キーテクノロジー 計測技術
RINTOのコンセプトを具現化する3つのキーテクノロジーのひとつ、ヤマハ発動機独自の計測技術をご紹介します。
低空、低速で対象森林の上空を飛行し、広角にレーザを照射
産業用無人ヘリコプターの航行性能を活かし、対象森林の上空を、長時間、安定的に飛行し計測を行います。地形に追従しながら、低空、低速で飛行し、広角にレーザを照射することによって、森林内部まで数多くのレーザを到達させるヤマハ発動機独自の計測技術を確立しました。従来手法では困難であった、上空からの計測だけで、幹や地表面など、森林内部まで高密度の点群を獲得します。
高高度から鉛直下向きにレーザを照射する従来からの一般的な計測手法に対して、ヤマハ発動機は、低空から、鉛直下向きだけでなく、広角にレーザを照射、幹や地表面にまで多くのレーザを到達させる計測技術を確立しました。
森林に立ち入ることなく、上空からの計測で森林内部の3次元形状をスキャンします。
森林内部まで3次元デジタルデータ化
無人ヘリの高い航行性能を活かして獲得した約3,000点/㎡の高密度点群データを用い
地表面、立木1本1本レベルまで、100ha単位に及ぶ森林全体の3次元デジタルデータ化を実現。
航空レーザ計測などの従来手法では実現困難だった、広範囲の森林を内部まで3次元で精緻に再現することに成功しました。
産業用無人ヘリコプターに業界最高水準の最新鋭LiDAR搭載
広範囲の森林に対して効率的かつ精度の高い計測を実現
農業分野における豊富な実績を誇るヤマハ発動機の産業用無人ヘリコプターに、業界最高水準の最新鋭LiDARを搭載。
無人ヘリの機動性・飛行制御技術と最新計測機器のマッチングにより、広範囲の森林に対して、効率的かつ精度の高い計測を実現しました。
エンジン排気量 | 390cc |
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燃料 | ガソリン |
飛行可能時間 | 最大約100分 |
航続距離 | 最大約90km |
最大運用高度 | 最大2,800m |
積載重量 | 最大約35kg |
その他 | 自動航行、衛星通信を利用した遠隔操作可能 |
キーテクノロジー
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