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特長紹介:YZF-R7

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パワーユニット

水冷4ストローク・DOHC・直列2気筒688cm³エンジン

01スロットル操作に俊敏に反応するエンジン

水冷4ストローク・DOHC・直列2気筒688cm3エンジンは、ライダーの操作に対して従順かつ俊敏に反応する。徹底して作り込まれたドライバビリティーは、発進する時、加速する時、そしてコーナーから脱出する時、ライダーに爽快なスポーツフィーリングをもたらす。2021年モデルMT-07の定評あるエンジンをベースに、スロットルプーリーのハイスロットル化、2次レシオの最適化などにより、スーパースポーツらしいパワー感と扱いやすさを両立している。

エンジン画像はCG合成によるイメージです。

02心地よい鼓動感とトラクション感がライダーを包む270度位相クランク

270度位相クランクは、スロットルワークに対して忠実に反応し、躍動感のある加速フィールと路面を蹴るような力強いトラクション感を生み出し、味わいのあるフィーリングとスムーズな伸びやかさを両立している。また、フューエルインジェクションおよび吸排気系セッティングとの調和により、低回転域から高回転域まで、心地よいコントロール感をもたらしている。

クラッチが繋がった状態のイメージ図
図はクラッチが繋がった状態

03より軽やかなクラッチ操作と、安定感ある減速をもたらすアシスト&スリッパー®クラッチ

アシストカムとスリッパーカム、2種のカムを設けたアシスト&スリッパ―®(A&S®)クラッチ※1が、シフトダウン時などのバックトルクによる車体挙動への影響を軽減。過度なエンジンブレーキを抑制し、減速時の安定感を高めている。スリッパー特性はシフトダウン時のつながりの良さを重視して作り込んでおり、スポーティな走りに最適なエンジンブレーキフィーリングをもたらす。また、クラッチレバーの操作荷重は約33%低減している※2。

※1
「A&S」「アシスト&スリッパ―」は、株式会社エフ・シー・シーの登録商標です。
※2
2021年モデル MT-07 ABS比
画像はイメージです。
[通常走行イメージ]
発進・加速時などではプレッシャープレート側カムがクラッチボス側カムに噛み込むことにより十分な摩擦力を確保
[スリッパー作動時イメージ]
後輪からの回転トルクがエンジン側のトルクを超える場合は、カムの働きでプレッシャープレート側が押し出され、クラッチ圧着力を弱めスリッパー機能が働く

車体

高次元な走りをもたらす軽量ダイヤモンド型フレーム
リジッドマウントしてフレーム剛性バランスに貢献するアルミ製センターブレース

04高次元な走りをもたらす軽量ダイヤモンド型フレーム

ライダーの意思にリニアに応え、軽量・スリム・コンパクトな車体のベースとなっているダイヤモンド型フレームは、基本骨格を2021年モデルMT-07から継承。強化した前後サスペンションに合わせてアルミ製センターブレースを追加。リアアーム外側からピボット上下にリジッドマウントし、ピボットまわりのねじれ剛性を向上。全体的な剛性バランスをチューニングし、ひときわ機敏でスポーティなハンドリングとしている。

倒立式フロントサスペンション

05スポーティなライディングに応える
倒立式フロントサスペンション

ワインディングやショートサーキット走行に応える剛性感、挙動の分かりやすさなどをコンセプトに開発したインナーチューブ径41㎜の倒立式フロントサスペンションを採用。専用チューニングのタイヤに合わせた独自セッティングを施している。アルミ鍛造アンダーブラケットやアルミ重力鋳造ハンドルクラウンと相まって、ボディ全体の高剛性化を達成。ブレーキング時およびコーナリング時の安定性や接地感が高まることで、スポーティなライディングが可能に。プリロードおよび伸側/圧側減衰はフルアジャスタブルで、セッティングの楽しさも味わえる。

走りの軽快感と安定性を高めるモノクロスリアサスペンション

06走りの軽快感と安定性を高めるモノクロスリアサスペンション

リンク式モノクロスリアサスペンションは、専用開発した減衰特性とばね定数により、ライディングフィールの軽快感とコーナリング時の良好な安定性を両立している。スペース効率の高い水平方向の配置で、マス集中化とコンパクト化に貢献。クロスパイプ類が不要なクランクケースへの直接懸架とし、軽量化に貢献する。プリロードおよび伸側減衰を調整可能。

スポーティな操縦性を支える専用ディメンション設定

07スポーティな操縦性を支える専用ディメンション設定

スーパースポーツにふさわしい俊敏なハンドリングを実現するため、車体ディメンションは専用設定としている。2021年モデルのMT-07に対し、キャスター角を1.1度立てるなど車体姿勢をより最適化することで前輪分担荷重を増やし、コーナリング時の安定感を向上。同時に、フォークオフセットを5mm短縮してトレールは同等を維持することにより直進安定性も確保。また、剛性バランスの最適化を行うことで、より軽快なライディングを可能としている。

画像は海外のクローズドコースで撮影されたもので、交通法規、仕様が国内とは一部異なります。ウェア類は国内では販売しておりません。
エアクリーナーボックスカバー
走行イメージ

08サーキットを駆けストリートをゆく幅広い用途に対応するライディングポジション

伏せやすく、ブレーキング時のマシンホールドも行いやすいスポーティなライディングポジション。セパレート型ハンドルは、ヒップポジションとフットレスト位置との間で最適なバランスを取り、絞り角と垂れ角を設定。スポーツライディングでよりタイトなマシンホールドが可能となっている。シートは股ぐりをスリムにしながら座面後方はワイドに。ポジションの自由度が高いため、サーキット走行からストリート走行まで幅広い用途に対応する。樹脂製タンクカバーはニーポケットをえぐった形状で、ライダーの運動性を妨げることなくホールド感を高めている。

走行画像は海外のクローズドコースで撮影されたもので、交通法規、仕様が国内とは一部異なります。また、一部の部品を取り外しています。ウェア類は国内では販売しておりません。
エアクリーナーボックスカバー
走行イメージ

09高い制動力とコントロール性を実現する
ラジアルマスターシリンダー&ラジアルマウントキャリパー

フロントブレーキシステムにはブレンボ製・純ラジアルマスターシリンダーを装備。ブレーキレバーへの入力をよりリニアにブレーキ油圧に伝達し、高いコントロール性を実現している。また、制動時のたわみを抑えるラジアルマウントキャリパーは、φ298mmダブルディスクと相まって、強力な制動力を安定して支える。多くのモデルでは、キャリパーの車体側へのマウントボルトは、ディスク面に対し垂直に捻じ込まれている。ラジアルマウントキャリパーでは、車体側へのマウントボルトがディスク面と並行に捻じ込まれている。これにより、制動力の反力は、直接連結ボルトには干渉しない。

画像はイメージです。
通常のキャリパーマウント方式
ラジアルマウントキャリパー

メーター

高い視認性を発揮するフルLCDメーター※

10高い視認性を発揮するフルLCDメーター

専用デザインのフルLCDメーターは高彩度なネガポジ反転液晶画面で、高い視認性を発揮する。

メーターパネルは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。

その他の装備

通常のキャリパーマウント方式
ラジアルマウントキャリパー

11スムーズで素早いシフトアップをサポートする
クイックシフターをオプション設定

スムーズ&クイックなシフトアップ操作を支援するクイックシフトキットをオプション設定。シフトロッドに設けたスイッチがシフトペダルの動きを検知すると、ECU演算によりエンジン出力を補正。ドッグクラッチに噛み合っているギアの駆動トルクを瞬間的にキャンセルし、クラッチ操作なしでも滑らかなシフトアップを可能としている。

メーターパネルは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。
画像は海外モデルです。国内モデルと仕様が一部異なる場合があります。
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