部品復刻プロジェクト
ヤマハ発動機が手がける絶版車両向けの補修部品を復刻再生産するプロジェクト
「愛するバイクと共に歩むために」
ヤマハと重ねたあなたの時間を尊びつつ、これからの未来もお客様と共に築いていく。
時代の変革を象徴する“銘車”へ想いを寄せながら、少量生産や新たなパーツ供給の仕組みに挑んだり動態維持の知恵を分かち合う、そんな取り組みです。

ヤマハは時代ごとに姿やアプローチを変えながら、革新的な製品で歴史を切り開いてきました。その強いキャラクターは時を経た今もなお、人々を魅了しています。人の記憶に残り続け、その時代や価値観を一目で想起させる…そんなアイコニックなヤマハ車たちに再び注目する考古学的活動が「Iconic Collection」です。
ヤマハ歴代モデルには、代々受け継がれてきた“家名”というようなものが多くはありません。この一見わかりにくいヤマハの系譜を再編纂し、各モデルの成り立ちや時代背景を紐解いていくことも、この活動の大きな目的です。先人が何を想い、どう考えてこのモデルを作りだしたのか。そのフィロソフィーはどのように次のモデル、そして現代の最新モデルまで息づいているのか。時には開発者インタビューも交えながら解説していきます。
この活動は系譜の編纂だけに留まることはありません。アイコニックな車両に今も乗り続けていただいているオーナーの皆さまの想いに、メーカーとして少しでも応えたい。この気持ちから始まったのが「Iconic Collection 部品復刻プロジェクト」です。部品を通じて先人の知恵を学びながら、現代の最新技術を取り入れて製作していきます。
系譜解説や復刻をはじめ、さまざまな取り組みに挑戦して参ります。今後の展開に、ぜひご注目ください。

当時の環境規制やマーケット動向(海外需要)を受け、あまたの
二輪メーカーは4サイクル大排気量化を目指していた。
ヤマハでさえこれまでの共通設計思想から脱皮し、市販レーサーと公道用を分けた開発プロセスへ変化。すなわち2サイクルはレーストラック専用として進化させる流れを強めていた。しかし、そうした中で得られた最新のエンジニアリングで最高の走りを表現することを諦めきれない。その刹那な想いで生まれたRZ250が歴史を大きく変えていく。
復刻部品
サイドカバー
当時の設計図面を解読しつつ、現存パーツを産業用CTでスキャンしてデータ化。お互いを突き合わせて最終化して試作造形した手の込んだ逸品。
テールカウル
サイドカバー同様のリバースエンジニアリングに加え、締結点周りのカラー保持寸法を微修正。現代基準をハイブリッドさせる芸の細やかさ。