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今月のJW女子(2019年11月)

ヤマハ車椅子用電動ユニット(JWX-1)を使用されている岩間 由里子さんにお話を伺いました。

今月のJW女子 11月

ヤマハのJWにした決め手!

「ヤマハのユニットにしましょう!」との車椅子業者さんの一言に尽きますね。
他にもメーカーさんがありましたが、「人気のメーカーはどこ?」と尋ねたところ「ヤマハ!」と即答でした。
業者の方曰く「ヤマハ製品はそもそも壊れにくく、不具合の事例を聞いたことがない。アフターサービスも万全で、万が一何かあっても、どこの業者さんでも対応できるし、部品も直ぐに取り寄せられる」とのことでした。そんな、ヤマハ製品の信頼性・安全性、そしてアフターサービスの高さを買って、勧められるがまま(笑)のチョイスです。
話は逸れますが、私自身、子どもの頃ピアノを習っていて、ヤマハブランドへの憧れや親しみがあったことも影響しているかもしれません。

ヤマハのJWで気に入っているところ

  • ・風を切る爽快感
    風を切って走る感じが大好きです。本当に気持ちがいい(満面の笑み)。この爽快感は歩いている人には感じられない心地よさです。
    平らな一本道を見つけると、つい、ビューンと走りたくなっちゃう(笑)。これは、電動車椅子ならではの特別なプレゼントだと思っています。
  • ・自分の意思で、タイミングで、行きたいところに行ける
    車椅子を人に押してもらうと、自分の思うタイミングと違うんですよね。手動車椅子から乗り換えた時に、あまりの自由さに感激したことを覚えています。しかも腕が痛くならずに漕げるんですよ。家の目の前が坂道なんですが、「JWなら行けるじゃん!」って。
    以前、イルミネーションを見に出かけた時、真っ平らな道が通っていたので、ヘルパーさんに「ここで待っててくださいね」と言い残し、一人で5往復してしまったくらいです(笑)。

ヤマハのJWで改善して欲しいところ

  • ・手動と電動の切り替えレバーの位置がわかりにくい
    レバーが黒で目立たず、ヘルパーの方に説明しても、レバーの位置が伝わりにくいんです。

    ★JW担当:現行モデルは、レバーの持ち手部分が黄色になり、レバーの位置が分かりやすくなっています。

    岩間さんの車椅子
    現行の「JWX-1 PLUS+」
  • ・コントローラーの位置が動かせるといい
    コントローラ部を抜き差しして机に近づけることは知っているのですが、抜き差しするほどではなく、ほんの少し前後に倒したり、向きを変えたりできるととても便利だと思います。

    ★JW担当:車椅子の形状によっては、操作部を格納できるスライドブラケットの取り付けができます。

    岩間さんの車椅子
    スライドブラケット
    ※JWアクティブ PLUS+に標準装備
  • ・コントローラーの小型化と取付位置の自由度アップ、操作部形状のバリエーション強化
    身体のバランスを取るために、肘掛けが長いタイプの車椅子に乗っているため、コントローラーの設置位置が少し遠いんです。コントローラーがもう少し小さくなって、手前に付けられると操作しやすくなります。電源スイッチの場所も自由に移動できると便利です。また、操作部の形状がもっと色々あると良いのにな。

    ★JW担当:現行モデルは、前後方向、左右方向それぞれ入力方向を反転させることができるので、コントローラーを取り付ける向きの自由度は高くなっています。また操作部は、現在6タイプのオプションノブがございます。さらにPLUS+シリーズ専用オプションで、コントローラー(ジョイスティック部)と液晶画面(スイッチボックス)が別々になっている商品もございます。

    コントローラーと液晶画面が別々になった「JWX-1 PLUS+」
    2019年東京モーターショーに特別出展

メッセージ

もっと早くに「今月のJW女子」に出たかった! 以前はもっとグイグイ操作して一人で行動し、自分だけの時間を作ったりしていたので、JWに出会った時の感動を、電動車椅子の素晴らしさを、もっともっと鮮烈にお伝えできたのに……。
とはいえ、JWを使うことで、行きたいところに自由に行けるし、やりたいこともやれる。
正直、病気のことが分かってやけくそになっていた時期もありました。でも後悔しないために、“今できることをやろう!”ということに気づいてから、やりたいこと、今できることにどんどん挑戦しています。

私は、かわいい洋服が大好き! 車椅子で外出すると、車椅子にばかり注目されがちなので、かわいい服を着ることで、そちらに関心を逸らすという、武装的な意味合いもあるけれど、おしゃれしていると、自信が持てるし、がんばれるんです。障がいがあったって、おしゃれを楽しみたい。
だから、他の方がどんな工夫をしているのか、どんなところで服や靴を買っているのか、どんな風にリメイクしているのか知りたいし、自分が知っていることをシェアしたい。そこで、「COTTONさくらんぼ」というボランティア団体を始めました。服飾学校の講座を受けたりもしたんですよ。

また、以前からラジオが大好きで、声のお仕事してみたいなぁと思っていたのですが、いろんな人とのご縁もあって、今、府中市のコミュニティーFM「ラジオフチューズ」でラジオパーソナリティを務めています(ListenRadio・リスラジというアプリで全国どこからでもお聞きいただけますよ!)。新しい番組のお話もあって、毎日が充実しています。

JWを使うか迷っている方、“迷っていることは、やっちゃおう!”って言いたいです。やってみたら、やってよかったと思うことが増えるし、選択肢も広がる。電動に乗ることで、何もかもが変わりますよ。

来月のJW女子を紹介してください!

来月のJW女子は、波子 sanを紹介します。

撮影協力:
オレンジブーツ
東京都府中市宮町1丁目100 ル・シーニュ5F
電話:042-319-9732

府中市市民活動センター・プラッツ内にあるカフェラウンジ「オレンジブーツ」。ミツバチの足は色んな花粉をつけていることから「オレンジブーツ」と言われており、色々なところから美味しい食材を集めて提供するというコンセプトからネーミング。

府中市の姉妹都市である長野県佐久穂町から取り寄せた野菜やハム、サーモンを使った日替わりプレートやサンドイッチのほか、りんごジュース、有機トマトの ジュース、甘酒スムージーなどが人気です。サントリー武蔵野ビール工場が近くにあり、本来であれば工場でしか飲めない限定ビールも提供しています。
また、伊豆大島でしか販売していないアイスクリームを11月から数量限定で販売予定だそうです。

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