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BIWAKO OPEN 2017 第2戦 ジャッカル・ヤマハカップ

琵琶湖最大規模のブラックバス釣り大会「BIWAKO OPEN 2017 第2戦 ジャッカル・ヤマハカップ」をレポートします。

BIWAKO OPENとは?

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2003年から開始された琵琶湖最大規模のブラックバス釣り大会で、プロ・アマ、マイボート・レンタル艇を問わず参加できる大会です。
年間4~5戦の合計ポイントで競い、各大会は釣り具メーカーとエンジンメーカーが冠スポンサーとなり、ヤマハは昨年に引き続き2017年度の第2戦の冠スポンサーを務めました。
毎回数多くの参加者が集まる大会で、この第2戦では天候にも恵まれ、160艇・288名の参加がありました。
今回の大会には、スキーター&ヤマハ販売店のVITALSPIRITスタッフでもある太田垣達也さん所有の「スキーターZX250 VMAX275」に「みっちい」「島田細香」さん2名の「釣りガール」が同乗し「YAMAHA VITALチーム」として参加しました。

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「みっちい」と「島田さん」のお二人は全国各地の釣り場で様々な魚を釣り上げてきましたが、実はブラックバス釣りはほぼ初心者。
もちろんバス釣りの大会に参加するのは初めてで、出艇申告・艇長会議も初めての経験の為、若干緊張した様子で、この日に乗せていただくボートのオーナー太田垣さんから仕掛けの説明を受ける際には、リールをさかさまに着ける失敗をするなど見ているこちらがハラハラする程でした。

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7:30のスタートフィッシング(釣り始めの時間ではなく、BIWAKO OPENでは各マリーナからの出航時間で決められている)と同時に参加各艇は一斉にマリーナを飛び出してポイントを目指します。
スキーターZX250 VMAX275は高速を誇るバスボートの中でも最高峰のボートで、最高速は実に120Km/hを超える程の最強マシーン。

一足先に出発した我々取材チームの乗るカメラ艇・24シエスタF150を一瞬で抜き去り、見る見る小さくなっていきます。

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太田垣オーナーの選んだポイントは、南湖西岸の観測塔周辺~大津前までの水深4メートルまでのフラット水域。
「釣りガール」とは言うもののバス釣り初心者の二人は、太田垣さんの指導を受けながらの見よう見まねの琵琶湖バス釣り修行中の様相のまま無情にも時間だけが過ぎていきます。

時折アタリは有るものの、中々フッキングできない状態が続き、2時間程経過した10時前にポイントを北湖に変更する事にしました。

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中々釣果が上がらず重苦しい雰囲気の中、琵琶湖大橋の北東ポイントでアタリを待ちます。

しかし、このポイントでも中々アタリは来ません。

2人共バス釣り初心者という事もあり、この日の狙いはウィード(水草)の上にワームを置いて食いつきを待つ、という釣り方の為、ルアーを巻くアクションも少なく、見せ場の無いシーンに早朝5時からスタンバイしている取材チームも眠気の限界。
交代で仮眠をしながらの取材が続きます。

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ストップフィッシングまで1時間となった11時前に、再び南湖に場所を移しての再チャレンジです。
ポイントを移して約10分、ついに島田さんの竿が大きく撓り、待望のブラックバスがゲットできました。
島田さんにとっては生まれて初めてのブラックバスとあって、感激のあまりほほを伝うものが・・・

ブラックバスの顔を見た事で全員大ハッスル。取材チームも力が入ります。

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1匹目に続いて2匹目をゲットしたのも島田さん。みっちいに焦りの色が見えたものの、島田さんの2匹目ゲットの10分後にはみっちいにもようやく待望のヒット。
残り時間は1時間を切ったものの、次々にヒットが続く状態に大盛り上がりです。

島田さんは日頃は磯でのグレ釣りを得意にしている釣りガールで、バス釣りそのものも今回が2回目。
しかし流石に「釣りガール」と言うだけあって「コツ」を掴んだ後は立て続けにブラックバスをゲット。
3匹の合計重量で競う大会の為小さ目の1匹をリリースして検量に臨みました。

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みっちいも2Kgサイズを釣り上げるものの、この日は参加288名の8割程が検量に来るという非常に釣果の多い日で、50位の選手が4,390g(3匹)という高レベルな戦いとなったため島田さんが86位、みっちいが120位と言う成績でした。
優勝は8,380gを釣り上げた二之宮友亜選手。
入賞こそ逃したものの、バスフィッシングの魅力にすっかりはまった2人は、「明日からはバス釣りガールって言おうか」と、ご機嫌の様子。

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参加者の多さ、釣果の多さに加え、BIWAKO OPENのもう一つの魅力は「賞品の多さ」で、電化製品・ロッドなどの他、お米・近江牛など参加者全員に行きわたる程の数が用意されています。

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冠スポンサーを務めたヤマハでは、テントブースを設営し、2017年ニューモデル船外機“VMAX125”・i-Pilot・航海計器などの展示を行い、沢山の方で盛り上がっていました。

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みっちいと島田さんのお二人は表彰式での挨拶、プレゼンテーターを務め、男性中心の大会に華を添え、天候・釣果にも恵まれた2017BIWAKO OPEN第2戦ジャッカル・ヤマハカップは大盛り上がりで幕を閉じました。

VMAXオーナーインタビューこの日、みっちいと島田さんを乗せていただいた「スキーターZX250+VMAX275」オーナーの太田垣達也さんにバスフィッシングの魅力、VMAXエンジンの魅力などについてお話をお聞きしました。

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僕が初めて琵琶湖のバスフィッシングに連れて来てもらったのは4歳の時ですので、バス歴としては20年になります。

今回使ったスキーターZX250は今年4月に進水したばかりですが、実は同じ艇ばかりをモデルチェンジの度に乗り換えており、この艇で5艇目になります。

バスボートは走行性・操縦性・安定性などが求められますが、中々全てが100%というボートは無いんですね。
スキーター&VMAXボートは総合的にNo1だと思います。
スキーターはヤマハ発動機の関係会社だけあって、エンジンとのマッチングは最高ですし、バスフィッシングにおいて最良のボートではないでしょうか?

今はスキーターボートの日本総代理店のバイタルスピリットに勤めていますが、実は、小学生の頃から当時の社長さんに「大人になったらこの会社で働かせて欲しい」と言っていたほど、バスボートが好きなんですね。
バス釣りの好きな人は1年中琵琶湖に出ていますが、僕の場合は、釣りそのものよりも「ボート」が好きなので、寒い時期や天気が悪い日には琵琶湖にでない、という感じです。
バスボートに乗って、皆でワイワイしながら楽しむのが好きなので、今日はとても楽しい一日でした。
なにより、釣りガールのお二人が楽しんでくれたのが良かったですね。

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