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BIWAKO OPEN 2016 第3戦 ジャッカル・ヤマハカップ

6月26日 琵琶湖で開催された「BIWAKO OPEN 2016 第3戦 ジャッカル・ヤマハカップ」をレポートします。

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BIWAKO OPENとは?

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河口湖・霞ヶ浦に並ぶ「ブラックバス」釣りのメッカ琵琶湖で2003年から開始された「ブラックバス釣り大会」で、年間5戦の合計ポイントで競う大会。
マイボートだけでなく、レンタルボートでも参加できるとあって、参加艇数は約160艇、参加人数は約300名というバス釣り大会の中でも最大クラスのイベントです。
今回は、琵琶湖のバスプロガイドをされている「河畑文哉さん」が昨年末にご購入された「スキーターFX LTD21」にヤマハ船外機「VMAX275」を搭載したボートで「BIWAKO OPEN第3戦ジャッカル・ヤマハカップ」に参戦された様子をレポートします。

この日は、梅雨時期にもかかわらず、時折晴れ間も覗く絶好の釣り日和となり、282名参加の大会となりました。

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07:15から、参加者はそれぞれの出航マリーナで行われる「艇長会議」で当日の諸注意や大会ルールなどの説明を聞き、07:30のスタートフィッシング(釣り始めの時間ではなく、出航時間で決められている)に備えルアーやタックルのチェックに余念がありません。

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時計の針が07:30を指すと同時に、参加各艇がポイントを目指し一斉にスタートします。
ポイントに一番乗りするために各オーナーは最高のボート・エンジンに多額の金額を投資する訳ですが、VMAX275を搭載したスキーターは何と最高速120Km/hをたたき出す琵琶湖内のバスボートの中でも最高峰のボート!!
我々取材チームの乗るカメラ艇・24シエスタF150をあっと言う間に抜き去り見る見る小さくなっていきます。

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この日、河畑さんが選択したポイントは大津プリンスホテル前のポイント。
「お客様と行き、良く釣れているポイントなので」という事で、常連のお客様である「馬場崎さん」と大津プリンスホテル前でキャストを続けます。 08:00に、「もう少し水通しの良い場所」を狙い、少し東側のポイントに移動。
08:10この日のファーストヒットがあるものの、キープサイズ(30センチ以上)ぎりぎりの小ぶりなサイズでちょっとがっかり・・

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「もう少しシャロー(浅い)を狙おうかと思ったのですが、それだとギャンブルになり2人共ボウズ、というリスクもあるので手堅い場所を選んだ」そうですが、サイズが思いのほか出ない(大きいのが釣れない)ため、大津プリンスホテル前のポイントを諦め浜大津沖のポイントに移動します。

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浜大津沖のポイントでは、同乗の馬場崎さんもヒットが続くものの、サイズ的には今一つ。
学連のヨットレースのコース内でのバス釣りというのも琵琶湖ならではの風景です。

「琵琶湖も温暖化の影響からかウィード(藻)の様子が随分変わってきていて」との事で、昨日釣れたポイントが今日は全く駄目という事も・・

この日の河畑さんの戦略としては、「まずは手堅く3本をキープし、ギャンブルは後回しで」でしたが、サイズが伸び悩み苦戦のご様子。

年間200日もガイドでお客様と琵琶湖に出る琵琶湖の達人でも、この日の天候(薄曇り→晴れ間→曇りで風も時折ブローが入る)は難しかった様です。

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「バスフィッシングは、ウィードの形状、ボディーウォーター(琵琶湖に入ってくる川からの水)の様子、天候、ベイト(ブラックバスの餌となる小魚)の様子、ルアー選択、ルアーアクション、これらが全て揃わないと釣れない難しさ、奥の深さを持つ」と河畑さんがおっしゃる様に、様々な条件を全てクリアした者だけが勝者になれる競技・スポーツです。

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BIWAKO OPEN第3戦「ジャッカル・ヤマハカップ」を制したのは、北湖西岸を攻め、2.5Kgオーバーを2本、2kgオーバーを1本と良型を3本揃えた長谷川章太選手。
残念ながら河畑さんは1,850gの68位、同乗の馬場崎さんは2,500gで42位と不本意な成績となってしまいましたが、これもバスフィッシングの奥の深さ・楽しさでしょう。

「手堅く」が裏目となる結果となってしまいましたが、昨年末に買い替えたVMAX275+スキーターFX LTDには大満足のご様子でした。

「アイドリングがスムースでパワフル・軽量ですし、排気も全く臭わないですね。加速も2ストロークエンジンに全くひけを取らないですし、最高のエンジンですよ」のコメントをいただきましたが、これからもこのボートで琵琶湖バスフィッシングの魅力を更に多くの方に広げていただける河畑さんの活躍に大いに期待です。

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13:00の帰着締切に合わせ参加各艇は大会本部会場である「アークロイヤルボートクラブ」に続々と集まり、13:40から閉会式・表彰式・大抽選会がスタートしました。
本大会のメインスポンサーを務めたヤマハ発動機からは参加賞のタオルが全員に配られ、スポンサーテントに展示したVMAX185に参加選手の多くが興味を示していました。
また、運営スタッフは全員VMAXのTシャツを着用し、帰着受付・検量・表彰式・抽選会の進行を行っていました。

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この日も数多くのVMAXエンジンユーザーの方々とお会いする事が出来ました。
まだまだ国内ではバス市場でのシェアは低いものの、バストーナメントの本場アメリカで数々の戦歴を上げている「バス専用モデル4ストロークエンジン・VMAX」が国内でも本格的な拡大を予感させる一日でもありました。

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