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SR-Xキャプテン釣行レポート Vol.5

SR-Xオーナーの釣行レポートをお届けします。

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毎年最大の参加艇数・参加人数を集めるボートゲームフィッシング広島大会。この大会に特別ゲストとして参加された「イカ先生」こと富所さんと広島からご参加の2名のSR-Xオーナーに密着取材。大会を通して見えたSR-Xの魅力を追う。

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まず最初に密着取材したのは、今回の大会に特別ゲストとしてご参加いただいた「イカ先生」こと富所さんチーム。 取材艇と同じ場所から出航という事もあり、出航準備段階からイカ釣りの極意を学ぶべく、密着取材させていただいた。

スタートフィッシングの時間に合わせ、まだ夜も明けきらない広島観音マリーナを出航し、一路江田島と宮島に挟まれた奈佐美瀬戸周辺のポイントに移動。

前日のポイント調査でも良い反応の有ったポイントだ。
日の出までが勝負と踏んでいた通り、日の出と時を同じくして待望のアオリイカをこの日のクルー有川さんが先にゲット。

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基本的にはイカ先生がスターン側で、有川さんがバウ側で、という釣りスタイルで、イカ先生のロッドさばきは上下だけでなく、左右にも大きくロッドをスイングするスタイルで、バーチカルのルアーアクションではあるが、ロッド操作は「流石」と言わせるダイナミックな動きだ。
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アオリイカ1本に狙いを絞り、大奈佐美島近辺で奮闘する「イカ先生チーム」

上下左右にロッドを自由に振り回せるのも、広い釣りスペースを誇り、かつ、高いスターンレールのお陰でスターンぎりぎりのポジションで安心してキャストできるSR-Xならではの特徴だ。ファーストゲットは有川さんに譲ったものの、その後立て続けて3匹をゲットする所は流石「イカ先生」の面目躍如。ちなみに、イカは泳いでいる間は「匹」水揚げすると「杯」干すと「枚」と数え方が変わるが、釣り上げた後も生簀で泳いでいるため「匹」で表現。

潮が上げ潮になる頃から活性が落ちた様子でアタリもサッパリの状態になってしまうが、この日の大会ではアオリイカの部で「イカ先生に挑戦」となっているため負ける訳にはいかない。

大奈佐美島周辺のポイントを移動しながら攻め続けるが、あまり目立った反応はなく、取材艇はイカ先生チームの居る大奈佐美島周辺で「鯛」狙いの福田オーナーチームの取材と並行して釣果を待つ事に。

福田オーナーの乗るチーム「TADAYAN」は廿日市をホームポートとするチームで、この周辺の海域はどちらかというと「アウェー」ゲレンデ。クルーを務めたマリンサポート廿日市のスタッフの方が事前に仕入れた情報で「鯛の大物が上がった」との事でこのポイントを選択。福田オーナーは操船はクルーにお任せで、バウ側での釣りに専念のご様子。

大柄の福田オーナーがバウの左右に移動しても殆ど揺れないSR-Xの安定感の良さが見てとれる。 魚探の反応を見ながらポイントを細かく調整し、鯛狙い1本に絞って粘り続けるが右の写真に写る「底引き網漁船」がポイント周辺で操業するなど、なかなか厳しい状況の中での戦いとなる。

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同じく大奈佐美島近辺でこちらは「鯛」1本に狙いを絞った「TADAYANチーム」

ロールコールで「太刀魚」の釣果が上がっている様子のため、もう1隻のSR-X「SnowRiverX-1」(藤岡オーナー)チームの取材に場所を移す事とし、広島湾での太刀魚のポイントとして有名は「大黒神島 石切り場」のポイントに向かう。

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大黒神島で太刀魚狙いの「SnowRiverX-1チーム」

チーム「SnowRiverX-1」の藤岡オーナーはご自身のブログでSR-Xでの釣行情報を積極的に発信している方で、SR-Xオーナーの中では有名人。

取材艇が到着すると「5分遅かった」の一声。なんと取材艇が到着する5分前には立て続けに2匹の太刀魚を上げたばかりの様で、まずはその証拠写真を取らせていただく。

取材艇が到着してからというもの、周辺に多数いる太刀魚狙いのボートにも殆どアタリが無い様子で、魚探の反応を見ながら周辺のポイントを探るも反応はなく、10:30に納竿し検量へ向かった。


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大黒神島を後にし、再度イカ先生チーム・TADAYANチームの取材に戻る途中には潜水艦の走行シーンにも出くわすおまけ付き。呉・江田島の海上自衛隊基地のある広島湾ならではの風景についついシャッターの数が増えてしまう。 検量会場の観音マリーナに戻ると、流石に参加チームは歴戦のつわもの揃いで、鯛・ハマチ(青物)・アオリイカの対象魚種以外にも鰆・アコウに鮫まで交る賑やかな様子。 参加38チーム・147名のボートゲームフィッシング大会最大の広島大会は晴天にも恵まれ、盛況の内に幕を下ろした。

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検量会場には大型の鯛・ハマチ・太刀魚が次々に持ち込まれる
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ボートゲームフィッシング入賞常連チームは流石に強く、アコウ・鯛・ハマチと今回の釣果もバッチリ
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イカ先生チームのアオリイカの釣果

特別ゲストとしてSR-Xに乗船していただいた「イカ先生」こと富所さん

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ご実家が釣り具店という環境に育ち、小さな頃から魚釣りに親しんでいた富所さん。次男のため実家を継ぐ事は断念し「自分で仕事を探しなさい」のご両親の教えで外科医の道に進む事に。
それでも釣りの道からは遠のく事がなく、毎日出勤前に2時間程釣りをしてから出勤するという釣りフリーク。 8年前頃、半日で250杯もイカを釣る様子をみた地元の漁師さんから「イカ先生」の名前を付けられ、それ以来様々な雑誌でも「イカ先生」の名前で登場し、釣り具メーカーのインストラクターも務める超多忙人。今回を含め、SR-Xには何度も乗っているとの事で、SR-Xの魅力についてお話をお伺いした。

波切り性能が良く、どてら流しにぴったり
「何と言っても波切り性能が良いですね。波を超える時に叩かない所が何と言っても最大の売りですね。私の場合、どてら流しと言って横流しをしながらの釣りが多いのですが、ボートの振れが少なく、とても釣り易いです。日頃は24フィートのボートを使っているのですが、SR-Xはそのボートと比べても釣り場サイズが大きく、特にバウ形状がスクエアなため、2名がバウに立てるというのが凄いですね。」
デザインも良く、小さいながらトイレが付くのも素晴らしい
「若い人にとってはボートのデザインも重要じゃないですか。遠くからみても直ぐにSR-Xだって分かるスタイリッシュなフォルムも特徴の1つですね。サイズが小さいながらもトイレは付くし、2シーターのドライバーシートは走行時にとても気分が良いシートに仕上がっていますし、とても釣りのし易い素晴らしいボートだと思います。」と上々の評価のコメントをいただいた。

本大会に参加されたSR-Xオーナーさんにも突撃取材-1SR-Xに関するご自身のブログでも活躍いただいている藤岡浩さん(47歳)

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はっきり言って一目ぼれ
「SR-Xを知ったきっかけは今年の正月に嫁さんと岡山に出かけた時に、ある販売店に展示してあるSR-Xを見て格好良いな、と思った所からです。」と語る藤岡さん。どうも最初の出会いは偶然だったようで、それまで所有していたF-22の買い替えという事は全く想像していなかったそうです。「忘れもしない1月4日に広島ベイマリーナさんに行って今回も同乗してくれた亀田専務に良くしていただき、すっかり嫁さんが気にいったみたいで、翌週に試乗したその場で衝動的に契約しました。」
嫁さんもお気に入り
「まずは、スタイリングが格好良いなで嫁さんが大絶賛で、試乗してみて、走破性の良さにびっくりし、全く買い換えるつもりがなかったF-22を買い換える事になってしまいました。F-22は結構叩く船だったので、SR-Xに変えてからというもの1メートル位の波で17ノットの巡航スピードで殆ど叩かないのにはビックリです。ポイントの上で停まって釣りをしたいのですが、アンカーを打つのは面倒なのでどうしても流し釣りの様な形になるのですが、前の船に比べて流れが強いというか流れ難いので凄く釣りが楽になりました。」
4名で楽に釣りが楽しめる
「F-22の時には3名で一杯だったのですが、このボートにしてからは4名でも楽勝で釣れるのも驚きです。」
保管パッケージも決め手でした
前の船は県営の係留施設で毎月15,000円程度だったのですが、保管パッケージだと揚降料など諸々をいれても14,000円強で、陸上保管になってコストは下がるというのも決めてでしたね。嫁さんも大変気にいって購入したのですが中々都合が合わず3回位しか嫁さんとは釣りに行っていませんが、都合が合わない分、自分一人で好きなように釣りに行けてラッキーな部分もありますが」とすっかりSR-Xの虜になってしまったご様子の藤岡さん。 是非とも今後共ブログ等で一人でも多くの方にSR-Xの魅力を発信していただきたい。

本大会に参加されたSR-Xオーナーさんにも突撃取材-2今回がボートゲームフィッシング大会初参加となった福田是さん(40歳)

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ボート免許を3年程前に取得し、お友達のボートで楽しんでいて、昨年(平成23年)4月にSRVを購入し念願のボートオーナーとなり釣りを楽しんでいたそうで、昨年11月にSR-Xに出会い、試乗したその日に即契約となった福田さん。 この日はボートゲームフィッシング初参戦という事で、また、廿日市をホームポートとしているため、ポイントもいつもの場所とは異なるアウェイ状態での参戦となったため、結果はボウズと残念な形となってしまったが、SR-Xについては大変お気に入りの様子で、そんなSR-Xの魅力についてお話をお伺いした。

凄く安定感のあるボート
「嫁さんと一緒に釣りに行くのですが、このボートはサイズは小さいながらもトイレが付くというのが大きな魅力でした。試乗してみて波切り性能が良いというか、波に全く叩かれる感じがせず、凄く安定感の有るボートだと思いました。」
燃費が半分に
「以前のSRVは2ストロークの90馬力だったのですが、SR-X(70馬力)にしてから燃費は半分位で済むのも魅力です。少し荒れると出れなかったのが、今は1.5メートル位波が有っても出られるというのも凄いですね。」
広い釣りスペース
「SRVも結構広いボートでしたが、このボートは3~4名でも余裕の釣りスペースがあり、サイズ以上に広い、という感じです。全体的にとても気にいっていて、このボートにして良かったなと思います。」と絶賛いただいた。
購入してから1年弱で既に40回以上も利用している、という福田さん。今後の抱負をお伺いすると、「何としても今回のリベンジで真鯛の大きなのを釣りたいですね。」との事。今後共、SR-Xのポテンシャルを最大限に生かしたゲームフィッシングを存分に楽しんでいただき、今回のリベンジが早い時期に達成できるように祈念したい。
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