モビリティ体験会「NEW MOVE! FROM UENO」へ協力

ヤマハ発動機は、昨年2023年11⽉25⽇（⼟）、26⽇（⽇）に上野恩賜公園にて東京都台東区が主催する上野公園モビリティ体験会「NEW MOVE! FROM UENO」に協力しました。

当社はこれまで、さまざまなステークホルダーと共創しながら、まちなかで人や社会のWell-beingの向上を実現するための研究開発活動「Town eMotion」を進めています。今回は都心部の人気エリアでの低速モビリティの有効性の検証を行うため、台東区の活動に協力することになりました。

東京都台東区は各地区のさらなる魅力向上と、区民・来街者の利便性向上に向け、新たなモビリティの導入を検討しています。このたび、様々なモビリティの特徴や同区内におけるニーズなどを把握することを目的に、「モビリティ体験会」を実施しました。当社からはコンパクトでオープンな電動モビリティとして定評のあるグリーンスローモビリティ「AR-07」・ 時速6kmで座って移動ができる新しいスタイルのパーソナルモビリティ「NeEMO」の体験試乗機会を提供しました。
また、これらモビリティの発着場所には、新たな取り組みとして「ラウンジモビリティ」を用意し、モビリティ利用者以外の方々が休憩・交流できるくつろぎの場を設置しました。

実施期間は冷え込みが厳しく、さらに日曜日には時折雨の降る中にもかかわらず多数のお客様が新しいモビリティでの移動を体験されました。「公園の中をこのように移動できるのは楽しい」「住んでいる街は移動が不便。ぜひ走らせてほしい」という声が多数寄せられ、都心部でも低速モビリティの有効性が確認できました。当社では今後もこのような実証実験を進め、自治体や他の企業との共創を通じてまちの課題解決に積極的に取り組んでいきたいと考えています。