住民と自動運転が支える坂道の多い街の再生案(大阪府河内長野市)
グリーンスローモビリティ(電動カート公道仕様)大阪府河内長野市の導入事例をご紹介します。
坂道の多い「オールドタウン」を、希望の持てる街へ。
住民ボランティアと自動運転が支える、多角的な地域再生モデル。
大阪府 河内長野市
POINT
坂道の多い地域でも安心して外出できる足
グリスロが坂道の負担を軽減し、高齢者の安心な外出を実現。住民ボランティア約60名が支える共助のしくみ
住民がドライバーとして参加し、地域の支え合いの意識を醸成。自動運転の導入で将来のドライバー不足に対応
デマンド予約と自動運転を組み合わせた先進モデル。
背景・課題
河内長野市の住宅団地(オールドタウン)では、急な坂道が多く、車がないと日常生活が困難という地理的課題がありました。少子高齢化が進む中で、住民が住み続けることへの不安を抱え、まちの衰退が危惧されていました。こうした地域課題を解決し、脱炭素化を推進しながら、住民が安心して暮らし続けられる持続可能なまちづくりが求められていました。
解決策
市は「デジタル田園都市交付金」などを活用してグリーンスローモビリティを導入。南花台地区では約60名の住民ボランティアが運行を担い、日東町・大師町では地元企業や福祉法人が運用主体となるなど、地域ごとに最適な協力体制を構築しました。デマンド予約制と自動運転を組み合わせた先進的な運行を展開するとともに、動画やイベントを通じたPR活動を行い、地域全体の盛り上がりと理解を促進しました。
効果
導入により、外出への心理的なハードルが下がり、高齢者の移動支援と孤立防止に大きな成果を上げています。南花台や日東町・大師町では1日平均24〜38名が利用するなど、地域の大切な足として定着。住民自身が運行に携わることで「共助」の意識が芽生え、単なる移動手段に留まらない、まち全体の活性化とシビックプライドの醸成につながっています。
利用者の声
自宅の前まで送っていただけるので、たくさん買い物ができました
車内でのご近所さんとの何気ない会話が、毎日の楽しみになっています
しばらく顔を見かけないと互いに心配し合ったり、親切なドライバーさんがいたりと、地域に温かい繋がりができました
隣近所以外の顔見知りも増え、グリスロのおかげで外出が楽しくなりました
概要情報
| 導入地域 | 大阪府河内長野市 南花台地区、下里地区、日東町・大師町 |
|---|---|
| 詳細課題 | 坂道の多い団地内の移動負担の軽減 |
| 上位の地域課題 | 高齢者が住み続けられるまちづくり |
| ルート特徴 | 坂道の多い住宅団地内をデマンド+自動運転(定時定路線)で走行し、スーパーや公民館等の利用に活躍 |
| 購入者 | 河内長野市 |
| 運用主体・ドライバー |
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| 財源調達(導入時) | 市の予算+補助金活用(デジタル田園都市交付金(南花台)/地域公共交通確保維持改善事業費補助金(日東、大師)) |
| 財源調達(運用時) | 市の予算(車両維持費等)+運用主体(電気代、広告費等) |
| 運行形態 |
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| 導入・運用のハードル克服 |
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運行マップ
