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自動飛行型RMAX / 災害観測等で活躍できる自動飛行型産業用無人ヘリ

自動飛行型RMAX / 災害観測等で活躍できる自動飛行型産業用無人ヘリ

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ヤマハ無人ヘリの歴史の中で継続して研究・開発を続けてきた制御技術。中でもボタンひとつで自動的に離陸し、決められた飛行コースを、決められた速度で飛行し離陸地点に自動的に戻り着陸する。このような自動飛行を行なう無人ヘリを開発することが開発当初からの目的でした。1997年4月、姿勢制御装置YACSの進化と、近年の高精度GPSの出現により実現に向けた開発が始まりました。
ベースの機体は、自律制御開発を視野に入れて開発されたタイプ。この無人ヘリには、RMAXに標準装備されたYACSに用いられる姿勢センサーに加え、方位センサー、GPSセンサーを搭載することで位置、速度などを検出し、また必要な精度を確保するためキネマティック方式のディファレンシャルGPSを採用し様々な研究機関との協力体制のもと、自動飛行可能な産業用無人ヘリコプターの開発・検証を続けその有用性を確信。
2000年、建設省土木研究所(当時)より無人ヘリコプターによる北海道有珠山の災害観測の依頼を受けて、実用化開発が一気に加速。短期間で、災害観測という使命を完遂するための様々な課題解決や専用システムの開発・評価を行い、4月には、世界初ともいえる可視外で、飛行プログラムに基づいた自動飛行を可能にした「自動飛行型無人ヘリコプター」が災害観測・調査を成功させ、その観測データがマスコミを通じてニュースに取り上げられるなど大きな成果が得られました。

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