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のんびりYPJ 散歩(東京編)

東京タワーからスカイツリーへ、東京の新旧スポットを巡ってみた。

e-Bikeの魅力は寄り道にあり!?
東京の歴史を感じるサイクリングに出掛けてみた

東京タワーからスカイツリーへ、東京の新旧スポットを巡るルートをご紹介します。

今回はクロスバイクタイプのe-Bike「CROSSCORE RC」で都内を巡る。

歴史ある神社からスタート

スタートは目黒駅にほど近い大鳥神社から。社殿が造営されたのは大同元年(西暦806年)ですが、室町時代に記された最古の江戸図にも記載されていたという歴史ある神社なので、東京の歴史を巡る上ではぴったりの場所です。

目黒区最古の祈願所として知られ、江戸時代から続く酉の市(例年11月開催)でも有名な大鳥神社。江戸時代に大流行した民間信仰によって建立された庚申塔(こうしんとう)。見ざる言わざる聞かざるの三猿が刻まれる。

急坂もe-Bikeならスイスイ

目黒川からJR目黒駅の方に登って行くルートには、都内屈指の勾配で有名な行人坂(ぎょうにんざか)という急坂が存在します。かなりの斜度が長く続きますが、e-Bikeなら汗だくで歩く人々を横目に、サドルに座ったままスイスイと上れてしまいます。
目黒駅を横目に通り過ぎてからは目黒通りを走ります。高いケイデンス(ペダルの回転数)に対応したe-Bikeは速度の維持もしやすく、幹線道路も走りやすいのですが、やはり交通量の少ない道のほうが快適で走りやすい。そういう道は幅が狭く、急坂が多かったりしますが、そういう道にこそ面白い出会いがあるものです。
そう考えて、幹線道路から外れて目の前に現れた坂を上ってみることに。こちらも普通の自転車なら、上ろうという気にならないでしょうが、e-Bikeだとこういう寄り道をどんどんしてみたいと思わせてくれます。

アシストのない自転車では登る気にもならないような坂道でも、e-Bikeならラクに上れる。
行人坂の途中には小さなお堂が。再発進がラクなので気軽に止まれるのがe-Bikeのいいところ。
なかなか斜度のある天神坂という坂ですが、e-Bikeだと周りの景色を楽しみながら走れる。

三田方面へ、趣のある商店街を進みます

三田方面に下って行くと国道1号線に出て、最初の目的地である東京タワーも見えますが、ここでも裏道を探します。直感を頼りに走っていたら、慶応仲通り商店街という細い路地が続く、趣のある商店街に出ました。

人通りも多かったので自転車を降りて歩く。多くの飲食店が並び、中には最新のサウナ施設も。
続いて東京タワーの袂の芝公園に。「CROSSCORE RC」と東京タワーで記念に1枚。

芝公園から増上寺、東京タワーへ

芝公園から増上寺の前を通り、東京タワーを目指します。東京タワーに向けては、どの方向からも結構な坂道を上る必要がありますが、脚への負担は最小限に抑えられます。1958年に建てられ、現在はTV放送などの電波塔としての役割は終えたとはいえ、東京のシンボルとしての存在感を放ち続けています。

600年以上の歴史を持ち、徳川家の菩提寺としても選ばれた増上寺。江戸時代には3000人もの僧侶の念仏が響いていたとか。
東京タワーを眺めながら坂道を快調に上る。
高さ333mのトラス構造は迫力満点。

日比谷公園へ寄り道

続いて目指すは新しい東京のシンボルであるスカイツリー。とはいえ、急ぐ旅ではないので細かいルートは特に決めず、気の向くままに走ります。すると、日比谷公園に差し掛かったので、少し休憩することにしました。

日本最初の大規模野外音楽堂として1923年に完成した日比谷野外音楽堂。

※撮影のため、周囲に配慮したうえ一時停止し撮影しました。

日比谷公会堂や日比谷図書文化館、松本楼など様々な施設があるが、歴史を感じる売店でおやつを買ってちょっと休憩。

銀座を抜け月島へ

緑の中で少し休んだら、再び東京の街へ。銀座の辺りを抜けたら勝どき橋を渡り、歴史あるウォーターフロント月島に寄ってみます。勝どき橋はご存知の人も多いでしょうが、現存する数少ない可動橋(跳ね上げ式)。1940年に月島周辺で開催が予定されていた日本万国博覧会へのアクセス路として掛けられ、日本の技術力を誇示するために作られました。

勝鬨橋の向こうには、高層マンションが立ち並ぶ。新旧のウォーターフロントを感じられる景色。
開閉していた時代の名残を残しているが、1970年11月29日の開閉を最後に開かずの橋となっている

もんじゃストリート周辺へ、昭和の時代にタイムスリップ

もんじゃ焼きでも有名な月島は、明治時代に元からあった佃島、石川島を拡張するかたちで埋め立てられた地区。「もんじゃストリート」と呼ばれる通りには、70軒以上のもんじゃ焼き屋が軒を連ねています。少し裏道に入ると、昭和の時代にタイムスリップしたような景色を見ることができます。

月島から近い佃島にある佃小橋は、多くのドラマなどに登場している江戸時代の風情を残す。
もんじゃストリートは有名だが、その周辺にも歴史を感じられる風景が多く残る

佃島で名物の佃煮をお土産に

佃島の名物となっている佃煮で有名な歴史を感じさせるたたずまいの天安(てんやす)本店に立ち寄りました。

創業は1837年とのことで、現存する店舗の中で最も古い。この地にこだわって営業を続けている。
創業以来受け継がれてきたタレでの味付けを基本とした佃煮をお土産として購入。

天安本店
東京都中央区佃1-3-14

スカイツリー周辺で昼食

佃島から隅田川にかかる中央大橋を渡ると、第2の目的地であるスカイツリーがきれいに見えるように。ここまで、だいぶ寄り道してきたので、お腹も空いてきました。スカイツリーの辺りでお昼を食べることにします。

近くに来るとその高さ(634m)が実感できる東京スカイツリー。2012年の完成以来、東京の新たなシンボルとなっている。
Buildersは現在は虎ノ門ヒルズステーションタワーに移転して営業している。

Builders
東京都港区虎ノ門二丁目6番3号 虎ノ門ヒルズステーションタワー地下2階

浅草方面、かっぱ橋道具街へ

お腹が膨れたところで、今度は浅草方面に向かってみることに。仲見世通り周辺の混雑を避けてかっぱ橋道具街の方に足を伸ばしてみました。ユニークな名前の由来には諸説あり、水はけの悪かったこの地の掘割工事を隅田川のかっぱたちが手伝ったという説も。

スカイツリーを後にして駒形橋を渡り、浅草方面に向かう。
浅草寺や仲見世のエリアは、観光客でずいぶんと賑わっていたので通過することに。
かっぱ橋道具街で食器を物色。e-Bikeならアシストのおかげで重い荷物も気兼ねなく持ち運べる。

浅煎りコーヒーの専門店で休憩

そろそろ帰路につこうかと秋葉原方面に向かって南下して行くと、LUCENT COFFEEという素敵なコーヒースタンドを見つけたのでアイスコーヒーをいただきます。ゆったりとしたペースで景色を楽しめるe-Bikeだからこそ、こうした偶然の出会いを楽しむことができますね。

浅煎りコーヒーにこだわっているお店で、すっきりとして非常に飲みやすい。 このエリアは新旧の文化が共存しており、見て回るのがとても楽しい。

LUCENT COFFEE
東京都台東区寿1-17-12 レモンビル1F

5街道の起点、日本橋

最後に立ち寄っておきたかったのが日本橋。ここは江戸幕府が東海道だけでなく、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道の5街道の起点として定めた場所です。東京の歴史スポットを巡るうえでは、訪れておきたかったポイント。

江戸時代から街道の起点だった日本橋。現在は国道1号や4号、20号など7本の国道の起点となっている。

このあと、目黒まで帰ってきて、総走行距離は約35km。気付けばけっこうな距離を走っていましたが、いい運動をしたなという心地よい疲労感でした。次の日も筋肉痛などはなく、e-Bikeの効果を実感しました。アシストがあって”ラク”というだけでなく、走っている間はずっと”楽しい”と感じられたのが一番のポイント。アシストのない自転車では、坂道のあるルートをこれだけの距離走るのは不安がある人も少なくないでしょうし、普通の電動アシスト自転車では”ラク”ではあっても、この距離を”楽しく”走ることはできなかったでしょう。

サイクリングの途中でも走ってみたい道や、寄ってみたい場所があったら躊躇なく寄り道できるのが、e-Bikeの大きなメリットの一つ。たとえ、行き止まりかもしれない道でも、積極的に入っていってみようという気持ちにさせてくれます。発進時のアシストがパワフルなので、止まることが嫌ではなくなるのもポイントで、気になるお店などに出会ったら、迷わず立ち寄ることができました。寄り道をしながら、多くの出会いをe-Bikeライドで体験してみてはいかがでしょうか。

今回の
相棒

CROSSCORE RC

日常的なコミューティングからスポーツライドまで快適にこなす電動アシストクロスバイク

詳しくはコチラ >
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