PASを安心・快適にお乗りいただくために
PAS(電動アシスト自転車)を安全にご使用いただくためのポイントをご案内します
PAS(電動アシスト自転車)を、より快適に、そして安全にお乗りいただくために、是非以下の内容をご一読いただき、交通ルールを守って安全運転を心がけましょう。
乗車のしかた
スイッチを入れる際には、ペダルに足をかけないようにしましょう。
また、発進の際は、必ずサドルにまたがってから、こぎ出しましょう。
スイッチが入った状態では、思わぬアシスト力が発生する可能性があります。
片足でペダルをこぎながら助走し、反動をつけてサドルにまたがる乗りかた(けんけん乗り)は、転倒や接触事故によるけがのおそれがあります。
故障のサインが出たら早めに販売店へ
PASには故障が発生した場合に、異常をお知らせする機能があります。ハンドルについているスイッチに「Er」表示、もしくは「走行モード」や「バッテリー残量」が点滅することで、故障のサインを出しています。
「Er」もしくは「点滅」のサインが出たら早めに販売店へ相談しましょう。
ハンドル操作におけるご注意
手放しや傘をさしながらの運転はしない
バランスがとりにくくなり、転倒によるけがのおそれがあります。
- 合図する時以外は両手でしっかりハンドルを握って運転してください。
手やハンドルに荷物をかけたり、ペットをつないだりしない
荷物やひもが車輪に巻き込まれたり、バランスを崩して転倒し、けがのおそれがあります。
- 荷物は、バスケットやリアキャリアに積んでください。
夜間走行時のご注意
視界の悪いときは、無灯で乗らない(夜間や霧など)
見通しが悪くなり、衝突や転倒によるけがのおそれがあります。
- 必ず前照灯を点灯してください。もし前照灯がつかないときは、押して歩いてください。
バッテリー装着時のご注意
PASのバッテリーを取り付けるときに、バッテリーの上部をカチッと音がするまで車体側に押して固定します。 装着後、バッテリーを手前に引いて、確実に装着ロックされていることを確認してください。
幼児を同乗させる場合のご注意
幼児は子供乗せ機を使用せずに乗せない
安定が悪くなり転倒によるけがのおそれがあります。
(一部市販品で取り付けられない場合がありますので、ご購入前に必ず販売店にご相談ください。)
- ご使用に際しては、確実に子供乗せ機が取り付けられているか(特に取り付け金具やボルトなど)を必ず確認してください。
- 使用中は、幼児の足や手が可動部にはさまれないよう注意してください。
- 後部子供乗せ機を使用する場合は、リアキャリアを必ずご使用ください。あわせて、ドレスガードの装着をおすすめします。
- 幼児を子供乗せ機に乗せるときは、幼児にヘルメットを着用させてください。
バッテリーのリサイクルについて
PASのバッテリーはリサイクル可能です。
使用済みのバッテリーは、販売店で回収リサイクルしてもらってください。小さな積み重ねが地球の限られた資源を有効活用します。
乗車前点検のポイント
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- 初回点検以降は半年毎に定期点検を受けましょう!(有料)
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- 点検方法の詳細および不具合の場合の対応方法は取扱説明書または販売店でご確認ください。
サドルの確認方法
サドルの各部位に変形、損傷がないか、確認します。
一般用サドルの場合
スポーツ用サドルの場合
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- サドル取付ボルトとは、サドルをシートポストに固定しているボルトです。
舟線、ばねが損傷した状態で走行すると、サドルが正しく保持できなくなり、事故・ケガのおそれがあります。
これらの異常を感じたら、自転車には乗らず、販売店に相談してください。
サドルにゆるみやガタつきがないか、確認します。
サドルの前後を持って動かす。力を入れても回ったり、抜けたりしないこと。
サドルが緩んだ状態で走行すると、サドルが回転したり破損して、事故・ケガのおそれがあります。
「一発二錠搭載車」操作上のご注意
キーを時計方向に回し、サークル錠が開錠される(施錠用ツマミがあがる)事を確認します。
ハンドルの下部にある表示窓の色が、赤から青へ変わっていることを確認します。
ハンドルを回し、ロックが解除されている事を確認します。
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- 異常がある場合はPASショップに御相談ください。