本文へ進みます

RiDE

ヤマハ ウェーブランナーの機構RiDE(ライド)についてご覧いただけます。

あなたのPWCライフに安心感と楽しさを!

PWCの「走る」「曲がる」「減速する」「後進する」を直感的な操作でコントロールすることを実現した「RiDE(ライド)」のご紹介です。
急減速時も安定感のある走り、ストレスのないその操作性は、クルーズに安心感と楽しさをもたらします。

Vehicle Dynamics Control

「RiDE(ライド)」では、 “右レバーは前進”、“左レバーは後進”とそれぞれのレバーに機能を独立させました。
これによりハンドルを持ったまま左レバーの操作ワンアクションで後進が可能になりました。
また、前進中でも左レバーを操作することで“減速”が可能になり、安定した姿勢を保ちながら、高い減速性能を発揮します。

走る

エンジンスタート後、ニュートラル状態から右レバー操作で、スムースに前進。

曲がる

右レバーのスロットル操作とステアリング操作で旋回。更に左レバー操作により減速をしている最中でもステアリング操作で旋回が可能。

減速する

これまでどおり右レバーを離して減速。加えて、左レバーを操作するだけで、安定した減速のコントロールを実現!

後進する

ハンドルから手を放すことなく、左レバーのみの簡単操作で後進。

⚠ Attention
PWC操船時は、早めに行動を起こし衝突防止に努めてください。RiDEは危険回避のためのブレーキ装置ではありません。

特徴

「進みたい・曲がりたい・減速したい・バックしたい」ライダーの「したい」が全てハンドル周りで。

「RiDE」 では走行に関する操作をハンドル周りに集約。レバーとステアリングで基本操作を行うことが出来るよう設計されています。
また、操船に焦点を当てた楽しいライディングを追求し、直感的な操作と使いやすさを提供します。

  1. 1

    ECU(Engine control unit)

    「EG回転数」「レバー入力」から適切なリバースゲート作動タイミングを指示

  2. 2

    SCU(Shift control unit)

    ECUからの信号を受けて、リバースゲートを上下動させるアクチュエーターを制御

  3. 3

    リバースゲート作動

    噴流の向きを変えます

快適なライディングを実現する、減速機能

RiDEでは、前進中、後ろ向きに放出されている噴流を、リバースゲートに当てて前方に向きを変えることによって減速します。その噴流は「左右横方向」に分けて前方へ放出されます。

開発中には、上下縦方向に噴流を放出するアイデアもありましたが、それでは安定感のある減速が困難でした。
これを解決する方法として、左右横方向への噴流放出を選択しました。

安定感のある減速を実現する技術

左右横方向への噴流は、船体を重心まわりに回転させる力の発生が小さいため、穏やかな挙動に抑えることができます。この減速時の安定した姿勢は、安心感をもたらします。
一方、上下縦方向に分けて前方へ放出した場合、重心まわりに回転させる力が大きくなり、バウが下がる「ノーズダイブ」が発生しやすくなります。

横方向の噴流の場合

減速時の噴流のベクトルと船体重心の距離が小さいため、重心まわりのモーメントが小さい。このため、船体の姿勢変化が少なく、安定した姿勢を維持しやすい。

縦方向の噴流の場合

減速時の噴流のベクトルと船体重心の距離が大きいため、重心廻りのモーメントが大きい。このため、船尾(スタン)が持ち上げられる挙動が起こり、これがノーズダイブを引き起こす。

減速中の旋回操作を可能にする技術

横方向への噴流では、ステアリング操作によりジェットノズルの向きを変えることで、左右への噴流に差が出ます。この左右差が、減速中の旋回を実現しています。縦方向への噴流では、旋回のための噴流の調整が困難です。

リバースゲートの形状を最適化することで、ステアリング操作で、噴流の左右差を調整することができ、減速中でも旋回が可能となります。

⚠ Attention
PWC操船時は、早めに行動を起こし衝突防止に努めてください。RiDEは危険回避のためのブレーキ装置ではありません。

RiDE搭載モデル

ページ
先頭へ