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普段練習や試合がある私にとって、スマ免という学習方法はとても魅力的でした

1級スマ免に挑戦!海図問題は何度も学べて助かりました!静岡ブルーレヴズ 石塚選手がボート免許にTRY!

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石塚弘章さん

職業:ラグビー選手
合格日:12月27日

皆さんこんにちは!静岡ブルーレヴズ(旧ヤマハ発動機ジュビロ)の石塚弘章です。
この度、インターネット学習のスマ免で1級小型船舶操縦士の免許を取得しました!
はじめての操船・海図問題に苦戦しながらも、仕事と練習の合間で免許取得までこぎつけた私のチャレンジをレポートにしましたので、これから免許を取ろうと考えている方、迷っている方、是非参考にしてみてください。

免許取得の動機

ヤマハ発動機に入社した時から海での遊びに興味があったので、いつか船の免許を取って自分で運転してみたいなーと思っていました。ラグビー部には釣り好きの人も多く、船舶免許や特殊小型(ジェット)の免許を持っている選手が何人かいたこともあり、船舶免許を取得しようとずっと思っていました。ただなかなか行動に移せていなかった時に、マリン事業本部で働くこととなり、マリンレジャーが身近に感じる絶好のチャンスが到来しました!
異動後すぐに、小型船舶免許の試験を申し込み、1級と2級があることを知りました。基本的に2級で十分と言われていたのですが、どうせ受験するなら1級を取るぞと、なぜか変な自信と気合がありました。1級では2級にない海図が試験項目に加わるのですが、この海図に苦労することになるとはこの時は全く想像していませんでした。

実技講習について

申し込みから実技講習まで日にちがなかったこともあり、ロープワークのみを覚えて当日を迎えました。実際に船を操船したことがなかったので、かなり不安がある中でヤマハマリーナ浜名湖へ向かいました。
私の他に3名の受講者がいました。集合後、試験についての説明、配点と実技項目についての確認がありました。
屋外ではロープワークについて講習を受け、その後2組に分かれ国家試験で使用するボートを用いた、点検や操船などについて講習を受けました。点検項目はとても多く、その場で覚えることは難しいので、大事なポイントのメモを必死にとりました。
いよいよ午後から実際に操船をすることに。
初めてなので緊張していましたが、ベテラン講師の方が分かりやすく教えてくれたので操船技術については問題なく習得できました。また、少人数だったのもあり質問しやすく受講できる環境でした。この実技講習を通して、操船の技術の詳細よりも、いかに安全の確認が大事かということを学びました。

スマ免での学習について

普段練習や試合がある私にとって、スマ免という学習方法はとても魅力的でした。いつでも、どこでも、スマホやタブレットひとつで学習ができるのは非常に効率的でした。私は試験の申し込みをしてから、約1カ月の合宿期間があったのですが、空いた時間や夜寝る前の時間に少しずつ学習を進めることが出来ました。
スマ免の場合は①学科講習、②練習問題、③暗記対策、④試験シミュレーションの4項目があります。私はとにかく②練習問題を解き続け、間違えた問題は解説を読み、それでも理解できない場合は①学科講習で学習するという流れで勉強を進めました。
合宿中の空き時間で2級の範囲までは進めることができたのですが、1級の範囲の海図は、三角定規やコンパスを使用するので、手を付けることが出来ませんでした。そのため、合宿後から試験までの1週間はひたすら海図の問題を解き続けました。海図の問題は少しでも角度がずれていると正確な答えを出すことができず、何度も解き直しが必要で、時間がかかりました。
初めは全く答えが合わず苦労しましたが、試験2日前くらいからは徐々に上達していき正解も増えていきました。
試験前日は④試験シミュレーションを3回行いました。3回目でやっと合格点が出るようになり、その後は、実技講習を思い出し、ひたすら試験のシミュレーションを行いました。実技講習から1カ月経っていたこともあり、かなり忘れていたところもありましたが、講習時のメモを見返し大事なポイントを思い出すことが出来ました。

試験について

試験当日は気持ちの良い快晴でした。
ヤマハマリーナ浜名湖に到着し、試験会場へ入るとすでに30名ほどの受験者がいました。思った以上の人数でかなり驚きました。1級の受験者は10名ほどで、その他は2級の受験者です。試験開始の直前まで、スマ免で苦手な分野を学習して少しでも不安を払拭しようと試みました。海図に関してはやり切っていたので、あとは解くだけという気持ちでした。
試験時間は1級、2級、2級から1級へのステップアップの3つで分かれていました。
私はいきなり1級だったので一番長い試験時間になります。
試験後に回答が貼り出され自己採点できるとのことだったので、問題用紙に自分の解答を記しておきました。
心配していた海図はなんと全問正解することができ、全体で9割ほどの得点だったので、学科試験については一安心です。
午後から実技試験です。私は最後の組だったので実技試験について最終確認する時間が存分にありました。
試験の流れを確認し、頭の中でシミュレーションして試験に臨むことが出来ました。しかし、いざボートの近くまで行くと、かなり風が強く、停泊しているボートが大きく揺れていたので不安でした。人命救助や着岸の項目では、風の影響を受けやすいので冷静に風向きを確かめる必要があり、風の強さも計算し試験項目を一つ一つ行いました。
なんとか試験を終えることができましたが、自分の中ではミスなくできたつもりでも合格発表を見るまではずっとドキドキの日々です。

合否確認について

試験から4日後、受験票のIDを手元にPCで合否を確認します。
出来は良かったので自信はあったのですが、それでもIDを入力して結果を見る瞬間は何とも言えない緊張が走ります。
結果は学科、実技共に合格していました。ほっと胸をなでおろしたと同時に嬉しさがこみ上げてきました。
あまり時間がない中、努力が実を結び、一発で合格出来て本当に良かったです。

全体を通じて

まとまった時間が取りづらい私にとっては、今回のスマ免という学習方法はぴったりでした。最初は対面でなくて大丈夫なのかという不安はありましたが、終わってみれば全く問題ありませんでした。皆さんも是非スマ免で自分の好きな時間に学習を進め、小型船舶免許を取得してみてはいかがでしょうか。

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