YPJショートトリップ in 大阪湾岸ツアーイベントレポート
スポーツ電動アシスト自転車「YPJ」で大阪ベイエリアを巡るツアーをお楽しみいただきました。


ガイド付きYPJサイクリングツアー
「YPJショートトリップ」を開催しました。
今回は大阪の夢洲を含むベイエリア巡る春の香りを感じる約30kmのツアーです。
週間天気予報では、当日のみ雨予報。不安の中で迎えた4月6日。明け方まで降ってた雨は集合時間を迎えるころにはあがり、絶好のサイクリング日和になりました。
大阪はかつて水の都と呼ばれており、今でもその名残を多く見ることができます。今回は自動車や電車では出会うことのない景色をYPJで巡りました。今が旬の夢洲を目指す約30kmのルートです。

集合はユニバーサル駅近くの「ホテル京阪ユニバーサルタワー」でガイドから交通ルールやハンドサインなどの説明と注意事項を受けたあと、ホテル前に並べられたYPJとご対面。今回は「CROSSCORE RC(クロスコア アールシー)」をメインに「WABASH RT(ワバッシュ アールティー)」をご用意しました。どちらも昨年10月にモデルチェンジしたばかりの新型。みなさん興味津々です。それぞれの体型に合わせ自転車を選びスタート前に撮影を行いました。

集合はユニバーサル駅近くの「ホテル京阪ユニバーサルタワー」でガイドから交通ルールやハンドサインなどの説明と注意事項を受けたあと、ホテル前に並べられたYPJとご対面。今回は「CROSSCORE RC(クロスコア アールシー)」をメインに「WABASH RT(ワバッシュ アールティー)」をご用意しました。どちらも昨年10月にモデルチェンジしたばかりの新型。みなさん興味津々です。それぞれの体型に合わせ自転車を選びスタート前に撮影を行いました。

ペダルをこぎ始めて5分ほど。慣れてきた頃に最初のスポットへ。大阪に住んでいてもなかなか利用する機会のない大阪市営の渡船で安治川を渡ります。現在でも8カ所の渡船場があり、住民の移動手段として活躍しています。


非日常のクルージングを終えると、次はヒルクライムが待っています。YPJなら山も楽々! あっという間に山頂に到着です。それもそのはず、ここは天保山。2011年以前は日本一低い山として有名でした。(それでも日本で2番目に低い山です)。公園内の桜は満開で、お花見をされている方もたくさんいらっしゃいました。


大正に建てられた築港赤レンガ倉庫を抜けると、目の前には迫力ある港大橋が現れました。キラキラと光る水面に赤のトラス橋が映える、大阪港の隠れた映えスポットです。完成から50年を迎える全長980mのトラス橋は、今でも支間長日本一。世界でも第三位を、大阪港のランドマークとして圧倒的な存在感は健在です。

某CMで有名なベタ踏み坂よりも勾配がきつい「なみはや大橋」、日本でも大阪にしか存在しないアーチ型の「尻無川水門」や「京セラドーム大阪」など見どころもたくさん。ストップ&ゴーも、電動アシストのおかげで苦になりません。
下町風情あふれるキララ九条商店街は、多くの地元民で賑わっています。ここに新しくオープンしたばかりの「ふわこっぺ」で買い物タイム。サイクリングとパンは相性抜群です。何を買うか迷ってしまいますね。


川を渡るためには船や橋が一般的ですが、ここでは第三の方法で。昭和19年に開通した安治川隧道、地下トンネルを通ります。かつては車も通行していましたが、今は歩行者と自転車のみ。押し歩きながら、その歴史を体感します。


綺麗に整備された淀川リバーサイドサイクルライン沿いの公園で小休憩。先ほど購入したコッペパンを頬張りながら、YPJの魅力について語り合いました。そのあとは、気持ちの良いサイクリングロードでYPJの性能を思う存分堪能。向かい風の中でもグイグイ進みます。

舞洲には、初めて見た人はテーマパークと勘違いしがちな特徴的な建造物があります。オーストリアの「フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー」によるデザインのゴミ処理施設・下水汚泥処理施設です。自転車だとそのディテールも細かく見ることができます。

夢洲へは、旋回式浮体橋である夢舞大橋でアクセスします。この日は2025年博覧会前でしたが、テストランで本番さながらの雰囲気。夢洲内は自転車で走れる場所も限られているため、徒歩にて橋を登り、会場を橋の上から見渡しました。高さ約20m、長さ2kmの円形の建築物は遠くからでも驚くほどの大きさ。


夢洲をあとにし、大阪北港マリーナの「カフェ&ダイニング ヘミングウェイ」でお待ちかねのランチ。ヨットハーバーならではの素敵なロケーションです。みなさんにはスープカレーやパスタからお好きなメニューを選んでいただき、ランチを楽しみました。美味しい料理があると、会話も弾みます。

エネルギーをしっかりチャージした後は、再びサイクリングロードへ。往路よりペースが上がっていたのは気のせいではないはず。そんな中、今回唯一のトラブル発生。1台がパンクです。しかしそんな時もサポートカーが帯同しているので安心です。スペアバイクに乗り換え、サイクリングを続行できました。

少しずつ聞こえてくるテーマパークからの絶叫は、ゴールが近いことの証。みなさん笑顔絶えぬまま、予定通りに無事ゴールしました。
春らしい陽ざしに包まれた一日。天気は見事に回復し、時折感じる冷たい風も心地よく、走るにはちょうどいいコンディションでした。電動アシストのおかげで、坂道や風にも負けず快適にペダルをこぐことができ、大阪湾岸の魅力を存分に味わえました。
今回のルートでは、普段はなかなか訪れることのない渡船や隧道、湾岸の景観スポット、そして2025年博覧会の舞台・夢洲など、日本でも屈指のにぎわいを見せる大阪湾岸エリアを、自転車ならではの視点で巡ることができました。
途中立ち寄った商店街での買い物や、大阪北港マリーナでのランチも印象的で、特に海を眺めながらいただいた食事は格別。走って、見て、味わって、大阪の“今”と“歴史”の両方を感じられる、とても贅沢なYPJと過ごす週末でした。