ヤマハボート試乗会 inニューポート江戸川
6月23日・24日、東京都内有数のマリーナであるニューポート江戸川で開催されたイベントのレポートです。
6月23日(土)・24日(日)の両日、東京都内有数のマリーナであるニューポート江戸川にて、東京エリア初となるNYTROの試乗を初め、S-QUALO、YF-24、SC-30eⅡの4隻が一同に介した「ヤマハボート試乗会」が開催された。
会場となった「ニューポート江戸川」は、ヤマハボート免許教室会場、ボート免許国家試験会場、シースタイルホームマリーナの他に、自社クラブ艇を20数艇保有する「ニューポートマリンクラブ」のベース基地でもあり、都内のお客様は言うに及ばず、関東エリアを代表するマリンレジャー基地として広く知られている。
取材に訪れた日も、早朝から免許教習艇やマリンクラブ艇・シースタイル艇などの出航で賑わう中で次から次へと下架されていくボートと、桟橋に係留すると同時に出航していくシースタイル艇・マリンクラブ艇などの様子に感心することしきり・・
今回は、東京エリア初となるNYTROも試乗できるとあって、都心のお客様にとって待ちに待った試乗会である。
今回の試乗会は全て事前予約制で運営され、事前に来場されるお客様が分かっているという事もあり運営は極めてスムースである。
このニューポート江戸川の試乗会は、1回の試乗時間は約1時間とたっぷりの時間を使い、ちょっとしたショートクルーズ気分で試乗ができる。
マリーナを出航し江戸川を下っていき、左手に東京ディズニーリゾートを見ながら東京湾に出て、お台場やベイブリッジ、葛西臨海公園などの都会の風景を海側から眺めるという絶好のコースを走りながらの試乗会とあって、お子様連れで参加されるお客様の姿が目立つ。
ニューコンセプトボート「NYTRO」の試乗は東京エリアでは初、という事もあり、試乗に参加された方以外にも、ニューポート江戸川のマリンクラブの会員様やシースタイルの会員様なども興味深々のご様子。
係留されているNYTROを桟橋から眺めたり、デッキの上やキャビン内を隅々までチェックするなど、従来のキャビンボートとは一味違う「船外機スポーツランナバウトボート」に大きな関心が集まっていた。
試乗されたお客様は「スピード感が素晴らしい」「風を切る感覚が心地良い」などの感想を述べられ、大変好評の様子で、ニューポートマリンクラブもクラブ艇としての導入を決められるなど、東京湾でNYTROが行きかう姿が予想される。
ボートの使用目的の大半が「釣り」である中、この様な「走りを楽しむ」「クルージング・海水浴を楽しむ」などのお客様を開拓していく事が出来る新しいジャンルのボートとして、今後の動きが注目される。
世田谷から試乗に来られた谷川さんご一家
ボート免許は学生時代に取得したので、かれこれ免許歴としては15年ほどになります。
スキューバダイビングをしていたのでマリンスポーツには多少縁が有ったのですが、ボートで花火を見にいったりしたいな・・という感じでヤマハにボート免許を取りにいきました。
今日はホームページでこの試乗会を見つけて参加させてもらいましたが、とても楽しかったです。風が気持ち良いし、やっぱりボートって良いですね・・
ボートを購入するのは維持費や揚降料などの事を考えると中々難しいですが、実はシースタイルの事を知らなかったので借りて遊ぶ、という感覚が無かったのですが、そんな楽しみ方なら実現できるな、と思っています。
今までも横浜でショートクルーズなど、今回までに3回位ボートには乗せてもらったことがあるのですが、今日はディズニーシーを海から見る事ができて子供も喜んでくれました。シースタイルも含め今年のマリンプランを真剣に考えてみたいですね・・
今回の会場となったニューポート江戸川
試乗艇の係留してある桟橋の上流側(ニューポート江戸川は江戸川に面し、江戸川の河口には東京ディズニーリゾートがある)の上下架・給油用桟橋は朝の下架時、夕方の上架時には順番待ち状態の大忙し状態。 シースタイルやニューポート江戸川のマリンクラブのお客様も流石に慣れたもので、下架から出航までの時間はほんの1分程度で出航し、上架時には、桟橋に付いたと思ったら直ぐにクレーンで吊り上げて船台に次々に移していく様子はお見事の一言。 東京湾での釣り・クルージングだけでなく、スカイツリーや荒川ロックゲートなどを楽しむリバークルーズなどなど、都会のど真ん中にあるマリンレジャー基地として今後も様々な情報発信の中心として活躍されると思うので、要注目です。