パフォーマンスダンパーの構造
車体の微小な動きでも減衰効果を発揮できるよう、数々の工夫が織り込まれた専用設計のダンパーです。
パフォーマンスダンパーは、サスペンション等に用いられている高圧窒素ガス封入オイルダンパーをベースに設計・開発されていますが、大きく異なるのはその変位量です。
通常のオイルダンパーがcmオーダーであるのに対して、パフォーマンスダンパーはµmオーダー。極微小な変位量のなかで、性能を最適化するさまざまな工夫がなされています。
パフォーマンスダンパー減衰力特性
主な技術ポイント
POINT1超微低速特性の改良(車体の微小な変位に効かせる)
POINT2ガス反力のキャンセル(車体への与圧をなくす)
POINT3減衰力特性の最適化(飽和型特性)
※ヤマハ発動機独自評価に基づくデータ