担や生活様式の変更を求めることが少なくありません。そこで私たちは異なるアプローチを模索することにしました。バッテリーの循環利用と地域での実装を通じて、環境と暮らし、両方の未来を切り拓いていきます。


目指す成果

  • ・環境負荷の低減と持続可能な事業の両立
  • ・負担なく脱炭素に貢献できる社会の実現

困りごと

バッテリーサーキュラーを実現するための共創パートナーの探索

モビリティ向けに設計されたバッテリーを蓄電池として使うには、事業スキームの確立や製品保証の考え方、状態管理システムの構築など、いくつもの課題があります。これらを乗り越えるには、自社の強みだけでなく、業界全体での連携が欠かせません。私たちは、長年培ってきたネットワークを活かし、新しい枠組みづくりに取り組んでいきます。


今後検討していきたいこと

  • リユースバッテリー活用に向けた共創先の探索
  • バッテリーサーキュラーが生み出す環境価値の定量評価

BCEの地域展開に向け、幅広いパートナーシップの構築を目指しています。バッテリー回収を担う地域パートナー、アプリケーション開発メーカー、そして地域課題の解決に意欲的な事業者・自治体との協力体制を築き、プロジェクトの可能性を大きく広げていきたいと考えています。


当プロジェクトでは、
共創パートナーを幅広く募集しています。
お問合せはこちら

技術・研究本部
共創・新ビジネス開発部 BCE事業推進G
bce_info@yamaha-motor.co.jp

このプロジェクトを
共に創りたい方

お問合せはこちら
ページ
先頭へ