ヤマハトップライダーイチオシ!車両コントロールが上達し、時間も体力も温存可能。エンデューロレースにはYZとYPJ-MT Proのセットがオススメ
こんにちは。ヤマハ発動機販売 藤井です。
6月11日(日)にビッグバード高井富士で開催された全日本モーターサイクルクロスカントリー選手権(JNCC)第4戦の会場にて、オフロード向けスポーツ電動アシスト自転車(eBike)「YPJ-MT Pro(ワイピージェイ エムティー プロ)」の試乗会を行いました。
JNCCは1大会の出走台数約400台と、アマチュアライダーによる国内最大級規模のエンデューロレース。自然の地形を生かしたコースを決められた時間、「YZシリーズ」などオフロードのオートバイで走行し、周回数を競います。
レースが行われる前日の土曜日は、下見ができるようコースが解放されているのですが、オートバイでの移動はNG。基本、歩きか自転車で巡らなければなりません。
とはいえ、コースはガレ場だったり
急斜面だったり
道なき道だったりして、普通の自転車ではほぼムリ。
マウンテンバイク(MTB)でもなかなかにハードな行程です。
今回のコースは、1周5〜6kmあるので、歩いて回ると足下が悪く、高低差もあって、平均3時間くらいかかると言われています。
そこで今回のJNCC会場のような傾斜が長くつづくコースの下見にオススメしたいのが、オフロードでの走行性能を追求し、パワフルでありながら軽量で、よりスムーズなライディングフィールへと進化したスポーツ電動アシスト自転車「YPJシリーズ」のフラッグシップモデル「YPJ-MT Pro」です。
実際、ヤマハのトップライダーのみなさんに「YPJ-MT Pro」をコースの下見に利用いただいたところ、「楽しかったし、1時間くらいに短縮できた!」と驚きと感動の声を多くいただきました。なかには40分ほどで回ってきたライダーもおり、時間、体力ともに温存可能でした。
エンデューロレースに参戦しているライダー・鈴木健二さんに聞きました。
モトクロスの元ヤマハファクトリーライダーであり、MTBのダウンヒル競技でも活躍し、初代「YPJ-MT Pro」のテストライダーを務めた鈴木 健二さん(以下、健二さん)。現在もJNCCを始め、さまざまなエンデューロレースに参戦し活躍している現役ライダーの健二さんに「YPJ-MT Pro」の魅力を伺いました。
※背景の「YPJ MT-Pro」の走行モデルは健二さん、ご自身です。
◎身体の動きが良くなり、オートバイに乗るのが上手くなる
「MTBで山を登り降りするなど、トレーニングに自転車を使っているライダーは多いですが、特にダウンヒルは実践的なトレーニングに役立ちますね。サスペンションやタイヤなど、自転車自体進化しているとはいえ、オートバイよりも車体の挙動がダイレクトで、転ばないようバランスを取り、全身を使って乗りこなさなければなりません」
「ダウンヒルではスピードも結構出ますので、タイミング良くしなやかに動かさないと、ちょっとした石や段差でも身体が後ろにもっていかれます。自然と反射神経が鍛えられ、身体の動きが良くなるんです。 例えば、モトクロスは1レース30分プラス1周で競われるので、しっかり30分全力でMTBに乗ると効果抜群です」
◎オートバイの操作が丁寧になる
「YPJの乗り方としては、やみくもに力任せに漕ぐのではなく、一漕ぎ一漕ぎアシスト力を活かし、着実にタイヤにトラクションをかけながら上がっていくと、かなりの急な坂道も難なく上がっていくことができます。しかもこのトラクションをかけていく感触を身体が覚えてくると、オートバイに乗るときにもアクセルの開け方が丁寧になったりするんですよ」
◎トレーニング量が増える
「電動アシストが付いていたらトレーニングにならないと考える人もいますが、わずか15分のダウンヒルのために1時間かけて登っていたところを半分の時間で上がれれば、倍の練習ができるようになります。また、普通のMTBでは登れなかったところにも行くことができるし、純粋にトレーニング量が増えますよ」
「軽量コンパクトで、力強いトルクの新型ドライブユニット"PW-X3"を搭載した2023年モデルの「YPJ-MT Pro」は、パワフルなのに軽くて取り回しやすく、サスペンションのグレードもアップし、12速ワイドレシオのドライブトレインなど価格以上の進化を遂げています。 エンデューロレースに挑戦している方にはYZとセットでオススメしたい。まずはぜひ一度、大自然の中でその走行性能を体感してください」
試乗くださった方のインプレッション
参考までに、JNCC第4戦の会場で「YPJ-MT Pro」に試乗くださった方の声をご紹介しましょう。
※コメントと写真は関連していません
☆体力使わず短時間に下見可能
エンデューロレースの下見に最適ですね。ラクして時間短縮できます。アシストが効いているので、"ここはこう攻めよう""ラインはこっちがいいね"など、先輩ライダーにアドバイスもらいながら一緒に下見したら成績アップにもつながりそうです。
しかも下りの場面ではオートバイ同様の感覚で走行できるので、レースのイメージトレーニングにもうってつけ。
確かに価格は安くないですが、その金額以上の価値があるように感じました。
☆オートバイ同様の感触で車両を扱う基礎が身につく
前後サスペンションの剛性が高く、またファットタイヤが凹凸路面をうまくいなしてくれ、オートバイに乗るのに近い感触で乗れました。二輪車を扱う基礎が身につく気がします。しかも電動自転車なのに、思ったよりも軽かったですね。
☆いつでもオフロード感覚を練習できる手軽さがいい
アシストしてくれる分、普通の自転車よりもオートバイに近い走行感覚ですね。 YZのようなコンペティションモデルは、道路を自走できないので、頻繁に練習に行くのは難しいのですが、e-MTBなら近場で手軽にオートバイ感覚の走行練習ができそうです。
☆時短&体力温存は魅力的
足回りがしっかりしていて、オフロード路面でも安心して乗ることができました。今日くらいのエンデューロレースの下見には、確かに最高です。 土曜日に会場に入って設営し、下見して・・・となると、結構バタバタなんです。「YPJ-MT Pro」があれば下見にかかる時間が短くてすみますし、レースに向けて体力を温存しておけるのも魅力ですね。
試乗の感想をお聞かせくださったみなさん、ありがとうございました!
次回は、2023年8月27日にエコーバレースキー場(長野県小県町長和町姫木平)にて開催されるJNCC第7戦<http://www.jncc.jp/pg915.html>の会場にて、「YPJ-MT Pro試乗会」を行います(試乗会は8月26日午後開催)。
JNCC参加者はもちろん、大自然の中、「YPJ-MT Pro」の性能を体感してみたい方、試乗は無料ですので、お気軽にご参加くださいね(駐車料金、入場料が別途必要)。
■関連リンク
・製品ページ:走る楽しさを追求したニュースポーツ電動自転車YPJシリーズ
<https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/>
・全国各地で開催されるPAS/YPJのイベント情報
<https://www2.yamaha-motor.co.jp/Event/Pas/>
・YPJシリーズに乗れるレンタルショップ
<https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/rentalshop/>
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