55mph - バイクイベントを遊ぼう! セロー30thアニバーサリーミーティング@スチールの森 京都
250㏄トレールバイクのスタンダードとして、エントリーユーザーからベテランまで幅広い支持を受けているセローは今年でデビュー30周年。それを記念して開催されたイベント「セロー30thアニバーサリーミーティング」の模様をお届けします!
愛され続けて30年
1985年に「マウンテントレール」というそれまでになかったコンセプトを掲げて登場したセローは、いまでは250ccトレールバイクのスタンダードとして、エントリーユーザーからベテランまで幅広い支持を受けています。そんなセローがデビュー30周年を迎えた今年、「セロー30thアニバーサリーミーティング」と銘打って全国8カ所で記念ミーティングを開催。ここでは7月末に「スチールの森 京都」で行われたミーティングの模様をお届けします!
天気に恵まれた会場には開場間もない時間からセロー乗りが続々と来場。関西でのイベントということで滋賀、大阪、兵庫、京都のナンバーが多く、この日は新旧入り混じった約200台のセローが一堂に集った。森林に囲まれた会場内に並ぶセローの姿はじつに壮観。意外と30th記念カラーの方も多く、モデルチェンジを経ても多くのユーザーに愛されていることが伺えます。
会場では、初代モデルや記念限定モデル、消防活動用セローの展示のほか、セローのこれまでの歩みをパネル展示で分かりやすく解説。なかなか見ることのできない展示車両に多くのライダーが足を止めていました。また、レンタル車両による体験走行やMX契約ライダーの本田七海さんや伊集院しのぶさんらによるワンポイントレッスンなど、セローらしく実際にオフロードを“走る”イベントも開催。マウンテントレールの世界観をたっぷりと味わえる一日だったと思います。
Riders Interview
古田さんはVMAXとセローの二台持ちだそう。セローは今年4月に購入したばかりの30thカラーだ。「僕と同じようにVMAXとセローを一緒に所有している方って多いと思いますよ。普段使いから遊びまでマルチに使えるところが最高です!」
ご主人に乗せてもらったことがきっかけでセローオーナーとなった今井さん。「シート高の低いオフロード車が希望だったので『もうこれしかない!』と思いました。セロー歴は10年になります(笑)」。タンクに貼られたSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)のステッカーが誇らしい!
30thカラーと同じグラフィックのヘルメットを被っていた村上さん。「じつはこれカッティングシートを使って自分で作ったんです。以前、25周年記念モデルに乗っていたのですが、またセローが欲しくなって購入しちゃいました!」
「ヤマハ セロー」とは。
85年の初代モデルから数え、今年でデビュー30周年となるロングセラー。軽量コンパクトな車体に低いシート高、低速トルクを重視したエンジン特性やギア設定など、誰でも気軽に山道を楽しめる車体構成を採用し“マウンテントレール”というそれまでにないオフロードバイクのあり方を提案。2005年には排気量を225㏄から250㏄に拡大した新型へフルモデルチェンジされるも、そのコンセプトは変わらず。現在に至るまで ビギナーからベテランまで、高い支持を受け続けている。