ボートゲームフィッシング講習会in小樽
2011年9月25日小樽港マリーナにて開催された、ルアーフィッシング講座のイベントレポートです。
全国で開催されるボートゲームフィッシングが北海道で開催。ソフトルアーを用いたロックフィッシュゲームが盛んな北海道で、ボートフィッシングはどのように感じられるのだろうか?SR-Xチームも参加した小樽でのボートゲームフィッシングをレポート。
ポイントになったのは、小樽港マリーナからクルージングスピードで15分ほどの距離に位置する赤岩周辺。海岸線に沿う形で水深が10~15m前後のエリアを各艇に乗った参加者が、思い思いにルアーをキャストしていく。開始から15分ほどでファーストフィッシュをキャッチしたのは、講師の半田さん。SR-Xのバウデッキでアブラコとのやりとりを見せる姿に、他のボートに乗船していた参加者もヒートアップ。各艇では、各々がリフト&フォールやスイムといったルアーの基本的なアクションにトライし釣果の期待も高まる。そうした中で、またまたキーパーサイズを釣ったのは講師の半田さん。その様子を見ながら、多くの参加者がターゲットのイメージを思い描きロッドを振った。その直後こそ反応がなかったものの、15分、20分と経つうちに、各艇でフィッシュオンが始まる。その後、この日の潮止まりである13時を挟んで15時まで、いずれのボートにも釣果のある実釣演習となった。
また親子で参加した太田さんは「釣果が乏しくて残念。それ以外はタメになりましたね。こうしてあらめて教えてくれる機会は、そうそうないですからね。ボートフィッシングの楽しさと難しさが身に染みました。できれば次は爆釣といきたいですね」と新たなスタイルに意欲を見せた。
「潮の流れに合わせた釣果になりましたね。実釣の時間に潮止まりがあったので、その時間はぴたりと止まりましたが、全体的には短時間で50本近い釣果があったので、みなさんそれなりに手応えがあったと思います。特にボートでの釣りはある意味でポイント勝負みたいなところもありますので、事前に釣果情報を収集することが大切です。その点さえ踏まえておけば、岸壁より釣れる確率やサイズは確実にアップしますので、機会があれば今後もぜひ挑戦して欲しいですね」(半田さん)
マリンレジャーを発信する小樽港マリーナで開催され、多くの参加者が釣れるボートフィッシングに手応えを感じたボートゲームフィッシング講習会。「来年はボートゲームフィッシングとして、腕を競う醍醐味を大勢の参加者で楽しみたい」という感想が聞かれるほど、参加者にとっては内容の濃い一日となったようだ。
SR-Xに乗船した感想はいかがですか?
- 講師:半田義博さん
- 見た目は大きくないのですが、いざ釣りをするとキャストもスムーズ。バウのデッキはスクエアになっているので、3人分のスペースがありますし、キャノピーも抑えられているので、オーバーキャストでも邪魔に感じることはありませでした。体感では24フィートぐらいのスペースがあると思います。また走りも安定している。こうした港から近くで行うロックフィッシュにはぴったりのボートだと思います。
- 川口さんご夫婦
- 釣りやすい、乗りやすい。これがSR-Xの感想です。見た目は小さいので、釣りもしにくいかなと思いましたが、実際に家内と並んでバウで釣りをしましたけど、窮屈さや狭さは感じませんでしたね。バウデッキのスペースがスクエアになっているのが気に入りました。乗り心地も安定感があって、逆に、こうしたらといいという点がない。少人数での釣りが快適にできるボートだと思います。