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特長紹介:MT-09(2023)

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人機官能。
官能を、意のままに楽しむ。

人機官能。それは官能性能を定量化するヤマハ独自の開発思想。
「人」と「機械」を高次元で一体化させることにより、「人」の喜び・興奮を創り出す。
2014年、その「人機官能」をまさに全身で体現した一台のモーターサイクルが在る。
“クロスプレーン・コンセプト”に基づき開発された3気筒エンジン。
ライダーの意思にエンジンパワーをシンクロさせ、マシンと密に会話するようなインタラクティブな関係。
それは瞬く間に世界中のライダーを虜にし、モーターサイクルの世界に真の興奮と純粋な感情を取り戻す、まったく新しいジャンルを創造した。

そして、ここに。ライダーとのより親密な関係を深め真のエキサイトメントを求めた、新たな一台。
“The Rodeo Master”ーMT-09。
よりトルクフルに、力強く深化したエンジン。より軽く、自在感を増したボディ。
高機能デバイスIMUによる、ドライビングアシスト。感覚を刺激して止まない、個性溢れるスタイリングの魅力。
さらには、力強いパワーをライダーの全身で感じ取れるサウンドデザイン。
操る楽しさと刺激を求め、まさに「官能性能」を徹底して追い求めた。
退屈な日常から、悦びに満ちた新たな日々を、意のままに。
その力は、きっとここにあるだろう。

スタイルに、サウンドに昂ぶる。
かつてない官能性能を、存分に楽しむ。

01水冷・DOHC・直列3気筒・フューエルインジェクション搭載エンジン

水冷・DOHC・直列3気筒・フューエルインジェクション搭載エンジン
モデルイメージ

More Torque & Agile + Feelを具現化するため開発した888cm3・水冷・DOHC・直列3気筒・4バルブ・ダウンドラフト吸気・フューエルインジェクション搭載エンジン。78.0mm×62.0mmのボア・ストローク、11.5:1の圧縮比から優れたトルク・出力特性を発揮する。またコンパクトな燃焼室により素早い燃焼で高いトルクを引き出し、最大トルクは93N・m/7,000r/min、最高出力は88kW/10,000r/minを発揮。さらにピストン、コンロッド、クランクシャフト、カムシャフト、クランクケースなど主要パーツのほとんどを専用設計。とりわけ燃焼改善に伴うAIシステムの廃止や、軽量ピストンなどにより、エンジン本体だけで2020年モデルより300gの軽量化を達成している。加えて放熱性に優れるダイレクトメッキシリンダー、ロス馬力を低減するオフセットシリンダーなども2020年モデル同様に装備。この燃焼改善と軽量化により、燃費改善も合わせて実現している。

写真は海外で撮影されたものを一部合成したイメージです。交通法規、仕様が国内とは一部異なります。ウェア類は国内では販売しておりません。

02優れたトルク・出力特性を支える燃料供給系

シリンダーヘッド直付のインジェクターを、スロットルバルブ側に配置。噴射はバルブ傘裏方向とし、燃料霧化促進とポートへの燃料粒子付着量を抑え、優れた燃焼効率を達成。またスロットルバルブの駆動には、YCC-T(電子制御スロットル)を装備している。

03高トルクエンジンに対応したアシスト&スリッパー®クラッチ

高トルクエンジンに対応したアシスト&スリッパー®クラッチ

クラッチレバーの操作荷重低減と、減速時の車体挙動の緩和を図るアシスト&スリッパー®(A&S®)クラッチを搭載。新素材のフリクションプレートにより、トルク伝達率を向上。同時にクラッチのカム角を変更することで、クラッチスプリングの荷重を低減。エンジンの高トルク化を実現しながらも、クラッチレバー操作荷重増を抑えている。

「A&S」「アシスト&スリッパー」は、株式会社エフ・シー・シーの登録商標です。

041速~2速のレシオを最適化したトランスミッション

トランスミッションレシオもエンジンに合わせて最適化。1速~2速は、2020年モデル比でハイギアのセッティングとした(1速:2.666→2.571、2速:2.000→1.947)。慣性モーメントを増やしたクランクとFIセッティングの効果も相まって、扱いやすい発進性と良好なトルク感のバランスを達成。またシフトフォークはフォークガイドにスプリングを挿入したフローティング式として、節度感のある良好なシフトフィーリングを実現した。

05心地よく官能的な音を追求した“サウンドデザイン”

心地よく官能的な音を追求した“サウンドデザイン”
心地よく官能的な音を追求した“サウンドデザイン”
心地よく官能的な音を追求した“サウンドデザイン”

欧州のワインディングを実際に走り、“人機官能”を体現できる次代のサウンドデザインを模索。その結果“排気音”“吸気音”の質はドライバビリティ、つまり“乗り味”に寄与する重要な因子だということがわかった。より心地よく官能的な排気音を追求するため、低速コーナーからの立ち上がり時などのシーンを中心に、トルク感を演出できる新しいカタチとして1.5段膨張室と左右シンメトリーのテールパイプを装備。吸気音は、加速感の向上を狙いに3本の吸気ダクトを装着。3つの共鳴の組み合わせにより中・高回転領域でのサウンドを強調、エンジン回転が上昇するにつれて音圧が高まり、気持ちの良い加速を演出している。

テールランプは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。

06トルク感あふれるサウンドを奏でる1.5段膨張サイレンサー

エンジンと合わせ2020年モデルより1.7kgの軽量化を図った排気系は、マス集中化に貢献するのみならず、低速での心地よい低周波音を生み出す。テールパイプは左右シンメトリー排気で、左右から音圧を感じることにより、トルク感ある排気音を実現。エキゾーストパイプは、気筒別に曲がり具合や長さが異なるステンレス製で、優れた脈動効果を達成した。

07中・高回転域での加速感あるサウンドを生み出す吸気系レイアウト

エンジンに合わせて、吸気系を最適化。スロットルオン・オフ時でのリニアな応答に寄与している。また中・高回転域での心地よいサウンドに貢献するのが、3本の吸気ダクト。断面積と長さの異なる各ダクトが生む吸気音を、各周波数帯で共鳴させ、かつ音圧をチューニングすることで中・高回転域で官能的なサウンドを実現した。

08徹底したマスの集中によりトルク感を視覚化

トルク感・加速感をスタイリングで表現するため、超凝縮のマス集中化を徹底。ヘッドランプやサイレンサーなど、各パーツ類をエンジン中心方向に大胆に寄せ、オーバーハングをなるべくミニマムにして引き締まった強い塊のイメージを演出。これらの凝縮感と、エンジンに施した「クリスタルグラファイト」塗装によって、車体の核であるエンジンを中心とした超凝縮マスを表現している。

09個性で魅せる4タイプのニューカラー

個性で魅せる4タイプのニューカラー

MT-09は3カラーを設定。パステルダークグレーは、ホイールカラーにビビッドなシアンのホイールを組合せ、MTシリーズのエキサイティングな世界観と新しいトレンドを提案している。ディープパープリッシュブルーメタリックCは、オールブルーのコンビネーションでYZF-R1とのリレーションを図り、エキサイティングなパフォーマンスを強調。マットダークグレーメタリック6はダークトーンのローコントラストとし、エンジン色のクリスタルグラファイトと相まって、シリアスなイメージを表現。また上級仕様のMT-09 SPでは、レバー、ハンドルなどをブラックとし、リアアームはバフ&クリア塗装を施すなどプレミアム感を演出。YZF-R1Mとのリレーションを強調している。

よりダイナミックに、緻密に、きめ細かく。
自由自在、思いのままをしっかりサポート。

10軽量CFアルミダイキャスト製フレーム

フレームとリアフレーム、リアアーム合算で2020年モデル比約2.3kgの軽量化を達成した、軽量アルミ製フレーム。アジャイルな走りをさらに磨き上げた。直進安定性と操縦性を両立させるために、縦・横・捩り剛性のバランスを最適化し、特に横剛性は2020年モデル比で約50%アップ、直進安定性に貢献している。またリアアームは、アルミパネルを溶接したボックス構造により、高剛性、軽量化を両立している。

11インナーチューブ径41mm・倒立式フロントサスペンション&リンク式リアサスペンション

フロントサスペンション
リアサスペンション
リア

インナーチューブ径41mmの倒立式フロントサスペンション。リンク方式を変更したリアサスペンションとともにセッティングを最適化、ピッチ方向の動きをやや抑えながらも、サスペンションの動きを感じやすい乗り味を実現した。前後ともにプリロードと伸側減衰力の調整機能付で、フロントは圧側減衰力調整機能も装備。MT-09 SPは専用のスペシャル仕様・KYB製フロントサスペンションを装備。左右それぞれ伸圧減衰調整機構を備え、圧側は高速・低速を個別に変更でき、より細かいセッティングが可能。またインナーチューブには摺動性に優れるDLCコーティングを施し、外観品質も向上。リアには専用開発のオーリンズ製フルアジャスタブルサスペンションを装着している。

12ラジアルマスターシリンダー採用フロントブレーキ

MT-09 SP イメージ画像
MT-09 SP イメージ画像
MT-09 SP イメージ画像

フロント・マスターシリンダーのピストンに、レバーと同方向に動くラジアルマスターシリンダーを装着。よりリニアにブレーキ油圧を伝えることが可能となり、優れたコントロール性に貢献している。また、MT-09 SPにはスモーククリアのリザーバータンクを装備した。

13ハンドリングに貢献するヤマハ独自の“SPINFORGED WHEEL”

ハンドリングに貢献するヤマハ独自の“SPINFORGED WHEEL”

アルミ材の独自開発と工法の確立により、“鋳造ホイールでありながら鍛造ホイールに匹敵する強度と靭性のバランス”を達成。2020年モデルより前後で約700g軽量化、とくにリアの慣性モーメントは11%低減しており、アジャイルな運動性に大きく貢献している。

14車両挙動のきめ細かな制御を支える「IMU」

高機能・6軸の「IMU」(Inertial Measurement Unit)を搭載。「3軸角速度センサー」と「3軸加速度センサー」を使用することで6軸を検出、小型軽量化を実現した。またIMUの情報を受け取り車両側にフィードバックするECUには、3種の制御システム「バンク角も反映したトラクションコントロールシステム」「旋回性をサポートするSCS(スライドコントロールシステム)」「前輪の浮き上がり傾向時にライダーを支援するLIF(リフトコントロールシステム)」を搭載。個々の制御は相互に連動し、ライダーが運転操作に集中できるよう支援、マシンのポテンシャルを効率よく引き出せる。また各システムとも、介入レベル調整、及びON・OFF設定が可能となっている。さらに、直進時はもちろんコーナーでのやむを得ない緊急制動にて効果を発揮するBC(ブレーキコントロール)も装備している。

15クイックシフター

2020年モデル搭載からのシフトアップ機能に加え、シフトダウン時の機能を追加。シフトペダルの動きをシフトロッドにあるセンサーが検知すると、ECU演算により出力を補正。ギアにかかるトルクを瞬間的にキャンセルし、シフト操作をサポートする。

16D-MODE(走行モード切替システム)

走行シーンに合わせて4つのモード選択が可能。シャープでダイレクトな「1」、さまざまな条件に適した「2」、レスポンスが穏やかな「3」、最高出力を抑えて穏やかな「4」の4種類の走行モードを選択できる。

17クルーズコントロールシステム[MT-09 SP]

クルーズコントロールシステム

4速以上・約50km/h以上での走行時にセットできる。設定後の速度昇降はスイッチのワンプッシュ操作で2km/h毎、押し続けることで連続昇降も可能。ブレーキ操作、クラッチ操作、スロットルグリップ操作でキャンセルでき、レジューム機能も装備。

183.5インチ・フルカラーTFTメーター採用

5インチ・フルカラーTFTメーター採用

回転数に応じて色が変化するデジタルバータコメーター、燃料計、平均燃費、水温計、外気温計、ギアポジションインジケーターなどの機能を搭載。各機能の情報操作、セレクトはハンドルスイッチの操作で可能。別売アクセサリーのグリップウォーマーを装着した際の操作は、メーター表示を確認しながらハンドルスイッチで行える。また、ETCインジケーター表示機能※も備えている。

二輪車用ETC車載器アンテナ分離型JRM-21を装着し、車両に装備されているETCコネクターに接続すると、メーター内のETCインジケーター表示機能を使用できます。
メーターパネルは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。

192機能タイプのLEDヘッドランプ

2機能タイプのLEDヘッドランプ
2機能タイプのLEDヘッドランプ

機能パーツの集合体とし、メカニカルな表情のLEDプロジェクターヘッドランプは、ロービームとハイビームを一体型とした2機能タイプ。ロービームは、照射エリアとエリア外の境界の明暗差が少なく穏やかで、境界付近での良好な視認性を実現している。

ヘッドランプ、ポジションランプは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。

20フィット感&マシンホールド感に優れたシート

フィット感&マシンホールド感に優れたシート

シートはクッション形状を作り込むことで、発進から制動時までさまざまな状況での優れたフィット性を実現。またMT-09SPは上質なシート表皮を使用、グレーのダブルステッチがスポーティなイメージを醸し出している。

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