詳細レポート 相対幹距比の利活用事例
RINTOの計測、解析データ、相対幹距比を利活用した静岡県様の事例をご紹介します。
搬出間伐の施業計画(静岡県様の導入事例)
使用データ:相対幹距比・立木マップ・地形データ
RINTOの「相対幹距比」データを用いて林分密度の高いエリアを把握、
令和3~5年度までの3か年計画で施業を行う計画策定の基礎データとして活用いただきました。
施業計画エリア内の立木解析結果を用いた30%の搬出間伐を行う場合の出材量のシミュレーションや
また、RINTOの微地形図を路網設計ソフトに取り込み、精緻な林道設計を支援しました。
成果①施業計画の精度向上
RINTOによる単木レベルの解析データを活用することにより、施業計画の精度が向上しました。
解析~基本計画
RINTOの計測データから相対幹距比を解析、林分密度の高いエリアを把握、特定した上で、施業のための適地を選定。基本計画として、密なエリアから優先的に施業を行う年度別施業エリアを作成。
詳細計画
基本計画で作成した年度別施業エリアのうち、初年度となる令和3年度の施業エリアを単木単位で解析。詳細な施業計画の作成を実現。
成果②精度の高い路網設計
RINTOの詳細な微地形データを路網設計ソフト(FRD※)に組み入れることで、精度の高い路網設計を支援。
現地での踏査により、殆ど設計通りの作業道をつけることが可能であることも確認できています。
※Forest Road Designer:住友林業株式会社と(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所の白澤紘明氏が共同開発した、路網設計支援のためのソフトウェア
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