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SR-Xキャプテン釣行レポート Vol.1

SR-Xオーナーの釣行レポートをお届けします。

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SR-Xオーナーの大村さんと会社の先輩でこの艇の「クルー」(瀬尾さんご本人曰く)の瀬尾さんは会社の先輩・後輩という関係で知り合って10年のお付き合い。この日は「福山ボートゲームフィッシング大会」への出場という事で気合も入っていたが・・・

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SR-Xオーナー大村孝治さん(38才)福山市在住

「会社に入社してしばらくして、先輩(今回の瀬尾さんとは別の)がご自分のボートで釣りに連れて行ってくれてそこから釣りにはまりました。直ぐに免許も取って12~13年前には最初のマイボートを手にいれ、この艇が2代目です」この日は釣り大会という事もあり「何としても対象魚の鯛を釣りたい」で望んでいただいた。

いつもは、大村さん・瀬尾さんの他に山下さんという方の3名で出掛ける事が多いそうであるが、「今日は町内会かなにかで来られずに」(大村さん談)今回の大会へは今年4月に進水したばかりのSR-Xで2名でのご参加。

いつもの釣りの楽しみ方としては、「鯛ラバやジギングでの釣りが中心」との事で、SR-Xの前に乗っていたFR-24からの乗り換えは多少不安も有ったそうである。

「ボートが小さくなるので波や風などに対してすこし不安がありましたが、釣りのし易いボート・操船し易いボートを探していてこのボートを勧められ、1回試乗してみて“これだ”と思い決めちゃいました」
たしかに、ボートのサイズが24フィートからサイズダウンではあるが・・「実際に乗ってみると波にも強いし走りも遜色ないし」のご感想。

「以前のボートは4ストロークの225馬力だったんやけど、このボートに変えて燃料代が半分で済むようになった」とお喜び。
「ほんとこの船はお財布にやさしいですわ(笑)。月に2~3回は釣りに出掛けるんですが、いままでは燃料費が1万円位掛かっていたのが半分で済むのは大きいですよ~」は実感がこもっている。
保管場所は浦島漁協桟橋係留との事で、保管料が月に4,000円程度であっても、月に2・3回出掛ける度の燃料費が「1回につき1万円」はかなり堪えていたご様子。

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SR-Xは「小さい」というイメージがあったが、瀬戸内では十分すぎるほどの走行性・釣り機能を持っている。

「メーカーオプションはほとんど全部入れましたが、いつもは2~3名で出掛けるのでバウレール・スターンレールは未だ使った事が無い(レール部分に立たなくても十分に釣りができる)」との事ではあったが、ロッドホルダーにはちょっと一工夫を入れた物を採用。
キャノピーの後部に取り付けられたバーにロッドホルダーを4連で取り付けた仕様となっており使い勝手もとても良さそう。

操縦席前には、販売店さんオリジナルのウィンドシールドが取り付けられており、波・風避けには効果を発揮しそうである。

しかもこのウィンドシールドはアクリルやガラス製の固定式の物とは違い取り外しも容易なため、天気の良い日は取り外して潮風を目一杯受けながらの走行も楽しめる優れ物。

「雨の日にはこれがあるお陰で濡れずに走れましたよ」との事で、船体・キャノピーと統一されたカラーとなっていて見た目もとても良い仕上がりの一品である。

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艤装としては、メーカーオプションをほぼフル艤装であるが、キャノピー後部のロッドホルダーはバー式のロッドホルダーを採用。「取り出しも簡単でロッドが回る事もなくてGood」との事。

この日の対象魚は「鯛」という事で、大村さん・瀬尾さんの“いつものポイント”ではなく多々良大橋近辺のポイントでスタートフィッシング。 良型の「マゴチ」1匹を釣り上げるものの、鯛の当たりは感じられず、ポイントをいつものポイントに変更して粘る事2時間。水深60メートルライン付近で瀬尾さんに鯛と思しき当たりが立て続けに発生。 「当たりはあるけど中々乗らんね」のやり取りをしながら待望の「鯛」のみに狙いを絞る。

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2名で釣りをするには十分すぎるデッキスペース。折角取り付けたバウ・スターンレールも出番が無い。
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前日の雨も上がり、絶好の釣り日和。7時のロールコールではあまり目立った釣果も報告されておらず・・

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「企業秘密なのであんまり写さないで・・」と言いながら細かく説明してくれる瀬尾さん。

大村さんの会社での先輩でもあり、良き友達・釣り仲間の瀬尾さんは釣り以外にもラジコン飛行機・バイクツーリング・鉄道模型と非常に多趣味な方で、実はこの日使用している鯛ラバも全て瀬尾さんの手作りの物。
「僕は家でテレビを見る時間が無いんですよね」という程の趣味への入れ込みで、ラジコンのエンジンのメンテナンスやルアー作りなど何でもござれの遊びの達人。

「鯛ラバってお店で買うと2,000円位するじゃないですか・・でも自作だと300円位でできちゃうし、自分で色々と工夫のしがいもあって楽しいですよ。根掛かりで仕掛けを無くしても300円なら許せるし(笑)」 自作の鯛ラバを拝見すると、スカートや錘など随所に自作ならではのアイデアを取り入れていて、釣る以前の楽しみ方を教えていただいた様な気分である。

ご本人曰く「この船のクルー」との事で、実はボート免許も他の趣味が忙しく未取得で、「何とかしないといけないんですよね」とはおっしゃるものの、これだけの多趣味だと中々難しいご様子。

大村さんが最初のボートを購入(13年前)してからはいつも「クルーとして乗船している」と言われるだけあり、ポイント移動や竿を出すタイミングなど息もピッタリ。

「基本的には船長任せなんですけどね・・」と先輩が一歩下がった立場で居るのが長く仲良くできる秘訣のご様子。


ポイント移動してから粘ること2時間、瀬尾さんの「よっしゃー」の声で竿を見ると間違いなく“鯛”の引き。カメラ・タモで準備万端で待ち構えていると上げる途中で「ありゃ!軽い」で結局はぬか喜び。
その後大村さんが37.6センチのアコウを釣り上げるも結局「鯛」にはお目にかかれずじまいでこの日は終了。

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ようやくアコウを釣り上げるも、念願の「鯛」にはお目にかかれず・・

「鯛よりアコウの方が旨い」と鯛が釣れなかった言い訳を魚の味という屁理屈でごまかしながら検量に向うも、やはりそこには大型の鯛も沢山持ち込まれている。
この日の優勝スコアは52.4センチと49.0センチの合計101.4センチの良型の鯛を揃えた松山から参加のチーム。
大村さん・瀬尾さん共に「鯛を見たかったな・・」の敗戦の弁で福山ボートゲームフィッシングで“賞無し”で終了。

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今年の抱負・SR-Xの楽しみ方について伺ったところ、大村さんの第一声は「鯛を釣りたい」の一言。 さらに「SR-Xは風流れが少なくてすごく釣りやすいボートなので色んな場所で釣りをしてみたいです。今は完全にこのボートでの釣りにはまっています」との事。

一方の瀬尾さんは「佐田岬の方まで行って青物ねらいをしたいですね・・」「鯛ももちろんですが、太刀魚・アオリイカ・メバル・アコウなど、色んな旨い魚を釣りたい」と、とても現実的な夢をお持ちの様子。
とても仲の良いお二人の関係が末永く続き、SR-Xをいつまでも満喫していただきたいと強く感じた取材となった。

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本大会に参加されたもう一人のSR-Xオーナーさんにも突撃取材平成24年6月に進水し、今回が2回目の乗船 曽我幸祐さん

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16歳になって直ぐにボート免許を取得し、ボート歴は16年の現在32歳。お父様のボートに乗って釣りを楽しんでいたが、今年6月に念願のマイSR-Xを手に入れオーナーに。

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松山からこの大会に参加された曽我幸祐さん。お父様のボートで小さい頃から一緒に釣りに出掛けていてボート免許も16歳で取得というから既にボート歴(自分で操船)16年の大ベテラン。
今年6月3日に行われた徳山ボートゲームフィッシングがSR-Xデビューの日となったそうで、今回が2回目のご乗船。
このボートの購入の決め手は19フィートなので保管料も安く、それでいて走りが良いところです」とSR-Xの走行性能の良さにほれ込んでいるご様子。

「燃費も良いし、釣りもし易く走行性能が予想以上に良くって、多少の波は全く問題ないですよ」とべた褒め。

バウデッキには魚探を2ステーションにして取り付けたり、バウデッキ横の左右のハンドレールにも3連のロッドホルダーを取り付けるなど、非常に戦闘的な仕様に仕上がっている。
バウでジギングをやるために」取り付けた2ステーション魚探はこの日は成果を発揮せず残念ながらの釣果ゼロ。
「今年は瀬戸内のボートゲームフィッシングイベントを全て転戦するつもりです」と本日の雪辱と今後の意欲を語っていただいた。 曽我さんのSR-Xの艤装は、メーカーオプションをほぼフルオプションとし、2ステーションのバウ魚探の他に、キャノピーの上にバウデッキ・スターンデッキを照らすスポットライトが取り付けられており、太刀魚やメバルなどの夜釣りに効果を発揮しそうな仕様に仕上がっている。

福山大会は残念な結果に終わったが、きっと今年の瀬戸内のボートゲームフィッシングシーンを熱くしてくれる一人になるだろう。

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