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メタバースを地域活性化の入り口にするには?

地域の魅力が息づく、メタバースの新しい集いの場。静岡県森町の豊かな文化や特産品を舞台に、デジタル時代の地域活性化を実現する。

の背景

アバター(デジタル上の分身)を介して人々が交流できるメタバースは、次世代インターネットの要として大きな注目を集めています。

こうした流れを受け独自のメタバースを構築する企業もありますが、活気あるコミュニティの形成や人々の往来を生み出すのは簡単なことではありません。真に人が集う空間とするには、魅力的なコンテンツの創出が不可欠だと考えます。

そこで私たちはメタバースを活用し、自社製品との相性も良い「遊び場」として地域の魅力を発信することにしました。

まず取り上げたのは、ヤマハの主要拠点がある静岡県森町です。温暖な気候を活かした農業が盛んな森町には、米、茶、メロン、次郎柿、トウモロコシ、レタスなど、多彩な特産品があります。

また、秋葉街道の面影を残す旧家や古い蔵、商店などを開放して開催される「町並みと蔵展」は、観光の目玉となっています。さらに、14台の屋台が引き回される「森のまつり」、小国神社や天宮神社での「十二段舞楽」、山名神社の「天王祭舞楽」など伝統文化や歴史的資産も豊富です。

天宮神社で行われる十二段舞楽

このプロジェクトを通じて、メタバースでの交流人口を増やし、その体験をきっかけに実際の現地を訪れるという、バーチャルからリアルへと続く新たな顧客体験の創出を目指しています。これが実現すれば、地域が直面する過疎化や観光客の減少といった課題解決への糸口になるかもしれません。


目指す成果

  • ・トレイルの魅力と自社製品の価値を、メタバースで分かりやすく伝える
  • ・メタバースをきっかけに、実際に地域を訪れる人の輪を広げる

困りごと

コミュニティのさらなる活性化が必要

メタバース上にさまざまな情報掲載は可能なものの「メタバースから地域への人流形成」の実現に向けては多角的なアプローチが必要だと考えています。


今後検討していきたいこと

  • 継続的な人の流れを生み出すための施策

私たちは現在、メタバースにより多くの人々を呼び込むための施策を模索しています。目指すのは、メタバース内に継続的な人の流れがある「生きた空間」の創出。メタバースも人がいなければただの箱物となってしまうため、人々が自然と集まる仕組みづくりが重要だと考えています。


当プロジェクトでは、
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