サンマリーナホテル浮桟橋(沖縄県国頭郡)
リゾート地の景観に配慮した浮桟橋の全面リニューアル
リゾート地の景観に配慮した浮桟橋の全面リニューアル
沖縄のリゾート地として人気の東シナ海側に位置し、様々なマリンアクティビティーを体験できるリゾートホテルです。平成24年9月、台風16号、17号が連続して沖縄を直撃し、浮桟橋をはじめその他施設が大きな被害を受けてしまいました。破損した施設を新たに全面リニューアルし、景観性の向上と安全面への配慮を両立した係留施設へ生まれ変わりました。
所在地 | 沖縄県国頭郡恩納村(Google map) | 用途 | プレジャーボート用海上係留施設 |
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保管隻数 | 50ftクラス 1隻・30ftクラス 5隻 | 浮桟橋係留 | 鋼管杭とH鋼ガイドレールによる係留 |
係船方法 | 補助桟橋(シングル・ダブルバース) | 附帯設備 | 補助桟橋、連絡橋、手摺 |
供用開始 | 平成25年8月 | 事業者 | サンマリーナ・オペレーションズ株式会社 |
浮桟橋(ピアステージⅡ)、人工木材デッキ仕様
人工木材デッキ仕様の強化型アルミフレームの浮桟橋です。腐食や経年劣化での色落ちが少なく、マリーナを明るく保ちます。人工木材は天然木材(ハードウッド)に比べ、濡れた時の摩擦係数が大きく、すべりにくい素材です。なお、樹脂を含む人工木材で発生しやすい静電気を除去するライナーを設けています。
多目的浮桟橋
浮桟橋で四方を囲まれた水域を設けました。透明度が高く十分な水深のある本施設では、ホテルのマリンアクティビティーの選択肢を広げるものとして期待されています。
フロート560(新開発)
マリンアクティビティーを楽しむ観光客に安心・安全に利用していただくため、1.2mと幅の狭い補助桟橋の長手方向に新開発のフロート560を並列に配置することで横揺れを軽減させ、桟橋の安定性を飛躍的に高めました。
H鋼ガイド
H鋼材を用いて護岸に浮桟橋を固定し、上下の潮位変化にもスムーズに追随するガイド装置です。浮桟橋との接合にはラバージョイントを介し、船舶衝突による耐衝撃性能も高めています。
パイルガイド
鋼管杭に浮桟橋を係留するためのパイルガイドは、3つのゴム製ローラーで効率良く浮桟橋を保持し、かつ潮位変化にもスムーズに対応します。
連絡橋
アルミ製で腐食に強く、ローラーにより干満差に対応します。
手摺
利用者を落水から守る手摺を設置。
ヤマハ発動機株式会社 マリン事業本部
国内事業推進部国内営業部営業グループ
受付時間 9:00~12:40、13:25~17:00
(祝日、弊社所定の休日等を除く)
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