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WTGPについて

ヤマハ発動機が開催する整備士世界大会「World Technician Grand Prix (WTGP)」。YTA認定整備士の頂点が集い、技術力とお客様対応力を競い合い、サービス品質の向上を目指します。

WTGPとは

世界中のお客様に、
最高の“安心”を届けるために

世界No.1のテクニシャンを決める、ヤマハの頂上決戦

WTGP(World Technician Grand Prix)は、ヤマハの整備士教育プログラム「YTA(Yamaha Motor Technical Academy)」の最上位ステージです。35,700人のYTA認定整備士の中から、各国での厳しい国内大会を勝ち抜いた頂点の整備士だけが出場を許されます。競うのは、エンジンや電装に対する高度な技術力だけではありません。お客様との対話を通して問題の本質を見抜く力、そして相手に寄り添い安心を提供する力が求められます。WTGPは、ヤマハが大切にするサービスの本質を競い合う “頂上決戦” です。

ヤマハの品質を支えつづける、世界の整備士たち。

大切なお客様に安心、安全、満足をご提供し続ける、重要な存在。それがヤマハの整備士たちです。
整備士はヤマハの品質も支えていて、彼らがいなければ、ヤマハ製品の高い性能も十分に発揮できません。
WTGP は、そんな重要な整備士に敬意を表し、整備士の価値を分かり易い形で世界に示す舞台でもあります。

競技内容

技術 × 接客力。2つのフィールドで競い合う。

WTGPでは、整備士としての総合力が試されます。競技は大きく2つの分野で構成されています。
1つ目は「故障診断」。与えられた時間の中で、見えないトラブルを正確に見抜き、修理・整備を行う競技です。
2つ目は「お客様対応」。お客様の困りごとに寄り添い、状況と修理内容を分かり易く説明し、お客様にご安心いただける環境を作り出す対応力が求められます。
技術と人間力──どちらが欠けても通用しない、真の“テクニシャン”だけがこの大会で輝けるのです。

故障診断競技

トラブルが仕掛けられた車両を使って、故障診断から修理、点検、完成検査までの一連の整備技術を競います。制限時間内に全ての工程を正確に終えられるか、普段から培ってきた技術と、平常心を保つ精神力が試される競技です。

故障診断競技の様子

審査ポイント

  • 1 安全で正確な作業
    効率的な作業と手際の良さ
  • 2 迅速かつ的確な故障診断
    ヤマハダイアグノースティックツール(YDT)をバイクに接続して診断

採点基準

正確な手順で安全に作業を進められること、限られた時間内に効率よく診断・修理を行えることが高評価につながります。診断結果の正確さに加え、冷静に対応できる姿勢や、安定した作業品質も重要です。

お客様対応競技

お客様の満足を支えるのは、高い整備技術だけではありません。丁寧にわかりやすく点検内容をお伝えし、プラスαの感動を生み出すことが大切です。One to One Serviceの原点となる、ホスピタリティ溢れる対応力が求められます。

お客様対応競技の様子

審査ポイント

  • 1 説明の分かりやすさ
  • 2 適切なサービスアドバイス
  • 3 メンテナンスと部品の総合知識
  • 4 エチケット・マナー

採点基準

説明が明確で分かりやすく、安心につながるアドバイスを行えることが評価のポイントです。お客様に合わせた適切な提案や、正しい知識を踏まえた対応に加え、礼儀やマナーを備えた接客姿勢が高得点につながります。

ミッション

国を超えて、志でつながる整備士たち

WTGPには、世界中のヤマハ整備士が集結します。
互いに競い合うだけでなく、技術や価値観を共有し合い、
「もっと良いサービスを提供したい」という志でつながる、特別な時間です。

この舞台で生まれるのは、順位だけではありません。
挑戦の記憶、学び合う姿勢、そして国境を超えた友情──
WTGPは、整備士の未来を広げる“世界的な交流の場”でもあるのです。

One to One Service

ヤマハが大切にしているサービス理念、「One to One Service」。
それは、一人ひとりのお客様と、真剣に向き合い、信頼関係を築くという考え方です。

その理念を、日々の現場で体現しているのが整備士たち。
WTGPは、そんな彼らに最大限の敬意を込めて開催されています。

一人のお客様の安心を守ること。
その積み重ねが、ヤマハの品質を世界に届ける力になる。

整備士に敬意を。整備士に誇りを。
WTGPは、「One to One Service」を極める者たちの証です。

One to One Serviceについて
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