横浜ベイサイドマリーナ スーパーヨットバース(神奈川県横浜市)
将来の大型化を見据えた日本初の150フィート艇用浮桟橋バースを新設
将来の大型化を見据えた日本初の150フィート艇用浮桟橋バースを新設
近年保管係留艇の大型化が顕著になり、横浜ベイサイドマリーナでは利用者の要望に応えるために、2005年と2007年にマキシクルーザー桟橋(80ft~100ft艇用)14隻、2012年にメガ桟橋(100ft艇用)2隻と整備してきましたが、将来の更なる大型化を見据え、浮桟橋保管バースとしては世界でも類を見ない150ft艇6隻の係留保管桟橋を計画し、このたび第1期整備として2隻分の桟橋を完成させました。
所在地 | 神奈川県横浜市金沢区(Google map) | 用途 | 大型艇用海上係留施設 |
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係留隻数 | 150フィートクラス大型艇2隻 | 浮桟橋係留 | 鋼管杭による係留 |
係船方法 | 補助桟橋(1シップ1バース) | 附帯設備 | 連絡橋、セキュリティゲート、ピアライト、給電給水設備(100A/200V)、救命ラダー |
供用開始 | 平成26年4月 | 事業者 | 横浜ベイサイドマリーナ株式会社 |
主桟橋
アルミ強化フレームによる幅4mの主桟橋は、ダブルローラー構造の内杭ガイドで固定しており、また主桟橋の有効幅員の最大化と景観への配慮から、杭は桟橋の外側一列に配置しています。スーパーヨット専用のセキュリティゲートを設けています。
補助桟橋
スーパーヨットバースの補助桟橋(全長46m)は内杭式の杭6本で支えるレイアウトです。大きなD型防舷材と大型のクロスビットを備え、150フィート艇の1シップ1バースの需要に応えます。
連絡橋
護岸と主桟橋を結ぶ約14mの専用連絡橋は、既存護岸に張り出しデッキを造り、主桟橋と繋げています。
パワーポスト(100A/200V)
スーパーヨットクラスのボートでは、100A/200Vのアウトレット(コンセント)のパワーポストが設置されています。1隻に対して最大4個のアウトレットが設置できる設計になっています。
救命ラダー
利用者の安全確保のために収納式救命ラダーを装備。貝類の付着もなく、船舶の係留にも邪魔になりません。
ピアライト
桟橋の先端に大型ピアライトを設置し、夜間航行の安全性を高めます。
大型クロスビット
スーパーヨットの確保に特大のステンレスクロスビットを1隻あたり14個配置しています。
既設桟橋との渡橋
既設のビジター桟橋と繋ぐ連絡橋と水道連結装置を設置しました。
ヤマハ発動機株式会社 マリン事業本部
国内事業推進部国内営業部営業グループ
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