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Q&A:バッテリーについて

ヤマハ電動車椅子についてよくあるお問い合わせとその回答をご紹介します。

01

現在販売中のバッテリーにはどんな種類がありますか?違いなどを教えてください。
標準仕様の「ニッケル水素バッテリー(Ni-MH)」と、「リチウムイオンバッテリー(Li-ion)」の2種類をご用意しています。
リチウムイオンバッテリーはニッケル水素バッテリよりも約2倍の航続距離があります。

●バッテリー&充電器

ニッケル水素バッテリー

専用ニッケル水素バッテリー

充電器 (Li-ion、Ni-MH共用)

メーカー希望小売価格
(消費税10%を含む):
68,200円
(税抜価格 62,000円)
メーカー希望小売価格
(消費税10%を含む):
31,680円
(税抜価格 28,800円)
重量 2.9kg
容量 24V×6.7Ah
充電時間 2.5時間~3時間※1
重量 1.3kg
電源 AC100V~240V 50/60Hz
TAISコード:
00233-000010
TAISコード:
00233-000112

※1 バッテリー残量警告等点灯から満充電まで。時間は目安であり、気温や電源の状態により充電時間が異なる場合があります。

リチウムイオンバッテリー

専用リチウムイオンバッテリー

充電器 (Li-ion、Ni-MH共用)

メーカー希望小売価格
(消費税10%を含む):
109,780円
(税抜価格 99,800円)
メーカー希望小売価格
(消費税10%を含む):
31,680円
(税抜価格 28,800円)
重量 3.4kg
容量 25.2V×10.08Ah
充電時間 約4.0時間※1
重量 1.3kg
電源 AC100V~240V 50/60Hz
TAISコード:
00233-000076
TAISコード:
00233-000112

※1 バッテリー残量警告等点灯から満充電まで。時間は目安であり、気温や電源の状態により充電時間が異なる場合があります。

02

ニッケル水素バッテリーとリチウムイオンバッテリーに互換性はありますか?
互換性はあります。
現在発売されているヤマハの電動車椅子は、ニッケル水素バッテリーとリチウムイオンバッテリー両方とも使用できます。また過去製品のJWX-1、JWアクティブ、タウニィジョイエックス、ジョイユニットエックスも両方とも使用できます。

◎現在発売中のヤマハ電動車椅子

◎過去に販売していたヤマハ電動車椅子

03

バッテリーの色が違いますが、互換性はありますか?
互換性はあります。
現在のニッケル水素バッテリーとリチウムイオンバッテリーの色は黒色ですが、過去は灰色でした。
色が変わっただけで、機能はほとんど変わっておらず、航続距離や性能に違いはありません。
現行品
過去製品

04

バッテリー充電にかかる電気代は?
ニッケル水素バッテリー、リチウムイオンバッテリー、それぞれ1回の満充電にかかる電気代の目安は下表のようになっています。
1回の満充電にかかる電気代の目安
バッテリー種類 1回の満充電にかかる電気代
(1KWH=31円として計算)
ニッケル水素バッテリー ¥10
リチウムイオンバッテリー ¥17

・数値は目安であり、保証する値ではありません。

05

バッテリーの充電時間を教えてください。
バッテリーが空の状態から充電を始めたとして充電開始から完了までにかかる時間は、ニッケル水素バッテリーで2.5~3時間、リチウムイオンバッテリーで約4.0時間です。

ニッケル水素バッテリー
Ni-MH

2.5時間~3時間

リチウムイオンバッテリー
Li-ion

約4.0時間

06

バッテリーの寿命の目安を教えてください。
バッテリーの寿命は使用状況や保存状態、走行状態、気温、充電のしかたなどにより異なります。バッテリーは消耗品ですので、1回の充電で走れる距離が著しく短くなってきたら寿命と考え、新しいバッテリーに交換してください。ヤマハ電動車椅子用バッテリーの寿命の目安は下表のとおりです。
なお、ニッケル水素バッテリーの場合、メモリー効果が働いてバッテリー性能が落ちている場合もあります。このような時は、リフレッシュ充電をしてから寿命の判断をしてください。
ヤマハ電動車椅子用バッテリー寿命の目安
バッテリー種類 対応充電器 バッテリーの寿命の目安
ニッケル水素バッテリー(Ni-MH)
ESC3

充電と放電を300回程度行なうと、新品時の容量に対して約60%まで減少します。
充電終了直後にもかかわらず容量表示ランプが5つ点灯にならない場合、劣化が進んでいる可能性があります。

>もっと詳しく
リチウムイオンバッテリー(Li-ion)
最初の充電開始より8年、
または積算充電容量8000Ah、
または劣化度合い25%※1

使用できなくなります。
>もっと詳しくPDF (697KB)
  • ・数値は目安であり、保証する値ではありません。
  • ・バッテリーの寿命は使用状況や保存状態、走行状態、気温、充電のしかたなどにより異なります。
  • ・1サイクル=バッテリーを使い切ってから満充電にすること。
  • ※1 劣化度合いとは、バッテリーの劣化状況を新品に対する容量比で表したものです。

07

継ぎ足し充電しても大丈夫ですか?
大丈夫です。
ヤマハのバッテリーはマイコン内蔵型であり、使用状況を監視しています。ただし、バッテリー性能を維持させるために、充電器のリフレッシュランプが点滅した時は、必ずリフレッシュ充電をしてください。

08

「リフレッシュ充電」とは?
充電器 (Li-ion,Ni-MH共用) はNi-MHバッテリーの充電において、リフレッシュ充電機能を備えています。
リフレッシュ充電は、メモリー効果を予防、解消するためにバッテリーに残っている電気を放電してから充電を開始します。充電器にバッテリーを差し込んでリフレッシュランプが点滅した場合、リフレッシュ充電を実施してください。

リフレッシュランプ点滅の動画

09

メモリー効果とは?
ニッケル水素バッテリーは、少しだけ使ってすぐに充電しなおすような使いかたを繰り返すと、実際に使える容量が減少する現象が発生します。この現象をメモリー効果と呼びます。メモリー効果は、バッテリーの電気を放電しきってから充電することで予防、解消することができます。
リチウムイオンバッテリーでは発生しません。

10

「リフレッシュ充電」はいつすればいいのですか?
充電器のリフレッシュランプが点滅したら、リフレッシュボタンを押してリフレッシュ充電をしてください。
ヤマハのニッケル水素バッテリーに内蔵されたマイコンが使用状況を監視し、適切なリフレッシュ充電のタイミングを充電器側のランプでお知らせいたします。
※前項 08.「リフレッシュ充電」とは?で、リフレッシュランプ点滅の映像をご覧いただけます。

11

「リフレッシュ充電」にかかる時間は?
リフレッシュ充電にかかる時間はバッテリー残量により変化します。リフレッシュ充電開始から充電終了までにかかる時間は、通常3~19時間です。(旧ニッケル水素バッテリー専用充電器(JWC-2)でのリフレッシュ充電の場合、3~15時間です。)

12

充電器の緑色ランプが点滅しています。
充電が待機中の状態です。バッテリーの温度が0度以下や40度以上の場合は充電できません。適切な温度に復帰すると充電を始めます。

13

充電器の橙色のランプが点滅しています。
リフレッシュ充電の合図です。ランプの点滅中にリフレッシュボタンを押してリフレッシュ充電を行ってください。

14

充電が完了してもバッテリー残量ランプが全部点かない。
理由は2つ考えられます。
1つ目はバッテリーの寿命です。内蔵されたマイコンがバッテリーの劣化度合いを把握して新品時の80%以下になると充電が完了しても5灯目がつかなくなります。更に劣化して60%以下になると4灯目もつかなくなります。この状態になったら寿命の目安としてください。(※バッテリー寿命の目安については Q.06 の項もご参照ください。)
2つ目はバッテリーの温度上昇による充電中止です。気温の高い環境下での充電や新品のバッテリーを充電したときに起こる現象です。バッテリーを一旦充電器から外してから再度充電してください。

15

ニッケル水素バッテリーの保管方法を教えてください。
バッテリーは消耗品です。未使用であっても長期間保存した場合は、バッテリーは劣化し容量は減少します。複数のバッテリーをご使用の際は交互にお使いください。
バッテリーを保管する時には、涼しくて乾燥した場所を選んで保管してください(保管には気温が10℃~25℃の場所が適しています)。
下記のやりかたで保管してください。
  • ●バッテリーを保管するときは、必ず保護キャップを取り付けてください。
  • ●バッテリーは涼しくて乾燥した場所に保管してください。
  • ●30日以上使用しないときは、満充電状態で保管してください。
  • ●使用しない期間が3 ヶ月を超える場合は、3 ヶ月おきに充電してください。
  • ●気温10~25℃が保管に適した環境です。

16

リチウムイオンバッテリーの保管方法を教えてください。
バッテリーは消耗品です。未使用であっても長期間保存した場合は、バッテリーは劣化し容量は減少します。複数のバッテリーをご使用の際は交互にお使いください。
バッテリーを保管する時には、涼しくて乾燥した場所を選んで保管してください(保管には気温が10℃~25℃の場所が適しています)。
下記のやりかたで保管してください。
  • ●バッテリーを保管するときは、必ず保護キャップを取り付けてください。
  • ●バッテリーは涼しくて乾燥した場所に保管してください。
  • ●30日以上使用しないときは、容量表示ランプが3つ点灯するように充電した状態で保管してください。
  • ●使用しない期間が3ヶ月を超える場合は、3ヶ月おきに容量表示ランプが3つ点灯するように充電してください。
  • ●気温10~25℃が保管に適した環境です。

17

使わなくなったバッテリーはどうしたらいいですか?
リサイクルにご協力ください。寿命を迎えた使用済みバッテリーは電動車椅子の購入先、レンタル先にお渡しください。貴重な資源として再利用します。

18

ニカドバッテリーは新品を購入できますか?
ニカドバッテリーは販売を終了しており、新品を購入することはできません。
またニカドバッテリーで動く過去のJW製品では、現在のニッケル水素バッテリーとリチウムイオンバッテリーを使うことはできません。

19

車椅子に装着したまま、バッテリーの充電は可能ですか?
リチウムイオンバッテリーは写真のように充電が可能です。
ニッケル水素バッテリーではできません。

20

旧充電器の取り扱い方法を教えてください。
ニッケル水素バッテリー専用充電器(JWC-2)及びリチウムイオンバッテリー専用充電器(ESC1)の取り扱い、充電方法は下記PDFより確認願います。
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