機能・装備:NMAX155
YECVT

01走る楽しさを広げるYECVT
電子制御でCVTの減速比を調整するYECVTを搭載。スロットルの角速度と開度、車速、エンジン回転数などの情報を基に、走行状況に最適なCVT減速比をリアルタイムで演算。算出された最適な減速比は、専用のマッピングを介してDCモーターへ指示。DCモーターが作動し、リダクションギヤとスクリューを通じて、CVTのシーブ位置を制御。電子制御がCVTの減速比をライダーの意思に合わせて調整することで、スクーターでは今まで体感することが難しかったマニュアルミッション車のようなライディングが可能となる。
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- 画像は合成によるイメージです。
02選べる走行モード切替
走行シーンに合わせて、2つの走行モード(T/S)から選択可能。燃費を考慮し市街地でのスムーズな走行が可能なTモード。郊外のワインディングロードなどより走りを楽しむレスポンスの良いSモード。モード選択は左スイッチボックス裏のボタン操作で行い、ディスプレイに選択したモードが表示される。

03簡単操作のシフトダウンで走りをもっと楽しむ
左ハンドルに装備しているSHIFTボタンの操作でマニュアルミッション車のような走行が可能となる。加速感を得たいとき左スイッチボックスのSHIFTボタンを押すとYECVTが状態に応じた適切なCVTの減速比調整をすることでエンジン回転数を上昇させる。さらに、追加でボタンを押すことで最大3段階までシフトダウンが可能で、下り坂などでエンジンブレーキを効果的に使用することができる。
また、スロットル急開時にも、YECVTが走行状況を判断しシフトダウン機能が作動。スロットル操作後にSHIFTボタンを押すと、さらに回転数を上げて走行することも可能で、加速を感じながら前方車を追い越したい時に効果を発揮する。
いずれもシフトダウンのキャンセルは、①走行モード切替操作、②巡航状態の継続、③低車速への減速、④アクセルを一定量閉じるなどの動作を行うことで、直前のモード走行に戻ることができる。
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- エンジン回転数が高すぎる場合などの特定条件下では、操作してもシフトダウン機能が効かない場合があります。
パワーユニット

04リフレッシュしたYECVT対応“BLUE CORE”エンジン
爽快な加速フィーリングとリニアなレスポンスを兼ね備える、水冷・155c㎥・4ストローク・SOHC・4バルブ・VVA・FI採用のBLUE CORE※1エンジンをリフレッシュ。カムチェーンの張り具合をコントロールするカムチェーンテンショナーを油圧式に変更し、フリクション低減に寄与。 また、静粛なエンジン始動/再始動を実現したSMG(スマートモータージェネレーター)とスタート&ストップシステム機構を搭載し、燃料の消費低減に貢献。
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- “BLUE CORE (ブルーコア)”とは走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想で、高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図っています。
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- 画像はCG合成によるイメージです。
05スムースな発進、加速をもたらすトラクションコントロールシステム
さまざまな路面状況で滑らかな発進性、走行性を支えるトラクションコントロールシステムを装備。滑りやすい路面でも後輪のスリップの傾向を抑止し、スムースな発進と加速を実現する。
車体

06快適な乗り心地をもたらすフレーム
快適な乗り心地をもたらすフレームは、φ60.5mmのメインパイプにφ45mmのダウンチューブを採用。高い剛性を実現し、軽快で扱いやすさを両立したハンドリングに貢献する。


07快適な走行フィーリングに貢献する前後サスペンション
前後サスペンションをリセッティングして、乗り心地と路面追従性を向上。リアは2021年モデルからストローク量を5㎜延長し、減衰特性を調整。フロントは柔らかい方向にセッティングを施し、オイルロック機構を追加。重量物の積載時や大きなバンプを乗り越えた際でも、サスペンションのフルボトム近辺のフィーリングが良くなり、市街地走行や郊外のツーリングなど、さまざまなシーンで快適な走行フィーリングが得られるセッティングになっている。

08ヘルメットが収容可能で利便性の高いシート下トランク
シート下トランクは約23Lの容量を確保し、ヘルメットの収納が可能。オープン状態をキープできるストッパーも装備し、収納物の出し入れなどが行いやすくなっている。また、2人乗車時に便利なヘルメットハンガーを2箇所装備している。
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- シート下トランクには熱の影響を受けやすいもの、壊れやすいもの、貴重品は入れないでください。また、ヘルメット等収納物の形状・大きさにより収納できない場合があります。ご購入の際、ご確認ください。内容品は付属されておりません。
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- 掲載のヘルメットはYJ-14 ZENITH(ジェットタイプ)です。
ディスプレイ

09走る悦びを表現する新デザイン採用のディスプレイ
イグニッションONで流れるアニメーションデザインやメーター表示が、走りへの衝動を掻き立てライダーの昂揚感を刺激する。多彩な情報を表示する4.2インチカラーTFTディスプレイと、スピードメーターやオドメーターなどを表示する3.2インチLCDディスプレイを装備している。走行モード切替は、左下に青(Tモード)と赤(Sモード)の2色で表示され、走行中のモード確認のしやすさに配慮。新採用のYECVT介入時の表示も同様のカラーで表示する。ライダーが走りへの高揚感を感じられるデザインとなっている。
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- ディスプレイは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。


10スマートフォンとの連携機能で必要な車両情報を一目で確認
専用アプリ「Yamaha Motorcycle Connect(Y-Connect)」をインストールしたスマートフォンとペアリングすることで、さまざまな車両情報を提供。ディスプレイ表示機能の拡張の他、ペアリングしたスマートフォンにメンテナンスタイミングのリコメンド機能やライディングログなどを表示することが可能となる。通話・通知・周辺天気など多彩な情報をディスプレイに表示することでライダーの利便性を高める。

Garmin StreetCross・サポートセンター
ナビゲーションでお困りのお客様はこちら
メールアドレス:AOEM.Service@garmin.com

11Garmin社製アプリとの連携でナビ表示可能なディスプレイ
Garmin社製ナビゲーションアプリ「Garmin StreetCross」をスマートフォンにインストールして車両とペアリングすれば、スマートフォンで目的地を設定するナビゲーション機能が利用可能。ディスプレイにマップを表示し、到着予測時刻、目的地天候など、ツーリングを快適にサポートする多彩な情報を表示する。
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- ディスプレイは撮影用に点灯したもので、実際の走行状態を示すものではありません。
その他の装備


12デイリーユースに便利なフロントポケット
ライダーの左側には600mlのペットボトルが収納可能な小物入れや、電子機器等の電源供給に便利なUSB TYPE-C 端子に対応した充電ソケット※1を備えている。右側にはリッド付きの収納BOX※2を装備。
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- USBソケットは5V、3A以下です。エンジンがかかっている状態でご使用ください。また、接続する機器や充電用アダプターの仕様、周辺環境等によっては、充電・使用できない場合があります。
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- フロントポケットには熱の影響を受けやすいもの、壊れやすいもの、貴重品は入れないでください。
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- 画像はNMAX155です。

13ロック解除やエンジン始動をスマートに
キーを取り出すことなく、車両のメインスイッチを押しまわすことで、電源ONやハンドルロックの解除、エンジン始動が可能。暗がりなどで鍵穴を探す手間が省け、フューエルリッド(燃料タンクキャップ)のロック/解除もスマートに行うことができる。
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- 植込み型心臓ペースメーカー等の医療用電気機器をご使用の方へ。本システムの電波により医療用電気機器に影響を及ぼす可能性があります。車載アンテナ約22cm以内に植込み型心臓ペースメーカーが近づかないようにしてください。詳しくは販売店にお問い合わせください。状況により作動範囲は変化します。


14乗りやすさに配慮したタンデムステップ
折りたたみ式タンデムステップを装備。高密度クッション材を採用したシートと相まって、快適なタンデム性を確保している。