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パワーロスを抑えた伝達力

モーターサイクルの性能維持に必要な消耗部品の定期交換をお勧めいたします。純正部品の交換及び車両の整備はヤマハ販売店にご依頼ください。

ドライブチェーンは金属プレートが金属ピンの部分で回転できるように可動的に結合されています。この可動部分を滑らかに動かすために、ローラーやグリース、シールリングを組込み、エンジンパワーのロスを最小限に抑えるための対策をしています。

リンク部の摩擦抵抗が低いシールチェーンの採用

駆動力の伝達ロスはドライブチェーンとスプロケットとの摩擦抵抗、ドライブチェーンリンク部の摩擦抵抗、ドライブチェーンのたるみが原因となります。ドライブチェーンはリンク部に潤滑油を注油することで、摩擦抵抗を減らし駆動力のロスを軽減することができます。この潤滑油をシールリングで密封したものがシールチェーンです。ヤマハでは多くのモデルでシールチェーンを採用しており、回転するドライブチェーンの遠心力や摩擦熱でグリースが抜け出さないよう、シールリングのシール性を高める工夫がされています。ドライブチェーンのたるみによる駆動力の伝達ロスは、定期メンテナンスのテンション調整で対応できます。

YAMALUBE チェーンオイル

ヤマハのオイル&ケミカルブランドであるYAMALUBEは純正ドライブチェーンに最適なチェーンオイルの開発を行っています。適切なチェーンオイルでメンテナンスをすることによって、本来のパーツ寿命まで使用することが可能となります。

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