住民移動のための支援
電動カート公道仕様の実証・導入の事例をご紹介します。
住宅街などで活躍するグリーンスローモビリティ(電動カート公道仕様)の事例をご紹介します。
島根県 雲南市
市民が出歩きたくなる町づくり
地域住民の「利便性の向上」や「社会受容性」の確認を目的に、2020年11月に実証実験走行が実施されました。この結果を受け、2021年6月には「木次地区モビリティ導入協議会」が設立。2022年の社会実装を目指しています。
実証運行時期 | 2020年11月9日〜27日 |
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運行主体 | 雲南市木次地区自主組織 |
エリア特性 | 中山間 |
使用用途 | 生活移動支援 |
運行形態 | 定時定路線(無償) |
交通課題解決に向けて、低速電動小型車両を利活用。
市民が出歩きたくなる町づくりを支援。
島根県 松江市
グリスロ活用で地域住民の移動支援
運行エリア内での地域住民の移動を支援。予約制の「デマンド型」で本格運行を開始以来、高齢者の方々の外出のきっかけづくりや健康維持に貢献し、地域の活性化や社会貢献も期待されています。
実証運行時期 | 2019年5月〜 |
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運行主体 | 社会福祉法人みずうみ エコ×ユニバーサルなまちづくりを考える会 詳しくはこちら |
エリア特性 | 地方都市(住宅地) |
使用用途 | 生活移動支援 |
運行形態 | オンデマンド無償(一部平日午後は有償100円にて運行)予約制 |
ご近所さんとの相乗りなど、行きたい所を上手に回り効率よく運用。
高台団地においては、住民を開店する商店へと運ぶサポート運行も実施。
広島県 福山市
地域住民の足として
鞆地域の病院や主要施設などを経由し、バス停を設けた約4.7キロの区間を乗り合いバスとして運行。福山駅と鞆の浦を結ぶ路線バスとも接続し、乗り継ぎにも利用されています。
運行開始 | 2020年3月~ |
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運行主体 | 鞆鉄道(トモテツドウ)株式会社 |
エリア特性 | 地方都市(鞆の浦エリア) |
使用用途 | 生活移動 |
運行形態 | 有償定時定路線(平日のみ運行) |
バスセンターにも停留所があり、乗り継ぎにも利用されています。
グリスロバス運行ルートマップ
福岡県 みやま市
中山間地域における道の駅などを拠点とした自動運転サービス
中山間地域における道の駅などを拠点とした自動運転サービスを本格的に導入するのは九州では初めて。走行ルートはバイオマスセンター「ルフラン」~山川市民センター~地元商店(Aコープ山川店)で、往復約7.2kmを運行する。
実証運行時期 | 2021年7月19日~ |
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運行主体 | みやま市 詳しくはこちら |
エリア特性 | 中山間 |
使用用途 | 生活移動支援 |
運行形態 | 定時定路線:自動運転 5便/日 (運賃:100円/回、65歳以上は50円/回) |
福井県 永平寺町
遠隔監視自動運転による移動サービス
2021年3月より、荒谷~志比間の約2㎞を自動運転レベル3で運行するなど、「国内初、遠隔監視者1人が3台の自動走行車両を運行する」、1:3の運行体制も実現。
運行開始 | 2017年5月15日~(走行ルート確認含む) |
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運行主体 | 永平寺町(まちづくり株式会社ZENコネクトに業務委託 詳しくはこちら) |
エリア特性 | 中山間 |
使用用途 | 生活移動支援 |
運行形態 | 令和4年4月1日からの運行 【平日】
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大阪府 河内長野市
大師町、日東町
移動と健康に関する実証実験のお披露目試乗会を開催
主に大阪府河内長野市大師町、日東町の住民向けに、町内の移動手段として今後実証実験を予定しており、そのお披露目策の1つとして試乗会を開催。河内長野市、イズミヤのご協力を得て運行し、地域住民の方からは「このような移動手段があると大変便利」と高評価を頂きました。
試乗会実施時期 | 2022年7月8日~2022年7月9日 |
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実施主体 | 河内長野市、ヤマハ発動機株式会社 |
エリア/特性 | 大阪府河内長野市大師町、日東町 / 旧・新興住宅地 |
使用用途 | 住民の生活支援 |
大阪府 四條畷市
グリスロで選挙投票をサポート!
大阪府四條畷市田原地区の移動サポートとして、グリーンスローモビリティを活用した実証実験を実施。期日前投票に行きたい方から連絡を頂き、家から投票所までの送迎を実施することで幅広いお客様に「便利」「快適」「楽しい」というカートの魅力を伝えました。
実証運行時期 | 2022年7月8日~2022年7月9日 |
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運行主体 | 大阪府四條畷市 |
エリア/特性 | 大阪府四條畷市田原地区 / 郊外住宅地 |
使用用途 | 住民のエリア内移動 |
運行形態 | デマンド型運行 |
高知県 四万十市西土佐
磁気マーカを活用した自動運転サービス
カートタイプ車両では2例目となる、磁気マーカを活用した自動運転サービス実証実験を行いました。西土佐地域の基幹的公共交通であるJR予土線の江川崎駅と、道の駅「よって西土佐」などの地域拠点施設を自動運転で繋ぎ、地域住民や観光客の皆さんに活用いただきました。
実証運行時期 | 2022年8月21日(日)~8月28日(日) |
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運行主体 | 四万十市 |
エリア特性 | 中山間 |
使用用途 | 生活移動支援、観光 |
運行形態 | 定時定路線:無償 |
埼玉県 日高市 こま武蔵台
持続可能な街を目指す実証タウン武蔵台
ショッピングセンターや公民館、コンビニエンスストアや病院など、生活に欠かせない施設を約30分で回る定時定路線で運行。1日6便での運行を実施し、地域の皆様の利用促進を図る。なお定時定路線でありながら、「フリー乗降区間を8か所設定」し、より生活者視点での利便性も向上させた取組み。
実証運行時期 | 2022年9月7日(水)~10月5日(水) |
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運行主体 | 実験実施主体:国土技術政策総合研究所 現地運行事務局:NPO法人げんきネット武蔵台 |
エリア特性 | 旧・新興住宅地 |
使用用途 | 生活移動支援 |
運行形態 | 定時定路線:無償 |
熊本県 熊本市
エリア内の希望の場所へ──AIオンデマンドタクシー
「のるーと上熊本」は AI(人工知能)が予約状況に応じてリアルタイムに運行ルートを最適化して走行する乗合交通です。
このサービスは、電車の乗り継ぎや、習い事の送迎、商業施設へのお出かけなど、住民の足として地域の利便性を向上しています。また、新しい地域交通として脱炭素社会への貢献も目指しています。
詳しくはこちら
実証運行時期 | 2023年3月20日~ |
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運行主体 | 株式会社TaKuRoo |
エリア特性 | 住宅地(熊本市上熊本・池田地区) |
使用用途 | 住民移動支援 |
運行形態 | 運行形態:AIオンデマンドタクシー 運行時間:9:00~16:00(月~金曜日) 予約方法:アプリまたは電話 乗車料金:大人(中学生以上)250円、小児(小学生)150円、幼児(未就学児)50円、乳児(1歳未満)無料 |