デザイン:YZF-R1M/YZF-R1
人機官能


人機官能
スポーツライディングの真髄とは何か。
それは、究極のマン-マシンインターフェイスを構築することだ。
メカニズムは、どこまで人の意志に忠実になれるのか。
スーパースポーツの開発は、そのチャレンジの最前線にある。ヤマハYZF-R1が追い求めたのは、運動性能の高さだけではない。
このマシンを走らせながらライダーが感じるのは、メカニズムと密接に意思疎通できるという、喜びと楽しさ。
ライディングの愉悦を、よりダイナミックに、より上質に進化させた。右手のアクセルワークに対して、ダイレクトに呼応するエンジン。ボディムーブメントに対して、確実にリアクションするシャシー。ナチュラルなフィーリングでライダーをサポートする電子制御。
すべてのテクノロジーは、優れたコントロール性のために。信頼できるマシンとともに、ライダーの意志が爽快に走る。
スタイリングデザイン


01ライダーがマシンと一体感を持ってコントロールする“纏う”デザイン
全てのデザイン要素には明確な目的がある。高出力エンジンの持つポテンシャルを引き出すため、ライダーとマシンの一体感を追い求め、優れたマシンコントロールを実現することだ。ライダーが触れる部分はエルゴノミクスに基づいて入念に設計され、前後左右へのスムーズな体重移動を自在にするシームレスな造形を実現。カウルとアンダーカウルのコンビは走行風をフロントからリアへ効率的に“いなす”形状とし、水平基調によるスピード感も強調する。さらに質感あるウイングレットが新しく装備されたことでダウンフォースが車体の安定感を引き上げる役割を果たす。アスリートの引き締まった筋肉を思わせる無駄のない造形美は、風との対話から生まれ、風を味方につける機能美の結晶となった。
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- 一部画像はデザインスケッチです。実際の車両とは異なる場合があります。
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- 走行画像は海外のクローズドコースで撮影したものです。仕様が国内とは異なります。


02YZR-M1の魂を“纏う”
YZR-M1の技術をデザインにフィードバックし、レースマシンとしての佇まいの表れであるM字型センターエアダクトの継承や、インテグレートされたカウリングなど“YZR-M1の魂”を表現。そして新たにウイングレットが装備され、マスを前方へと集中させたフロントデザインに昇華。質感にも配慮しており、風を受け止めるイメージでカーボンの織目をつけ、ダウンフォースの効力を視覚的に演出。
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- ポジションランプは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。
その他のこだわりポイント

03空力特性を高めつつリアビューに迫力を持たせるテールカウル&テールデザイン

04美しいチタン製プロテクター
YZF-R1M ABSのカラー&スタイリング
ブラックメタリックX(カーボン)NEW COLOR
YZF-R1 ABSのカラー&スタイリング
ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)NEW COLOR
マットダークグレーメタリック6(マットダークグレー)NEW COLOR
[NEW COLOR]は前年モデルからカラーチェンジしたモデルです。表記のないものは継続カラーとなります。