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アーバンリゾートボートフェア

7月28日・29日、アーバンリゾート「西福岡マリーナ」で開催されたNYTRO試乗会のレポートです。

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7月28日(土)・29日(日)の両日、福岡市の市街地から車で30分で来れる、まさに都会の真ん中にある“アーバンリゾート”「西福岡マリーナ」で、九州初となるNYTROの試乗会が開催された。
試乗艇はNYTROの他にもAR-190・SR-Xも用意され、梅雨明けの猛暑日の中、熱心なスポーツテイストボートファンを集めた。

マリン関連の試乗会イベントは、毎年3月のジャパンインターナショナルボートショーで幕を開け、6月末までで終わるのが通例であったが、本年については「オープンクルージングボート」という新ジャンルのNYTROに合わせ、梅雨明けの7月下旬の試乗会開催を企画した。
初日の28日は受付開始の10時には既に気温30度を超え、最高気温は35度を越える猛暑日で、お客様の熱気が伝わるよりも早く周囲からの熱風の中、汗だくで試乗準備が行われていた。
今回のイベントの企画担当者である九州販売課の龍尾さんにお話をお伺いすると「九州エリアはどうしても釣りボート中心の試乗会・展示会が多くなってしまうのですが、今年はオープンクルージング&スポーツボートのラインアップも揃ったので、敢えてこの時期に、また、これらのボートだけに絞った試乗会を企画しました」との事で、福岡の都心部から近い「アーバンリゾート」と呼ぶに相応しい西福岡マリーナで初の試みを開催した。

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試乗艇としては、NYTROの他にもAR-190・SR-Xの計3艇が用意され、会場となった西福岡マリーナ内にあるマリンセンターマリノアではS-QUALOやSR-Xなどの展示もあり、「週末は海辺のボート(別荘)へ滞在」「都市に居ながらリゾート感覚を満喫」のキャッチフレーズ通りの、都会の雰囲気そのままの試乗会である。
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朝10時の受付開始と同時にDMを持参して試乗申し込みをされるお客様も居られ、オープンスポーツボートタイプへの関心度が伺われる。 来場されるお客様は、やはりスポーツタイプの車で来られる方が多く、都心のマリーナの風景としてとても良くマッチしている。「スポーティー」なライフスタイルの方に真夏に都心のマリーナでボートを楽しんでいただく、という企画は非常に面白い試みであり、今後も継続してもらいたいイベントである。

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試乗艇のNYTRO/AR-190共に全く日除け部分が無いため、お客様もスタッフも係留状態で乗り込んだ際には「暑い」の一言。しかも、白いデッキの照り返しで、「眩しい」のおまけ付き。 しかし、一旦もやいを解いて出航すると、その爽快な走りに皆さん大満足のご様子。

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福岡の臨海都市の高層マンションやヤフードームなどを背景に爽快に走るNYTROの姿は、大都市ならではのボートの楽しみ方としてとても絵になる風景である。 この日は夏休みに入った最初の週末、しかも梅雨明けの快晴とくれば、家族で海・島に出掛けるというお客様も多く、能古島へ渡るフェリーは終日ご覧の通りの鈴なり状態。 フェリーの横を颯爽と駆け抜けるNYTROの格好良さにカメラを向ける方も・・ オープンタイプボートはやはり都会の風景が良く似合う。

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試乗会終了後、運営スタッフの方に感想を聞くと「この時期に試乗会を開催するのはやはり暑さが厳しいですが、お客様はこの時期にこのようなタイプのボートを楽しまれるのですから、それに合わせた試乗というのは必要ですね」「釣り以外のお客様に絞った今回の様な企画は今後も是非継続していきたいですね」との事で、九州最大の都市「福岡」で毎年恒例のイベントとして定着することを願いたいところである。ボートの爽快感としての「風を切る」「太陽を一杯に浴びて走る」などの感覚を久しぶりに呼び起こされた試乗会であった。

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