サージタンク
管路の長いサージタンクが、自動車エンジンの高性能化を実現。高精度なシェル中子が、エンジンの吸気効率向上に寄与しています。
サージタンク
自動車用V型エンジンの吸気系部品であるサージタンクは、限られたスペースの中で管路を長くとることが求められます。ヤマハ発動機はシェル中子を組み合わせて使用することでこの要件をクリアし、自動車エンジン性能の向上に寄与しています。サージタンク鋳造に用いるシェル中子には面粗度の高い砂を採用。良好な吸気の流れに配慮しています。また、シェル中子を治具上で組み合わせることで、寸法精度を向上。自動車エンジン性能を確保しています。本部品では、性能向上とコストダウンの両立を図り、2部品から1部品へと部品点数を削減。スロットル径の拡大により6kWの出力向上に貢献しながら、約2割のコストダウンも達成しています。
製品分類 | 四輪 |
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鋳造方法 | 低圧鋳造(LP鋳造) |
材質 | アルミニウム合金(AC4B) |
使用部位 | エンジン |