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女性限定2級ボート免許取得コースレポート

ボート免許2級レギュラーの女性限定コースの受講レポートをお届けします。

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新しく始まったボート免許女性限定コース、第1回目は2名の受講生に参加していただきました。
今回はその様子を、女性限定コースのおすすめポイントも交えながらレポートします!

このボート免許取得コースは、女性同士で和気あいあいと、楽しく受講していただくために開設したコースです。女性のインストラクターが実技指導を担当し、なんでも質問できる雰囲気の中、多くの女性が戸惑うところを集中的にフォローします。
とくに「不安があって、あと一歩が踏み出せない」という女性の方にオススメです。
しかも海辺のレストランでのランチ付きなので、食事をしながらインストラクターに分からないところもしっかり質問できますよ。
※こちらの内容は第一回開催の様子です。現在開催している内容とは、一部異なります。

1日目 学科講習

2014年12月 まずは免許取得への第一歩、学科講習からスタートしました。

今回の受講者は2名、横浜在住の足立かずみさん(中央)と東京在住の渡辺まりかさん(左)です。

足立さんは、釣り好きの友達3家族で手漕ぎボートの釣りを楽しんでいたのですが、3家族みんなで海に出られるような船を所有しようということになり、ボート免許取得を決心したそうです。
渡辺さんは、仕事仲間に誘われて船に乗せてもらうようになり、友人の『どうせなら、ボート免許とっちゃいなよ!』という一言で気持ちが高まり、“私でも免許取れるの!?”から“ボート免許取るぞ!!”と気持ちが変化したそうです。
今回のインストラクターの松岡ゆう子さん(右)は航海士の免許も所有し、以前は貨物船や大型タンカーにも乗っていたという経歴の持ち主です。

学科講習では、海上での交通ルールや船の仕組み・特性、運航方法などを学びます。初めて聞く専門用語に戸惑いながらも、生徒のお二人は真剣な表情で教材にメモをとります。女性限定コースでは、特に女性が難しいと感じる分野を、重点的かつ丁寧に教えてもらえるので安心です。
例えば、多くの方が悩む機関(エンジンの話)では、通常の講習よりも時間を掛けるなど、その時の受講生に合わせて説明します。

2日目 実技講習

その翌週には、同じく横浜ベイサイドマリーナにて実技講習が行われました。

Schedule

9:00
集合 受付
9:30
オリエンテーション
10:00
乗船前チェック、始動点検
11:00
操船練習
12:30
帰港 ランチ
13:30
操船練習
16:00
ロープワーク 講習内容のおさらい 質疑応答

当日、実技会場の横浜ベイサイドマリーナの空は青く澄みわたり、絶好の講習日和となりました。9:30からのオリエンテーションでは、ライフジャケットの使い方から説明が始まりました。

はじめての「女性限定コース」開催を記念して講習に使用するライフジャケットをプレゼント。参加のお二人も大喜び

桟橋にて実技講習のはじまりです。まずは「船体各部の名称」「備品の確認」「出航前の点検」「エンジンの点検」「設備の点検」などです。女性限定とはいえ、テキストや講習内容は一般の講習と同じです。しかし船の構造やエンジンルームの点検など女性には難しいと思われるところは重点的に講習します。

女性の苦手としているエンジンルームの点検方法なども丁寧に説明
桟橋にて点検の講習を終えて出航

1時間の始動前点検の後は操船です。はじめて操船するお二人は緊張ぎみ。船はインストラクターの舵取りで、途中学科で勉強した標識を確認しながら教習海面まで進めます。教習海面では、一人ずつ交代での操船練習です。
「どんなときも安全確認を忘れずに!最初は大げさなくらい前後左右を確認するくせをつけましょう」
最初は1,000回転くらいで目標を定めて直進。その後、スピードアップを図る為2,600~3,000回転くらいまで上げます。
お二人とも「わあ~~~、気持ちいい!!」「楽しい~~」と自分でステアリングを握る楽しさや風をきって走る爽快さを感じていました。一通りスピードに慣れると、いよいよ実技試験を意識した操船練習に入ります。

和やかな雰囲気の中にも、一つひとつ確実に操船する為に真剣な眼差しで臨む
船内でもテキストに基づき、実際にインストラクターが手本を示す。その後、受講者がトライ
蛇行の練習では、スラローム感覚を楽しむ余裕も

直線の次は「変針」「蛇行」「後進」と、操船の難度が上がっていきます。ちょっとしたコツを教わることで、最初にできなかったことも次は成功。ここでも「教習艇なの!?」と思うほどのなごやかな雰囲気で、一喜一憂しながら講習は進みます。 午前中の最後は「人命救助」です。「落水者から目を離してはいけません」命に関わる講習なので真剣さが一段と増してきます。渡辺さんは2回とも成功、足立さんは2回続けて失敗し、すっかり落ち込んでしまいました。ここは女性同士、励ましあい気を取り直して3度目の正直。あわてずに大きく回り込んで、無事に救命ブイをキャッチ!!先生も思わず拍手です。午前中の部はここで終了。

3度目の正直でブイをキャッチして喜ぶ足立さん。少人数なので、失敗してもやり直しできて自信がついたといいます
ランチタイムでのインストラクターの松岡さん(左)、午前講習のアドバイスを食事しながら丁寧に伝える

ランチは海辺のレストランで午前中の講習を振り返りながら。「講習中でもランチタイムでも分からないことは何でも聞いてください」とインストラクターの松岡さん。質問あり海での遊び方あり、女性同士すっかり打ち解けて、情報交換などが始まります。

ランチタイムの1時間では足りないおしゃべりに終止符をうち、いざ午後の部へ。
お昼を挟んでの操船は驚くほどの進歩です。途中でインストラクターから行き会い船の航法などを、質問されましたが、どの質問にもしかっかりと答える姿は、お二人ともお見事でした。学科の講習がキチンと頭に入っている証拠ですね。

つぎは「離岸」「着岸」です。最初に「着岸」で右岸と左岸の両方の練習です。この日は風の影響で右岸着岸が難しく、何度も失敗しましたが、何回か繰り返してコツを掴んだようです。「離岸」では前進離岸と後進離岸とケースバイケースで判断できるようにやってみました。

離岸着岸は右岸と左岸と両方練習。離岸は前進離岸と後進離岸とケースバイケースで判断できるようにと時間をかけて講習
コンパスを見る訓練は夕暮れせまる中で。あまりに丁寧な講習で時間もオーバー

あっという間に日が沈む時間になってしまいました。夕暮れの中で、コンパスの見方の練習。そして最後に、ロープワークです。
「7つの結び方をしっかりと覚えてください。ロープワークは1回では覚えきれないかもしれません。家に帰って動画サイトなどを見ながら学習できますので、じっくり練習してください」とアドバイス。この後も試験に備えての質疑応答や、試験対策などのアドバイスをミーティング形式で行いました。

ロープワークは7つの結び方を練習。
一回では覚えきれないので、家での復習が大切

実技講習を終えてのご感想

足立かずみさん

できないところを繰り返し練習させてもらい手取り足取りという指導がとても良かったです。女性で同じことに興味がある人と講習に参加するのは、色々な話を聞かせてもらえていいですね。海や船に対しての夢がどんどん広がっていきます。女性だけの企画Sea-Style Gも参加して、刺激を受けたいですね。試験まであと1週間追い込みます。

渡辺まりかさん

教習とは思えないほど楽しかったです。はじめてのことをするときに萎縮してしまうことが多いのですが、学科も実技も先生達が笑顔で教えてくださったので、内容がすんなりと入ってきました。このように緊張しないでできたのは、女性限定ならではなのかなと思います。免許取得したらリバークルージングや東京湾のクルージングをしてみたいです。

松岡ゆう子インストラクター

お二人とも午前中とは別人のような進歩です。試験の時は、安全確認を確実にやって次の動作に移ることを忘れずに。
ボート免許取得したら、釣りやクルージングなど色々チャレンジしてみてください。またSea-Style Gにも参加して女性同士で楽しんでくださいね。

※女性限定イベント「Sea-StyleG」とは、ヤマハマリンクラブシースタイルの女性限定企画です。「女性限定2級ボート免許取得コース」で免許を取得された場合、1回無料ご招待いたします。

合格発表

12月25日(木)、ドキドキの合格発表の日です。結果は、見事お二人とも合格!おめでとうございます!
最後に、合格をされたお二人の感想をご紹介します。

足立さん
試験前日の夜から楽しみと緊張を感じながら眠りました。この緊張した気分は学生時代を思い出し、何やら気分は若返りました。
ボートに乗れば、いつもの生活から離れる。海から見える景色は今までと違って見え、人生の見方まで変わるように思います。
大きな海に出たら、全てがちっちゃな事。Bon voyage!

渡辺さん
「小型とはいえ船でしょ?無理無理!」と思っていたのに、いつの間にか免許を取得。
講習ではポイント以外も教えてもらえ、知識が身につきました。女性限定だったから緊張せずに済んだおかげかも?
これから操船できるかと思うと楽しみです!

あなたも足立さん、渡辺さんのようにボート免許取得にチャレンジしてみませんか?

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