防災桟橋（静岡県浜松市・湖西市）

水難事故や災害時等の救急搬送のための桟橋

公共マリーナが、水難事故や災害時の救急・救命活動や資材運搬など水上と陸上とを結ぶ防災拠点として機能することを目的とした「防災桟橋」が浜名湖の公共マリーナ４施設に整備されました。防災桟橋は、水上デッキ面積を広くし、架橋スロープも拡幅と段差をなくした構造により、けが人等をストレッチャー（担架）に乗せたまま救急車まで移送することが可能になっています。

所在地	静岡県・浜名湖に4カ所	用途	防災用施設
浮桟橋係留	簡易係留杭による係留	附帯設備	ストレッチャー対応連絡橋（門扉付き）
施設完成	平成26年7月	事業者	（財）浜名湖総合環境財団

宇佐見公共マリーナ

浜松市西区雄踏町宇布見

伊佐見公共マリーナ

浜松市西区古人見町

伊目公共マリーナ

浜松市北区細江町気賀

入出公共マリーナ

湖西市入出

連絡橋（幅1.2m仕様）

連絡橋は、腐食に強いアルミフレーム桟橋で、ローラーにより潮の干満にスムーズに対応します。なお、スロープ幅を1.2mに拡幅し、浮桟橋から救助者をストレッチャーに乗せたまま救急車まで移送を可能にしています。床板面には滑り止め加工を施し、ストレッチャーのキャスター幅に合わせ、踏み桟を短くし救助活動の作業効率を良くするとともに安全性を向上させています。