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開発からのメッセージ:NIKEN

NIKENの開発からのメッセージをご紹介します。

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Message from Project Leader
コーナリングを安心して楽しむことに特化した全く新しいスポーツモデル
これまでにないリーン感覚をぜひご堪能ください!

NIKENは、外的変化に強く安定感・接地感に優れたLMW機構の特徴を、コーナリングを存分に楽しんでいただくために最大限活用したモデルです。スポーツLMWの第1弾として、少しでも多くの方にコーナリングの面白さを体感いただけるよう、スポーツ性・快適性のバランスを図り、スポーツライディングしながら景色も満喫できる、“リラックス&エキサイトメント”をテーマに開発を進めました。またデザイン面においては、長きに亘って飽きがこない、理にかなった形を追求しています。

中部エリア以外のみなさんは、イメージしにくいかもしれませんが、ここ磐田から飯田を通って諏訪ぐらいまで高速に乗り、そこからビーナスラインを走って松本に降りて一泊。翌日、安房トンネルを抜けて帰ってくるようなツーリングでの使用を想定しました。つまり、下道から高速道路まで、時に高速ワインディングもあればタイトな山道もあるようなコースです。安房峠のあたりは水がしみ出ていたり、浮砂が多かったりと路面は非常に変化に富んでいます。
そんな不慣れで先が見通せない道でも安心して攻められ、景色も楽しめるために、TRICITYで培ったLMWのメリットをコーナリングバイクに活かして行くにはどうすべきか……。一つ一つ積み重ねていった結果、トレッド410mm、外側懸架の倒立式フロントフォーク、前15インチタイヤ、バンク角45度、ハンドル切れ角36度、2軸ステアリング機構や最低地上高150mm、50:50の前後重量バランスに、クランク軸慣性モーメント最適化などのフィーチャーにたどり着いたのです。
またビーナスラインに着く頃に疲れてしまうようではツーリングの楽しさが半減ですし、仲間うちで自分だけ給油回数が多いというのも避けたい。そこからシート形状やポジション、タンク容量なども自ずとはじき出されていったんです。

NIKENはフロントの接地感が抜群で、コーナーに入ってからのコントロール性に長けています。
コーナリングというのは、乗り物を操る際の大きな醍醐味ですが、そこには楽しさと不安が共存していると思うんです。みなさんの中にも、コーナリングに苦手意識を持たれている方がいらっしゃるのではないでしょうか。仲間とツーリングに出かけると、少しペースが速く、コーナー進入では少し離されてしまうけれど、立ち上がりで挽回している方ですとか、進入までにブレーキが間に合わず、コーナリング中にブレーキをあてて車体が起きてしまい狙ったラインから外れてしまうような方。ぜひ、NIKENに乗ってみてください。コーナー進入時の不安が取り除かれていますし、コーナリング中のブレーキに対する挙動がとても安定していますので、「あれ?今までこんな速さでコーナーに進入していたかな」とか「こんな速度で安心して走れていたっけ?」「なんだか余裕があるな」という気づきがあるはずです。
私自身初めて乗った時におっ!と思ったのは、フロントをすくわれて転ぶような不安感がなく、前の2輪が路面をしっかりつかんで追従し、これまでに感じたことがない接地感と安定感があったことです。コーナーに入ってからのコントロール性が良く、思ったよりも小さいRで曲がれるんですよ。
ですから、初心者やライディングに不安のある方は明らかにスキルアップした走りができますし、腕に自信がある方は、それまで自分のスキルを最大限に使っていたところをNIKENが補うので、よりゆとりをもって楽しめます。だれもがワンランク上の走りを安心して味わえるのです。

まずはお近くのNIKEN取り扱い店にて、試乗してみてください。コーナリングを楽しむような試乗コースではないと思いますが、NIKENはゆっくり走っても楽しいんですよ。少なくとも、交差点での右左折のなめらかさ、曲がりやすさを感じていただけるはずです。
普通の二輪車よりも車幅や重量はありますが、その違いこそが、今までの乗り物では体験できない全く新しい革新的なリーン感覚、安心のエキサイトメントを安心して味わえるポイントです。ぜひ、驚きの走行感覚をご堪能ください。

プロジェクトリーダー
鈴木貴博

マジェスティやグランドマジェスティなどのビッグスクーターを手がけたのち、TRACER900を中心にMTシリーズに携わる。LMW開発では、世界で初めてのスポーツモデル「NIKEN」をプロジェクトリーダーとしてまとめ上げた。
「ヨーロッパのプレス向けの試乗・説明会に行ったのですが、試乗前夜の懇親会では、だれにも話しかけられなかったのに、350kmほどのアルペンルートを試乗した日の食事会では、プレスのみなさんから取材ぜめでした……」

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