超高効率デュアルレーンモジュラー YRM20DL 概要
「フルデュアルレーンライン」で「同じ面積で出来高2倍」を実現する「量」「質」「工数低減」にこだわり抜いたデュアルレーン表面実装機
「フルデュアルレーンライン」で「同じ面積で出来高2倍」を実現する「量」「質」「工数低減」にこだわり抜いたデュアルレーン表面実装機
- 1ヘッドソリューションによる幅広い生産対応力
- 変種変量生産への高効率生産ソリューション
- 高精度実装と極小部品安定生産
- 高効率生産を実現する豊富な機能群
機能・特長
2ビーム2ヘッドデュアルレーンで120,000CPHを実現
ヘッド交換不要で0201mm~大型部品まで対応
最大W330m基板 デュアルレーン搬送
高精度±15um・低衝撃実装
こんな生産現場に最適
限られた面積の中で最高のライン生産出来高を
実現したいお客様へ
リフロー炉・印刷機などとあわせて「フルデュアルレーンライン」を構成し同じ面積で出来高2倍を実現するヤマハ独自の機能群で「量」「質」「工数低減」を高効率に実現
超高速ロータリー型ヘッドと高速汎用インライン型ヘッドの組み合わせによる高効率部品対応力
- RMヘッド：チップ高速性と、□12x12mm、高さ6.5mmまでの中型部品への汎用性を両立させた新開発ヘッド。
- HMヘッド：成熟の10本インラインヘッド＋スキャンカメラで、高速性と大型部品までの汎用性を実現。
- FMヘッド：大型・背高部品に対応可能な異形ヘッドながら、5ノズル装備可能。荷重制御機構も保有し、圧入部品の対応もOK。
様々なデュアルレーン実装形態に高効率で対応
- 並行実装：2つのレーンで異品種を生産（同一品種も可）。使用部品種が少ない基板、生産能力をできる限り高めたい場面に。
- 交互実装：2つのレーンで同一基板を生産。使用部品種が多い基板、サイクルタイムが短い基板に。
- ハイブリッド実装：同一ラインで並行実装と交互実装を組合せることで、必要なフィーダースロット数を確保しつつ、生産性を最大化することが可能。
高品質実装を実現する様々な機能群
- オートローディングフィーダー：独自のセンターオープン方式を採用し、吸着率の向上を実現。
- 吸着姿勢を横から撮像監視し、部品落下・立ち吸着・裏返り等の不良を検出するサイドビューカメラ機能。
- 基板高さ測定を用いた搭載高さ制御により、装着面、部品底面の相対高さを制御。低静荷重ノズルとの組み合わせで極小部品への負荷を軽減。
- ITオプション段取りベリファイで部品段取り・補給時のバーコード照合により品質を担保。部品消費期限管理・ランク管理も対応可能。
- ITオプショントレーサビリティ機能で部品照合時のID情報を活用し、不良ロットの範囲を特定可能。
- All Image Tracer Plusで部品認識時画像を保存し、不良発生時の要因分析に利活用可能。サイドビュー画像も保存可能。
- ダッシュボード活用で稼働率や実装品質を分析し、生産性や品質の向上を⽀援。YSi-VやAITと連動した「N点照合機能」で不良要因の特定迅速化に寄与。
省工数でのオペレーションが可能な様々な機能群
- オートローディングフィーダーでオペレートのスキルレス化＋プリセットによる省人化。
- ZSRフィーダー：軽量なシングルフィーダーで、リールを付けた状態で片手で持ち運び可能のため、リールセット作業の外段取化が可能。オペレータ作業負荷を低減。
- ITオプション残数カウンタ：部品切れの予告機能により、マシン停止前に補給部品準備～スプライシング対応が可能。
- 自動段取り：次ロット基板到着時に順次行う「引継ぎ段取り」にて、多連結ライン構成での機種切替ダウンタイム低減＆段取りミスを防止。バックアップピン段取りも自動化可能。
- ダッシュボード・All Image Tracer Plusで現象確認・原因究明・対策立案工数が大幅低減。
予知予防保全・マシン内での自動メンテナンスを実現する機能群
- メンテナンス工数が少なくて楽なヤマハヘッドメンテナンスレスソリューション。
- マシン内でノズル・シャフトの定期自動清掃 シャフトブロー / サイドブロー。
- ノズルID管理にて、積算ショット数に即したメンテナンス最適化が可能。ANCホルダー一括着脱～洗浄機へのセットでの洗浄によりノズルメンテナンスが楽。
- ノズルヘルスケア・フィーダーメンテナンス警告にて自己診断、自己復旧機能が可能。ノズルやフィーダーの正常な状態を継続させ、高品質な生産を継続。
- ダッシュボード活用で状態が悪くなる前にメンテナンスアラート。
