美浜町レイクセンター 遊覧船桟橋整備工事（福井県美浜町）
美浜町レイクセンター 遊覧船桟橋整備工事
再生可能エネルギーを活用する遊覧船就航と合わせた観光拠点施設整備計画
美浜町レイクセンターは名勝「三方五湖」の魅力を発信・活用する拠点として計画され、国内初となる電池推進遊覧船が発着するFRP浮桟橋（ポンツーン）、メンテナンス用アルミ製桟橋、カヌーやサップ用の低乾舷レジャー桟橋が整備されました。その他レンタルサイクルステーションや、地元食材を楽しめる憩いの場やテラスなど、美浜町の魅力を体験できる施設です。
| 所在地 | 〒919-1124 福井県三方郡美浜町早瀬24-4-1（Google map  ） |
用途 | 遊覧船係留浮桟橋 メンテナンス用桟橋 レジャー用桟橋 |
|---|---|---|---|
| 供用開始 | 令和5年4月 | 事業者 | 福井県美方郡美浜町 |
遊覧船乗降用メイン桟橋（FRP製）
メンテナンス用桟橋（アルミ製）
レジャー桟橋（低乾舷アルミ製）
FRP浮桟橋（ポンツーン） メイン桟橋
優れた耐候性と高浮力で安定感のあるFRP浮桟橋（ポンツーン）を採用し、遊覧船と浮桟橋の乾舷の高さが同じになるよう設計を行いました。干満差による乗り降りの負担が軽減され、加えて手すりの設置によって利用者（主に高齢者や女性）のバリアフリー対策としました。
浮桟橋（ピアステージⅡ） メンテナンス用桟橋 レジャー桟橋
人工木材デッキ仕様の強化型アルミフレームの浮桟橋です。腐食や経年劣化での色落ちが少なく、マリーナを明るく保ちます。人工木材は天然木材（ハードウッド）に比べ、濡れた時の摩擦係数が大きく、すべりにくい素材です。
FRP浮桟橋（ポンツーン）の主な特長
- FRP本体は優れた耐候性で腐らないため、維持管理費を軽減
- 喫水が30cmと浅く設定できるため、水深が浅い場所でも設置が可能
- 低重心で安定性が高く、独自の底形状により揺れに対する復元力が高い
- 甲板とフロートが一体構造（モノコックタイプ）で軽量なため、運搬・施工が容易
- 浮力が大きいため、乾舷を0.5〜1.2mに自由に設計可能
- FRP素材は、ほぼ100％リサイクル可能
【メイン桟橋】
連絡橋（屋根付き）
アルミ製で腐食に強い連絡橋です。スムーズに潮位の変化に追随できるように、ローラーや緩衝材を装備しています。
パイルガイド
鋼管杭に桟橋を係留する3点支持のパイルガイドは、ゴム製の3個のローラーがスムーズに潮位の変化に追随し、しっかりと桟橋を保持しています。
安全手摺
【メンテナンス桟橋】
バキューム装置
クロスビット
散水栓
【レジャー桟橋】
連絡橋
アルミ製で腐食に強い連絡橋です。カヌーやサップボードを運びやすいように巾が広くなっています。
ヤマハ発動機株式会社 マリン事業本部
マーケティング統括部 マーケティング部
国内グループ新居
受付時間 9:00～12:00、13:00～17:00
（祝日、弊社所定の休日等を除く）
浮桟橋（ポンツーン）などの船舶係留設備から漁港やマリーナのトータルプロデュースまで、お気軽にお問合わせください
