NC加工技術
型を機械で加工する技術、NC加工技術についてご紹介します。
さまざまな型を機械で加工する、NC加工技術についてご紹介します。
機器の進化により、非常に複雑な加工も、高精度で実現できるようになりました。
全ての形状をデータで表現
NC加工(Numerical Control machining、数値制御)において、元になる形状は全てデータで表現されます。3次元CADをお持ちでないお客様に対しては、2次元の図面やスケッチから、3次元データの作成を行います。
大きな型でも分割加工技術で対応
大型5軸マシンでは、高精度の加工により、どんな大きな型でも分割加工技術で合体させることができます。経験豊富なスタッフによるCAMデータ作成が、効率の良い切削加工を実現し、短期間で製品を提供します。
高精度な加工が可能な、充実の設備
ヤマハ発動機では、NC加工体制の進展とともに設備も充実を続け、現在は木工加工機(加工サイズ:長さ2.4m×幅1.2m×高さ0.15m)・3軸加工機(加工サイズ:長さ10m×幅2m×高さ2.5m)・5軸加工機(加工サイズ:長さ12m×幅5m×高さ3m)で対応できるようになっています。
複雑な加工や繊細な仕上げも得意
また、大型5軸マシンは同時5軸加工も可能で、複雑な形状の加工をこなせるほか、反転・分割のワークも省略して、工期短縮を導きます。加工ヘッドの大きさにより制限はありますが、投影軸に対してアンダーカットがある部分も一体加工が可能です。これら加工技術が、デザインが要求する繊細な表情やスムースな面の仕上がりを実現させます。