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いろんな意味で私たち観客との距離が近いトライアルってこんなスポーツ!

2019年2月19日
みなさんこんにちは!元モトクロスライダー安原さやです!


みなさんこんにちは!元モトクロスライダー安原さやです!

今回は昨年、初めて全日本トライアル選手権の観戦に行ってから、
モトクロスにはない楽しさと面白さにすかっりハマってしまった"トライアル"についてお伝えしていきます。

モータースポーツとあまり馴染みのない、知り合って初めての方に「私、モトクロスしているんです」とお話すると「あの、山とか大きな岩を登るスポーツのこと?」と8割の確率でそう返ってきます。名前こそ分からないが、それだけトライアルというスポーツはモトクロスより認知されているのだと、その都度思う訳なのですが

モータースポーツとあまり馴染みのない、知り合って初めての方に「私、モトクロスしているんです」とお話すると「あの、山とか大きな岩を登るスポーツのこと?」と8割の確率でそう返ってきます。名前こそ分からないが、それだけトライアルというスポーツはモトクロスより認知されているのだと、その都度思う訳なのですが・・・
みなさん、実際にトライアルを観たことがありますか?

モトクロスは、以前ブログもお伝えさせていただきましたように、クラスごとに決められたレース時間を、30台が一斉にスタートをし、誰よりも先にチェッカーフラッグを受けることで勝敗を決めていきます。したがって、モトクロスライダーはより速くなるためには!とスピードを最も意識して日々の練習、レースに取り組んでいきます。

モトクロスは、以前ブログでもお伝えさせていただきましたように、クラスごとに決められたレース時間を、30台が一斉にスタートをし、誰よりも先にチェッカーフラッグを受けることで勝敗を決めていきます。したがって、モトクロスライダーはより速くなるためには!とスピードを最も意識して日々の練習、レースに取り組んでいきます。

ではトライアルとはどんなスポーツなのでしょうか。

ではトライアルとはどんなスポーツなのでしょうか。
山の斜面や岩場、沢などの自然を活かした十数個のセクションが設けられていて、そこをいかに失敗なくクリーン(減点0)でクリアしていくかを競うスポーツです。セクションはどれも足で歩くのでさえも難しそうな、バイクがここを走るとはとても想像できない険しいものばかりなんです。そんなセクションを華麗にこなしていくライダーたちのバイクを操る技術は非常に高度で、種目は違うが同じライダーである私もとても圧倒されました。

ルールは、足を地面につける、エンジンを止める、落車する、コースアウトをする・・・などの項目ごとにマイナス点数があり、減点方式でレースが行われます。また、制限時間が設けられておりその制限時間も1セクション60~80秒ととても短いんです。ただ、そのセクションをいかにクリーンでクリアすれば良いという訳ではなく、時間との戦いでもあります。

ルールは、足を地面につける、エンジンを止める、落車する、コースアウトをする・・・などの項目ごとにマイナス点数があり、減点方式でレースが行われます。また、制限時間が設けられておりその制限時間も1セクション60~80秒ととても短いんです。ただ、そのセクションをいかにクリーンでクリアすれば良いという訳ではなく、時間との戦いでもあります。
モトクロスとの最大の違いは、速さを競うのではなく、上手さを競うということです。

ライダーたちは事前にセクションを足で歩き確認し、マインダー(ライダーをセクション上でフォローする人)と相談をしながら、クリーンでクリアするための走行ラインなどを決めていきます。

ライダーたちは事前にセクションを足で歩き確認し、マインダー(ライダーをセクション上でフォローする人)と相談をしながら、クリーンでクリアするための走行ラインなどを決めていきます。
トライアルは、私たちモトクロスとは違い、ゴーグル等はしておらず、ヘルメットもオープンフェイスで、ライダーがセクション中に発する声や真剣な表情、マインダーとの掛け合いがとてもよく聞こえてきます。観戦エリアもコーステープひとつで区切られているので、とても近くで観ることができます。
ライダーと観客の近さをアピールしてきた、私たちモトクロスライダーがちょっと悔しくなるほど、距離感が近いんです。
実はこの時が私の初めてのトライアル観戦でしたが、初観戦にも関わらずお昼ご飯を食べ忘れるほどトライアルの楽しい観戦にどっぷりハマってしまいました。

どうしても、もう一度トライアルが観たい!と思い2月10日に行われました、近畿トライアル選手権・ランドスポーツ南大阪(大阪)開幕戦へ行ってきました!

どうしても、もう一度トライアルが観たい!と思い2月10日に行われました、近畿トライアル選手権・ランドスポーツ南大阪(大阪)開幕戦へ行ってきました!

すると、そこには全日本トライアル選手権国際A級で11回もチャンピオンを取っているヤマハの黒山選手が!さっそく、観戦方法を聞いてみると「青いコーステープの中がセクションだから、そこに入らなければどこで見ても大丈夫やで!」と。

すると、そこには全日本トライアル選手権国際A級で11回もチャンピオンを取っているヤマハの黒山選手が!さっそく、観戦方法を聞いてみると「青いコーステープの中がセクションだから、そこに入らなければどこで見ても大丈夫やで!」と。

近畿選手権は、次のセクションへ移動するライダーたちと同じところを歩き、私たち観客も一緒にセクションへ移動することができました。おかげで、全日本選手権よりさらにライダーを身近に感じながら1日観戦することができ、とても楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。

近畿選手権は、次のセクションへ移動するライダーたちと同じところを歩き、私たち観客も一緒にセクションへ移動することができました。おかげで、全日本選手権よりさらにライダーを身近に感じながら1日観戦することができ、とても楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。

近畿選手権に参戦しているライダーたちを見ていると年齢層の幅がとても広く、どの世代の方でも実際に乗って楽しめるモータースポーツなんだなぁと、思わず私もトライしてみたくなりました!

近畿選手権に参戦しているライダーたちを見ていると年齢層の幅がとても広く、どの世代の方でも実際に乗って楽しめるモータースポーツなんだなぁと、思わず私もトライしてみたくなりました!

そうなんです、このトライアルは今回、私がそう思ったように、私もしてみたい!と思い、始める方が今とても増えてきているんです。小さな石ひとつ越えられるようになる度に達成感を感じられそうですよね。

そうなんです、このトライアルは今回、私がそう思ったように、私もしてみたい!と思い、始める方が今とても増えてきているんです。小さな石ひとつ越えられるようになる度に達成感を感じられそうですよね。

丸一日夢中で観戦できる、思わず自分もトライしてみたい!とも思わせてくれる、私たち観客といろんな意味での距離が近いトライアルを紹介いたしました。今回たくさん登場していただきました、黒山選手が出場する、全日本トライアル選手権の開幕戦は4月14日湯浅トライアルパーク(和歌山県)です。ぜひ現地で黒山選手を始めとするヤマハライダーの熱い応援をよろしくお願いします!

丸一日夢中で観戦できる、思わず自分もトライしてみたい!とも思わせてくれる、私たち観客といろんな意味での距離が近いトライアルを紹介いたしました。今回たくさん登場していただきました、黒山選手が出場する、全日本トライアル選手権の開幕戦は4月14日湯浅トライアルパーク(和歌山県)です。ぜひ現地で黒山選手を始めとするヤマハライダーの熱い応援をよろしくお願いします!
まだ1カ月以上も先・・・と思ったそこのあなた!その前に、トライアルを観られるチャンスがあるんです!次回はそちらをお届けいたします。

《今シーズン レーススケジュール》
全日本トライアル選手権
4/14 R1 湯浅トライアルパーク(和歌山)
5/12 R2 えびの市矢岳高原トライアルコース(宮崎)
6/23 R3 ツインリンクもてぎ(栃木)
7/14 R4 わっさむサーキット(北海道)
9/1 R5 灰塚ダムトライアルパーク(広島)
10/13 R6 キョウセイドライバーランド(愛知)
11/3 R7 スポーツランドSUGO(宮城)

地方選手権
全道トライアル選手権
東北トライアル選手権
関東トライアル選手権
中部トライアル選手権
近畿トライアル選手権
四国トライアル選手権
中国トライアル選手権
九州トライアル選手権


2019年2月19日

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