「環境省 グッドライフアワード 実行委員会特別賞」を受賞 社会貢献活動事例
環境省主催の「第8回 グッドライフアワード」の「実行委員会特別賞 子どもと親子のエコ未来賞」を受賞しました。
2020年12月07日 アフリカ
ヤマハ発動機株式会社は海外における社会貢献活動の一環で、途上国支援としてアフリカ、アジアなどの「安全な水」へのアクセスが難しい村落に向け、小型浄水装置「ヤマハクリーンウォーターシステム」の導入により、衛生的な飲用水・生活用水の供給を支援しています。
この社会貢献活動に関連し、ヤマハクリーンウォーターシステムを設置した村落で実施した「紙芝居による安全な水の利用啓発プロジェクト」が、環境省主催の「第8回グッドライフアワード」の「実行委員会特別賞 子どもと親子のエコ未来賞」を受賞しました。
グッドライフアワードは、環境に優しい社会の実現を目指し、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取り組みを募集して紹介、表彰し、活動や社会を活性化するための情報交換などを支援していくプロジェクトです。
社会貢献活動の一環である「紙芝居による安全な水の利用啓発プロジェクト」は、長い間、河川等から汲み上げた水をそのまま生活水として利用してきた村落の子どもたちに対して、安全な水の重要性を深く理解してもらうことを目的としています。また、「電気を使わない」「言語に頼らない」など現地環境に即した啓発活動のパッケージとして、「紙芝居」を「寸劇」で補足するという手法を選択しました。
2019年6月にはセネガル共和国ダガナ近郊のデゲンベレ村、バハオ村、ウロケレ村を訪問し、広場や学校で子どもたちに向けた啓発活動を実施しました。
本事例のきっかけであるヤマハクリーンウォーターシステムは、「緩速ろ過」という自然界の水浄化機能をベースにしたシンプルな構造が特徴です。大きな電力を必要とせず、専門の技術者によるメンテナンスが不要なため、住民による自主運営が可能です。
当社は、世界的な社会課題の解決に、日本政府、国際機関やNGO、民間企業CSR活動と連携して、飲用水および生活用水に恵まれない地域の生活環境の向上に取り組んでいます。
その他 事例
- 2023年10月6日ヤマハクリーンウォーターシステム導入によるインパクト加重会計で評価
- 安全な水へのアクセスは、SDGsにも掲げられた重要な課題の一つ(目標6)です。
- 2023年7月10日 インドネシア日本国政府との協業で、インドネシア・パプア州の2つの島へ寄贈
- ヤマハ発動機株式会社は、2023年7月に日本国政府との協業により、日・ASEAN統合基金(JAIF)※を用いて、インドネシア共和国パプア州にヤマハクリーンウォーターシステムを寄贈しました。
- 2023年4月1日SDGs(持続可能な開発目標)に関連した取り組み
- SDGsに関連した取り組みの一つが、安全な水へのアクセスが難しい新興国・途上国の村落に向けた小型浄水装置「ヤマハクリーンウォーターシステム」の導入です。