本文へ進みます

ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

クリーンウォーターシステム(CW)

パナソニック株式会社との協業によりインドネシア・スンバワ島に設置 社会貢献活動事例

独立電源パッケージ「パワーサプライステーション」を備えた浄水装置を、インドネシア共和国西スンバワ県ブランレア郡ララック・ロンゲス村に設置しました。

2017年5月26日 インドネシア

ヤマハ発動機株式会社は海外における社会貢献活動の一環で、途上国支援としてアフリカ、アジアなどの「安全な水」へのアクセスが難しい村落に向け、小型浄水装置「ヤマハクリーンウォーターシステム」の導入により、衛生的な飲用水・生活用水の供給を支援しています。

2017年にはパナソニック株式会社との協同プロジェクトを通じ、同社の独立電源パッケージ「パワーサプライステーション」を備えた浄水装置を、インドネシア共和国西スンバワ県ブランレア郡ララック・ロンゲス村に設置しました。同国のスリカット・タニ・プンバグナン財団が在インドネシア日本国大使館と連携し、ODA(政府開発援助)「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を通じて実現したものです。

パナソニック株式会社のパワーサプライステーションは、太陽電池(最大発電量3kW)や蓄電池(総蓄電容量17kWh)によってクリーンで安定した電力を供給。ヤマハクリーンウォーターシステムにパワーサプライステーションを併設することで、24時間を通して衛生的な水の安定した供給を実現しました。

ララック・ロンゲス村で飲料水や生活用水として主に利用される井戸水は、乾季の水位低下・枯渇や水質汚染などにより衛生的な水の確保が難しく、その改善が重要な課題でした。ヤマハクリーンウォーターシステムの導入により、住民は常に衛生的で安全な水へのアクセスが可能となり、住民の生活向上と健康改善に寄与しています。
また、太陽光発電による電力はシステム稼動の電力として使われるほか、余剰電力は村役場や学校に供給されています。

ヤマハクリーンウォーターシステムは、「緩速ろ過」という自然界の水浄化機能をベースにしたシンプルな構造が特徴です。大きな電力を必要とせず、専門の技術者によるメンテナンスが不要なため、住民による自主運営が可能です。「新興国の社会事情に調和するシステムデザインとして秀逸である」などの評価により、2013年度グッドデザイン金賞を受賞しています。

当社は、世界的な社会課題の解決に、日本政府、国際機関やNGO、民間企業CSR活動と連携して、飲用水および生活用水に恵まれない地域の生活環境の向上に取り組んでいます。

その他 事例

ページ
先頭へ