狭い路地も網羅。高頻度な自動運転で生活を支援(和歌山県太地町)
グリーンスローモビリティ(電動カート公道仕様)和歌山県太地町の導入事例をご紹介します。
狭い路地裏まで網羅する「高頻度・無料」の自動運転。
月間1,300人が利用する、町全体を支える移動インフラ。
和歌山県 太地町
POINT
狭い路地の奥まで入れるグリーンスローモビリティ
バスが入れない住宅密集地でも、自宅近くから乗車可能に。毎日約20分間隔・無料で月間1,300人が利用
365日運行。町全体の「生活の足」として定着。自動運転と位置情報で安心な運行
リアルタイム位置表示で誰もが安心して利用できる運行環境。
背景・課題
太地町では以前からコミュニティバスを運行していましたが、住宅が密集するエリアは道幅が狭く、バスが入り込めない場所が多いことが課題となっていました。バス通りの停留所まで歩くこと自体が高齢者にとっては大きな負担です。高齢者宅からスーパーや病院といった生活拠点までの「ラストワンマイル」を埋め、自宅の近くから気兼ねなく利用できる、よりきめ細やかな交通サービスが切実に求められていました。
解決策
この課題を解決するため、町はグリーンスローモビリティを導入し、住宅密集地や高齢者宅を中心に巡回するルートを設定しました。毎日約20分間隔で運行する「高頻度な定時定路線」を構築し、全ての便を無料化。さらに自動運転の導入や、リアルタイムで車両位置がわかるシステムの整備、ルートへの看板設置による一般車両への注意喚起など、最新技術と安全対策を組み合わせることで、誰もが安心して利用できる運行環境を徹底して整えました。
効果
365日休みなく運行するこの新しい移動インフラは、月平均の乗車人数が1,300人を突破するなど、町に不可欠な「足」として定着しました。20分間隔という高い利便性が高齢者の買い物や通院、ゲートボール場への移動を支え、外出機会の大幅な向上に寄与しています。
また、単なる移動手段に留まらず、ドライバーが歩行者に積極的に声をかけたり、各家庭のポストに郵便物が溜まっていないかを確認したりするなど、街の「見守り役」としての機能も発揮。住宅街の奥まで入り込むグリスロの特性を活かし、安心・安全な地域づくりにも大きく貢献しています。
利用者の声
お店で買い物をする喜びを、あらためて思い出すことができました
気軽に病院へ通えるようになったことが何より嬉しいです
グリスロで一緒に出かけるうちに、近隣の方々とさらに仲良くなることができました
大きな通りまで歩かなくても、家のすぐ近くまで迎えに来てくれるので大変助かっています
毎日ドライバーさんが優しく声をかけてくれるので、安心して毎日を過ごせます
概要情報
| 導入地域 | 和歌山県太地町 |
|---|---|
| 詳細課題 | 住宅密集地のラストワンマイルの確保 |
| 上位の地域課題 | 高齢者の日常生活(通院・買い物)の維持 |
| ルート特徴 | 住宅密集地の狭い路地を網羅する高頻度自動運転ルート |
| 購入者 | 太地町役場 |
| 運用主体 | 太地町役場 |
| ドライバー | 町に暮らす方々がドライバーを担う体制。太地町が会計年度任用職員として雇用。 |
| 財源調達(導入時) | 太地町予算 |
| 財源調達(運用時) | 太地町予算 |
| 運行形態 |
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| 導入・運用のハードル克服 |
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運行マップ
