海上保安大学校 プール導入事例
広島県呉市の海上保安大学校へ潜水訓練用のFRPプールを納入しました。
潜水訓練用プールは、学生が水泳など授業で使用するほか、潜水士を目指す研修生が訓練を行うため使用するためのプールです。
旧プールは海上保安庁の活躍を描いた映画「海猿」にも登場しましたが、老朽化のためこのFRPプールにリニューアル。平成22年6月に完成しました。
種 別 | 水難救助訓練用プール |
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規 模 | 25m×14m 8レーン 水深5.0m 3.0m 2.0m 1.3m 三段水深 |
仕 様 | 側壁 FRPサンドイッチパネル(厚さ21mm) 底板 FRPサンドイッチパネル(厚さ15mm) |
オプション | 水中窓 |
ヤマハプールユーザーの声(海上保安大学校 ご担当者様)
「当校のプールでは、学生約180名の水泳訓練に加えて潜水士を育成するための研修が行われます。当校の研修は14人で行われ、年2回、計28名を2名の教官が中心となって担当します。プールでの訓練は、底にステンレスのカゴを転覆船のモジュールとして沈め、それを使っての救助訓練などを行います。それらの訓練は空気ボンベを使用し、前半をプールで、後半を海で行います。プールではスキンダイビングとスクーバダイビングの練習、そして海を想定したメニューの研修を5月から6月と、9月から10月に2回行われます。
新しいプールは、以前のものと大きさや水深は同じですが、大きな違いは、材質がFRPであることと、水中窓が設置されたことです。そのおかげで、水中での訓練や水泳の授業でも状況が把握でき、泳力や技術の向上や生徒個人のレベルや改善点の確認がわかりやすくなりました。また、安全面でもとても有効に機能しています。これまでのプールは、数年に1回塗装していたのですが、今回のFRPプールの改修により塗装のはがれが無くなり、さらに水の入れ替えやろ過の負担などメンテナンスの面でもよい効果が現れてくると期待しています。」
施設詳細
所管 | 国土交通省 |
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所在地 | 広島県呉市 |
施設用途 | 省庁大学校 |
プール断面図
プール施設全景
水中窓
循環システム
営業窓口
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