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RMAX / 初代「R-50」の次期モデル

RMAX / 初代「R-50」の次期モデル

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R-50の販売・普及促進と同時に、R-50に寄せられた要望をもとにニューモデルの開発を進め1997年には新たに開発したYACSを標準装備し、取扱い性を格段に向上させた理想の産業用無人ヘリコプター「RMAX」を発売。
開発に際しては、次の3点を重点課題としてとりあげて各部の仕様を作りこみました。まず、散布効率の徹底的な追及。産業用無人ヘリコプターの最大の売りは、散布効率です。具体的にはペイロードを実質2倍とし、散布幅を1.5倍に広げ、さらにカセット式タンク、セルスターター、発電機の搭載など散布効率・取扱いの容易さを向上させました。
ヤマハ初の水平対向エンジンを搭載し、また散布による薬剤の侵入を防ぐために全ての電装品への防滴構造化、さらにコントロール電装系には、合計10個のCPUを配して常に各部の正常な作動を監視し、万が一の故障発生の際にも異常部位を使わずに制御するなどの安全機能を採用しました。
最後に、今後への発展性を持たせることに留意。農業分野で最高の性能を示すだけでなく、今後予想される新たな用途への対応を考慮。すなわち、カメラ装置などのアプリケーションを容易に取付けできるマウント部、電装部分のモジュール化、および予備通信ポートなどです。新用途開発にともない自動飛行などの高度な制御が必要となり、それに対応するプラットホームとしての性能を持たせることを念頭に置いていました。

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