安全のポイント
電動アシスト自転車を安全にご利用いただくために注意したいポイントをまとめました。
乗車にあたっては安全な服装を
- ①ヘルメットを着用しましょう
- 改正道路交通法の施行により、令和5年4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務化されました。自転車を運転するすべての人がヘルメットをかぶることに努めなければならないのはもちろんのこと、同乗する方にもヘルメットをかぶらせるように努めなければなりません。交通事故による被害を軽減するために、ヘルメットの着用に努めてください。
- ②露出の少ない服装・明るい服装を心掛けましょう
- 反射材を自転車や靴に装着すると自動車のドライバーや他の通行者への被視認性が向上します。
- ③手袋を着用の際は指を動かしやすいものを使用しましょう
- ハンドル操作はもちろん、アシストモードの切り替えや変速も両手で行いますので、手袋をする場合は、操作がしやすいものを使用しましょう。
- ④運転しやすい靴を履きましょう
- 下駄、スリッパ、ハイヒールなどは、走行時にペダルを踏みはずしやすいのでやめましょう。
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乗るときの正しい基本姿勢
- ①サドルを調整する。両足のかかとが軽く着くくらい
- ②後方安全を確認し、スタンドを上げて左側から乗車する
- ③腕の力を抜く肘をはらないのけぞらない
- ④視線は前方へ。路面状況にも注意
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走行時の注意点
- ①急発進はやめましょう
- 普通の自転車の感覚でペダルを漕ごうとすると、急発進になりやすいです。はじめて乗る時は「オートエコモード プラス」で練習してアシスト感に慣れましょう。
- ②けんけん乗りはやめましょう
- 電動アシスト自転車のけんけん乗りは、ペダルへの負荷を検知しアシストが作動してバランスを崩す可能性があるためご遠慮ください。 PASはけんけん乗りでなくても、こぎ始めからスムーズにアシストするので座った状態で走り出せます。
- ③早めのブレーキで確実に止まりましょう
- 両輪のブレーキを同時に掛けてください。(4本の指で確実に)車両が完全に停止してから降りてください。
- ④停止時にはブレーキをしっかりとかけ、両足を地面につけましょう
- 信号待ちなど、停止中にペダルに足を乗せていると、予期せぬアシスト力が発生して前へ出てしまうことがあります。
日頃のお手入れ(点検とメンテナンス)
自転車は乗り物ですので点検と調整が必要。
安心・安全に長く使用するには定期的なメンテナンスが重要です。
初回点検(2か月目点検)はお買い求めいただいた販売店での実施に限り無料となります。
購入店に保証書、点検整備の記録をお持ちの上、お受けください。
※使用状況などにより部品交換が必要な場合は有料となることがありますので、あらかじめ販売店にご確認ください。
長期間乗らないとどうなるの?
バッテリーの劣化、タイヤの空気圧減少、ブレーキレバーの動きがにぶくなったりいくつかの影響が考えられます。長期間保管する場合は、適正な場所と適正なバッテリー残量で保管してください。6ヶ月以上保管して再び使用する場合は、販売店で点検・整備(有料)をお受けになってからご利用ください。
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自転車点検のキホンは「ブタはしゃべる!」
-
ブレーキ
〈止まる〉は乗り物の重要な機能!
-
タイヤ
すり減ったタイヤや空気圧が少ないと危険です!
-
ハンシャバン
リフレクターの汚れや破損がないかチェック!
-
シャタイ
車体/ハンドル/サドルなどにがたつきなどがないかチェック!
-
ベル
忘れがちなポイントのベルもしっかりチェック!
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自転車の状態を定期的にチェックしましょう
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サドル
引き上げ限界線を
超えていないかチェック
サドルポストのがたつきや折損による転倒のおそれがあります。
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ハンドル
引き上げ限界線を
超えていないかチェック
ハンドル操作の妨げ、ハンドルポストのがたつきや折損による転倒のおそれがあります。
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ベル
しっかりベルが
鳴るかチェック
周囲の往来に対して警告できなくなるため事故のおそれがあります。
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反射板(リフレクター)
汚れや破損がないか
チェック
汚れや破損があると特に夜間見落とされる可能性があるため事故のおそれがあります。
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ブレーキ
ブレーキレバーの
あそびのチェック
使用限度を超えたブレーキシューの
摩耗がないかチェック
ハンドル操作の妨げ、ハンドルポストのがたつきや折損による転倒のおそれがあります。
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タイヤ
空気が適正に入っているかチェック
使用限度を超えた
摩耗がないかチェック
タイヤの溝が無くなっているとスリップ等による転倒のおそれがあります。
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ホイール
スポークの
折損がないかチェック
転倒のおそれがあります。
安全のためにルールを守りましょう
- 歩道は歩行者優先で走行しましょう
- 歩道では車道寄りを徐行し、歩行者の通行を妨げる場合は一時停止しなければなりません。
- 自転車横断帯がある場合は、横断帯を進行しなければなりません
- 自転車横断帯がない場合は、注意して横断歩道を通行しましょう
- ※歩行者の通行を妨げる場合は自転車から降りて、自転車を押して横断しましょう。
- 必ず信号に従って通行しなければなりません
- 交差点での右折は、二段階右折です
- ※できるだけ道路の左端に寄って交差点の向こう側までまっすぐに進み、十分速度を落として曲がらなければなりません。
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- 夜間はライトを点灯して走行しなければなりません
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- 自転車は車道の左側を走行しなければなりません
- 自転車は車両や自転車通行が禁止されている道路は通行できません。
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- 一時停止の道路標識がある場合は、停止線の直前で一時停止し、安全を確認しなければなりません
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- 裾の長い洋服や、長いスカートは巻き込みの危険があるのでやめましょう
- 雨が降ったら、レインコートを着用しましょう
- スニーカー等のかかとの低い靴を使用しましょう
- 駐輪時は歩行者等の妨げにならないよう、駐輪場を利用しましょう
自転車の道路交通法違反
- × 飲酒運転
- × 携帯電話を使用しながらの運転
- × 傘を差しながらの運転
- × イヤホン等を使用しながらの運転
- × 夜間のライト無灯火運転
- × 二人乗り
※16歳以上の運転者は、幼児2人同乗基準適合車の場合のみ6歳未満のお子様を2人乗車させることができます。
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傘を差しながらの運転
![](img/trafficLaw_illust2.png)
携帯電話を使用しながらの運転
![](img/trafficLaw_illust3.png)
イヤホン等を使用しながらの運転
自転車に関連する標識の意味
-
一時停止 必ず一時停止して安全を
確認します。 -
徐行 直ちに止まれる速度で
走行します。 -
車両通行止め 車両の通行を
禁止します。 -
自転車横断帯 自転車が横断する時に
通るところ。 -
歩行者専用 歩行者だけが
通れます。 -
歩行者・自転車専用 歩行者と自転車が
通れます。 -
自転車通行止め 自転車は
通行できません。 -
自転車専用 車両の通行を
禁止します。 -
自転車一方通行 矢印が示す方向と
反対方向への通行は
できません。 -
並進可 2台まで併走する
ことが
可能です。
PASワゴンは一般の自転車と機能や構造が違います
PASワゴンは一般の自転車と機能や構造が違うため、乗車感覚が異なります。
道路状況や乗り方によっては転倒の恐れもありますので、次の点にご注意ください。
- 公道で使用される前に、必ず安全な場所で充分練習してください。
- 傾斜や凹凸のある道路では、走行中にハンドルを取られやすいので充分注意をしてください。
- 走行中の急旋回(小回り)は倒れやすくなりますのでしないでください。
- 下り坂やカーブでは安全のためブレーキ操作を早めに行ってください。
- 車両に慣れるまでの練習用として、車体が左右に傾かないようにできる固定器具を同梱しています。走行に慣れたら、固定金具を取り外してください。取り付け、取り外しは、販売店にご依頼ください。